第3話 塾の兄弟割に惑わされるな
中学受験での失敗談。
長男はとある靴のロゴに似た、青いカバンを持って塾に通っていた。ウチは兄弟の歳が近く、塾に兄弟割があるということで次男も同じ塾に入れた。
ただ、兄弟といえど全然性格が違った。長男は新学期後すぐの生まれで成長が早いのに対して、次男は早生まれで成長が他人に比べて遅い。小学生くらいまではどうしても生まれ月の差が出る。長男は私の教え方が合っていたようだが、次男は妻の教え方の方が良かったようである。
二人とも同じ中学を第一志望にしたが合否が分かれてしまった。ということで、長男にはあっていた進学塾だが、次男には個別型とかもう少し別の形態の塾の方が良かったかもしれない。
大学受験時にはそのあたりの反省を踏まえて、それぞれ本人を連れて塾に話を聞きに行き、別々の塾に入れた。また、次男は特殊な学部志望だったので、その学部に通う大学生にオンラインで家庭教師をしてもらった。結果的に次男はその家庭教師の方の後輩となった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます