第32話 聖騎士 vs 勇者 ④(絶対勇者包囲領域)
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☆《状態異常耐性付与アクセサリ》☆
形状は指輪、腕輪、ネックレスなどの様々なものがある。
レアアイテムであり、非常に高価な物であるがマディソン宰相がその権力を以ってして、短期間で大量に掻き集めた。
権力と財力はやはり強し。
玉座の間に集められた人員のおよそほとんど(竜宮院王子除く)が、事前に渡されて装備している。また偽物が多いことで有名なアイテムであるが、全て本物であることも確認されている。
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☆《多重清浄結界》☆
悪しき者の魔力や膂力といったあらゆる能力を減少させる清浄結界を、六重に重ね掛けしたもの。
発動には、優れた光魔法の遣い手が必要であり、六重ともなると、大司教クラス以上の術者が少なくとも六人はいると考えられる。
今回用いられた、城を覆い尽くすほどのこの結界は、ギルバート枢機卿によって集められたメンバーの中で、有能とされる大司教四名と、枢機卿二名によって張られたものである。
また、現在王の間において、本結界の『悪しき心を持つ者』の対象として反応している者が存在する。
[対象者→竜宮院王子]
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☆《神気結界》☆
神気によって構成された結界の変形版。
遣い手であるセナやオーミの許可なき者は、それが例え世界最高の戦士だろうが魔法使いだろうが、結界内から外に出ることは不可能である。また内部で発生した能力が外に漏れることもない。
結界内で遣い手によって指定された人物の能力が大幅にダウンする。
[対象者→竜宮院王子]
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☆《
クロア・テゾーロ謹製の指輪。一定距離内に存在する対象人物の所持するアイテムが効果を発揮するのを妨げるアイテム。
常時発動ではなく、何らかの定められたトリガーが必要となる。今回は、クロア自身の指を鳴らす音に反応し、起動するように調整されていた。
名前は、自らを呪いから解放してくれた聖騎士への感謝の気持ちに由来する。
[対象者→竜宮院王子]
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☆《破邪結界》☆
聖女ミカによる結界の一種。
結界内の対象は大幅に能力を削がれる。
また対象が悪しき存在である場合、その効果はさらに大きいものとなる。
強力な結界であるが故に使用難易度が非常に高く、消費魔力も莫大なものとなる。加えて、玉座の間という広大な空間を覆うほどの《破邪結界》などという芸当が可能な人物は聖女ミカをおいて他にはいないだろう。
[対象者→竜宮院王子]
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☆《
体内に存在する魔力を、魔法に変換せず魔力のまま体外へと放出したもの。
アンジェリカは体外に放出した魔力を操作し、魔法を発現させることで極度に小さい魔力放出孔に限定されることなく、擬似的な上級魔法を使用することを可能とした。
またこの技術によって、アンジェリカのオリジナル魔法である《
今現在も、玉座の間全域に極低濃度にアンジェリカの《
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☆双剣
オルフェリア・ヴェリテの愛用している双剣。
元々、彼女の出身国の国宝であったが、その絶対的な才能と功績を国王に認められ授けられた。
双剣は《陽》を司る《陽剣白天》、《陰》を司る《陰剣黒渦》の二本から成る。
特に《陽剣白天》は悪霊、悪鬼、悪魔、などの"魔を持つ者"や"魔そのもの"に対し強烈な特効性能を持つ。
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☆《status ailments forbidden zone》☆
枢機卿ギルバートの能力によって発生した空間。
現在は、玉座の間全域がこの空間となっており、この空間内ではギルバートより選ばれし者は、全ての状態異常から護られる。
ただし、守護の対象が増えるほど使用者の負担は加速度的に増加する。
[対象者→玉座の間にいる竜宮院王子を除く全ての者]
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☆《
教皇オデッテセイによって玉座の間に設置された対呪術術式。
対処困難とされる
この術式はあらゆる呪いに反応し、即座に術者に何倍もの威力の呪いを飛ばす。
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☆《
クラーテル教所属でかつてコールという名であった男が、聖女ミカのために馳せ参じ、発動させた特殊結界。
何らかの存在(悪しき者であれ神聖なものであれ)が人の身体に憑依するなどの行為を妨げる結界。用途が著しく狭い。また人為的な憑依術式自体が禁呪扱いされているため、それに対処する本術式も禁呪対象である。
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☆《増幅器》☆
指輪型のアイテム。
魔力や体力やあらゆる能力の底上げをしてくれる。その効果は絶大で、元の所持者であるプルミーはこの指輪によって自身の能力を底上げし、この世にあらざるものの召喚さえしてみせた(ただしレプリカであるが)。
ただ全力で出力すると崩壊してしまう。
発動の文言は【
プルミー・エン・ダイナストの秘蔵のアイテムであるが、先の戦闘で多くを失ってしまい残り一つとなった。その最後の一つは、プルミーから山田一郎に託され、現在彼の指にはめられている。
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☆《護剣リファイア》☆
???
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