第2話 親の出身校受験
長男は私の出身校を受験した。
実際に経験してみて、親の出身校を受けるというメリットはみなさんが思うほどにはないと思う。兄弟姉妹ならあるだろうが。
理由は親子の間で30年程度の差があり、その間に試験の制度、傾向がそれなりに変わってしまうためである。問題作成の大学の先生も代替わりしているだろう、多分。下手にトンチンカンなアドバイスをするならしないほうがマシなのである。「俺の若い頃は」と言っているあの人達とやっていることはあまり変わらない。
一ついいことがあるとすれば、親が学校および周辺に土地勘があることである。特に受験で遠征する場合はこれが意外と重要である。どこで食事すれば良いか、ホテルから学校までの行き方、多少時間がかかってもバスは混むので徒歩の方が良いとか。もし自分の出身校をご子息が受験し、それに付き添いが必要なら、仕事が忙しくてもご伴侶にはお任せせず自ら付き添いを買って出てほしい。
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