第6話ラノベ世代

 アナタはアイドルに『人気をかっさらわれた』ことがありますか?……俺はある。


 「えーでは改めて紹介します、『異世界あいどる24・悪夢から目覚めしナイトメアウェイカー』の四人です」


 「……『カレン』と言います、東の『騎士国カイエル』との国境近くにある『忍びの里・イガ』出身です」


 「名前カレン」「女性」「レベル20」「基本属性 炎」

 「HP75」「MP90」「腕力65」「脚力65」「防御力55」「機動力100」「魔力40」「癒力40」「運55」「視力1.2」

 二重星魔術・ファントムシフト


 カレンのクラスは『アサシン』。

 しかもサーチ能力を持つ『探索者(シーカー)』でもある。


 現実世界の『柿崎 香恋』は、圧倒的透明感を持つ、国民的美少女。

なのに性格はお茶目という、奇跡のコラボレーション。



 『モミジ』です、砂漠の奥のオアシスにある『砂の町ドドム』出身です。

 『砂の民』と呼ばれたりもします、魔導士です」


 「名前モミジ」「女性」「レベル21」「基本属性 風」

 「HP60」「MP110」「腕力40」「脚力45」「防御力50」「機動力60」「魔力110」「癒力50」「運60」「視力1.0」

 基礎星魔術・ウイングクロス

 二重星魔術・ツイスター


 『砂の民』……聞いたことがある、確か風を使って砂を操ることが得意な種族だ。


 現実世界の『空 紅葉』は、まだあどけなさが残る、あいどる24の妹キャラ。

 守ってあげたくなるような、小動物的魅力の持ち主。



 「ボクの名前は『アンズ』です、山岳地帯にある『神天教』の総本山『宝林寺』出身です」


 「名前アンズ」「女性」「レベル21」「基本属性 水」

 「HP70」「MP60」「腕力65」「脚力60」「防御力55」「機動力85」「魔力55」「癒力85」「運50」「視力1.0」

 格闘術・宝林寺活人拳

 基礎星魔術・ヒーリング


 ボクっ娘キターーーー!

 ヒーラーなのに格闘もイケるってことはいわゆる『修行僧(モンク)』だな。


 現実世界の『水上 杏』は、抜群のダンスセンスで観客を虜にするカリスマガール。実力があるのに努力を惜しまない『努力の人』。



 「『ライカ』です、西の『魔導連邦サザバード』国境近くで暮らす『遊牧民ユグド』の民です、力仕事なら任せてください」


 「名前ライカ」「女性」「レベル20」「基本属性 地」

 「HP100」「MP45」「腕力90」「脚力80」「防御力60」「機動力75」「魔力40」「癒力40」「運55」「視力1.5」

 特殊技・無意識変化(クレイジートランス)


 ん?……ステータス的には戦士系っぽいけど『クレイジートランス』て何だろう?


 現実世界の『伊東 雷華』は、お菓子作りが得意な女子力高めガール。

最近、ますます綺麗になってきたとの評判。座右の銘は『笑う門には福来る』。



 「以上だ、彼女たちは元難民で、家族の行方も探している……何か情報があったら教えてくれ」

 「はい」


 「あと今日はこの後、俺の弟と妹が来る予定だ。

 部屋は汚さずに、準備しておいてくれ、騒がないように」



 ……しばらくして弟と妹が訪ねてきた。

 ピンポーン!


 「いらっしゃい」


 「お兄ちゃん、来たよー、思ってたより広い家だねー」


 「兄貴……こんなにたくさんの綺麗な女性達と……ううぅぅ」


 泣くほど!?


 「親父にもちゃんと話を聞いてくるように言われてるからね……ちゃんと話してくれよな」


 「はいはい、わかったよ、頼むから俺の事変人扱いしないでくれよ」


 俺は弟と妹に、事の顛末を話した。

 ゲームをして寝落ちしたら異世界だったこと。

 その異世界は現実の人と同じ人が暮らしていたこと。

 ここで自分だけの『あいどる24』を作るのを目標としたこと。

 同じく、この世界の女性奴隷や人さらいを根絶したいことなどを話した。

 普通こんなことを話したら、変人扱いされるのがオチだけど……


 「……兄貴、俺たちの事バカにしてるのか?」


 「そうよ、いくら何でもひどすぎるわ」


 「……」


 「そんな面白そうなことになってるのに、何でもっと早く話さなかったんだよ!」


 「秘密にして、自分だけで楽しむつもりだったんでしょ?サイテー」


 イヤイヤイヤ、受け入れ早すぎ、懐深すぎでしょキミたち……さすがは『ラノベ世代』だな。


 『ゆとり世代』……

 1987年~1995年くらいの『ゆとり教育』時代に生まれた子達のこと。

 特徴はプライベート優先・協調性自主性がない・まじめで想像力豊かという点。


 『さとり世代』……

 1990年頃~2000年頃までの『脱ゆとり教育』を経験してきた世代。

 特徴は非ブランド指向・デジタル世代・現実主義・安定性重視という点。


 そして『ラノベ世代』……

 西暦二千年以降の、弟や妹ぐらいの世代を俺は勝手にそう呼んでいる。

 子供時代にちょうど『異世界』もののラノベが流行りだした頃でもあり、自分たちの周りには当然のように、異世界モノの漫画やアニメが溢れていた。


 このことからもわかるように、『異世界』がいつも身近にあり、自分もいつか本当に異世界に行けるのではないかと本気で考えている子も多い。

 受け入れ早い訳だ……


 今は若者はみなひとくくりに『Z世代』なんていうみたいだけど、昔はこういう呼び方もあった。懐かしい……


 とにかく、変人扱いされなくて一安心。


 「親父にはなんて話す?」


 「親父に異世界は通じないよなー」


 「お父さんにはアタシから適当に話しとくよ。アタシから話せばそれ以上は詮索しないでしょ?二人より信用されてるしね」


 何だよそれ?まあそうだけど。


 「……でもちょっと安心したよ、やっぱり兄貴は兄貴なんだな」


 「そうだね、へなちょこなのに『正義感』だけはやたら強かったもんねー」


 「へなちょこは余計だろ!」


 「女性奴隷達を救いたいか……本当兄貴らしいな」


 「子供の時も、弱い人を助けたり、ボランティアも率先して行ってたもんね」


 「ここの女性達も、今は幸せなんでしょ?」


 代表してマキアが答える


 「はい!私達、強くなってファルセイン王国でも結構有名になったし、こちらの世界での生活も知らないことばっかりでとても楽しいです。」


 「マキア……」


 「数カ月前まで奴隷として生活して、希望も何もなかったのに……マスターに救ってもらって本当に良かったです!」


 いやぁ、改めてそう言われるとなんか照れるなぁ……



 「ところでお兄ちゃん、私もその『異世界』に行ってみたいんだけど?」


 「そうそう、オレもそう思ってた。ドア通れば行けるんでしょ?」


 「いや、確かにドア通れば行けるけど……」


 弟や妹がそう言うだろうとは予想していた、でも俺は躊躇していた……問題が一つあったからだ。


 「以前、『神魔』って友人から聞いた話なんだけど、お前たち『ドッペルゲンガー現象』って知ってる?」


 『ドッペルゲンガー』……

 自分自身の姿を自分で見る幻覚の一種。

 自分そっくりの分身、または同じ人物が同時に別の場所に姿を現す現象の事。


 その人物の『死の前兆』と信じられていて、本人が見たら死亡すると言われる。

 実際に昔のアメリカ大統領や日本の著名な小説家などのドッペルゲンガーが存在したという記録もある。


 「諸説あるけど、友人はこのドッペルゲンガー現象は現実にあると推測している。『オルタナティブドア』があれば同じ人間が二人存在することは可能だし……その友人は自分のドッペルゲンガーにも会っている」


 「えっ」


 「その友人も俺のように異世界に飛ばされ、

 冒険をしていた時に自分のドッペルゲンガーにばったり出会ってしまった……

 突然気絶したけど、数日は何もなくて……でもだんだんと体がモンスターのように変化していったらしい。

 そして異世界のドッペルゲンガーは、ドアを通りそのまま現実世界へ……今も行方不明だ」


 「ひえー」


 「お前達二人も万が一ドッペルゲンガーに出会ってしまったら、同じようにモンスターになってしまう可能性が高い」


 「うーん、なるほどそれはちょっと怖いなぁ」


 「まあ、ファルセイン王国は何日も通って、お前達のドッペルゲンガーがいないのは確認済みではあるけどな」


 「じゃあ、一日だけ、ちょこっとだけ見てやめよう。それならどう?」


 「一日ぐらいなら……異世界なら俺も魔法が使えるし、サーチ能力で監視もできる。いざとなったらお前達をステータス異常の『暗闇』にすれば回避できるだろう」


 「やったぜ、じゃあ善は急げ、今から行こう!」


 「え、今から?早いなー」


 俺は『オルタナティブドア』を開き、二人をファルセイン王国へ連れて行った。



 「おおーすげー、これが異世界かー!魔法使ってる人がいるー、スゲー!」


 「ちょっと、見たこともない動物がいる!この屋台の食べ物ナニこれー?」


 はしゃぎまくる二人を冷ややかな目で見つめる俺……

 あーでも最初来たばっかりの頃の俺もあんな感じだったかもなーわかるー


 「マキア達に案内してもらうといい。俺は酒場にいるから、なんかあったら携帯電話で電話かメールくれ」


 「オーケー!」


 ……今さらっと言ったが、実はこの異世界で、なんと携帯電話が使えるのだ。

 最近知ったんだけどね……

 地図アプリも使えるからGPSもあるってことだな。


 この異世界に携帯電話の中継局を建てたり、GPSの人工衛星まで飛ばした奴がいるってことになる……いったい誰が?

 当然だけど、異世界と現実世界での通話やメールはもちろんできない。

 あくまで異世界限定となる。


 まあ便利なんで使わない手はないけどね。


 俺は酒場『やんやん亭』で、新メニュー『こーひー』を飲みながら、新しいクエストなんかの確認をするのが最近の日課になっている。


 「ひょっとして、あんたギガンティックマスターの旦那かい?」


 「?そうだけど」


 「やっぱりそうか、そのいで立ちと風貌、そうじゃないかと思ったんだ」


 んー俺も有名になってきたなぁ……


 「最近よく噂になってるぜ、えらい美人ですごく強い四天王を従えてるって。

 でもそんなに強いのに美人って少しマユツバもんだなぁ、実は『熊』みたいな女じゃないのか?」


 「熊みたいな女で悪かったですね」


 男の後ろには不機嫌そうなマキアが立っていた。


 「あ!い、いやーこりゃあ失礼しました……いやあ噂は本当だったなー本当に美しい女性で、うちの嫁の百倍綺麗です、はい」


 それはそれで問題発言だと思うぞ……


 「と、ところで旦那、『審判の塔』のクエスト見たかい?」


 「審判の塔?」


 「おう、王政が管理している『審判の塔』ってダンジョン探索クエストが一年ぶりに発行されたんだ。

 この塔の天辺にいる『審判竜ジャッジメントドラゴン』は、天辺まで到達した者全員の『罪』をリセットしてくれるらしいぜ」


 「本当か?それはすごいな……」


 実はノノア達の罪はまだ本人たちがそのまま所有している。

 悪人とはいえ、罪を誰かに擦り付けるのは嫌らしい、あいつららしいけど。


 でももしその罪をリセットしてくれるのなら、行かない手はない。


 「しかもその審判竜ジャッジメントドラゴン、『世界の全てを知る者』と呼ばれていて、どんな質問も一つだけ答えてくれるらしいぜ」


 それはいいことを聞いた、俺はどうしてもこの異世界で聞きたいことがあった、『神魔の行方』だ……

 神魔は死ぬ時、自分は必ずどこかで転生するはずだと言った、その転生した神魔を俺に探して欲しいとも言っていた。


 「おいらも嫁もよ、若気の至りで昔、罪を背負っちまってさ、二人共誰かに罪を擦り付けるのが嫌で今でも所有してるんだ……

 今回の審判の塔クエストは二チーム合同だし、選考会もあるって噂だ、なあ旦那、おいらと一緒にチーム組んでくれねえかな?」


 こいつにも挑戦する理由があるのか……


 「うん、いいよ。一緒にチームを組んで審判の塔クエストに挑戦しよう」


 「おお、恩に着るぜ旦那、あんたと美人の四天王がいりゃ、百人力だ」


 「調子いいですね、もう」


 「ハ、ハハハ、じゃあおいらはクエストの受託申請してくるから、あ、そうそうおいらの名前は『ニビル』ってんだよろしくな」


 「ああ、よろしく頼むよ、選考会のほうは『異世界あいどる24・ナイトメアウェイカー』で申請を頼む。いい経験になりそうだし」


 「おう了解だ、詳しくは後で話そうや、じゃあな」


 審判の塔クエストか……レベル的にはギリギリ行けそうだな。


 「そう言えば、マキアお前何でこっちに来たの?」


 「あ、忘れてました、妹さんが今の買い物終わったらそろそろ帰るって」


 「そうか、わかった」


 俺はマキアと一緒に店の外へ。

 妹を探していたら……いたいた、なんかキャラバンみたいな行商達の中に立ってる?あれ?その足元にも妹が倒れてる……!?

 どういうこと!?


 「お、おい!一体……」


 ぼーっと突っ立っている妹は返事もなく、生気の無い顔で一点を見つめている……

 って、キャラバン!?外から来た行商?しまった、さすがにそこまでは確認してない!まさかキャラバンの中に妹のドッペルゲンガーがいた!?


 ってことはひょっとして……こっちの倒れている方が本物の妹ってこと?


 「しっかりしろ!おい、返事してくれ!」


 気絶しているようだけど、呼吸も浅い、心音も弱い、このままじゃ……


 「マスター!」


 「マキア、妹がドッペルゲンガーに会ってしまったみたいだ」


 「そんな……妹さんはどうなんですか?」


 「呼びかけても返事がない、まるで魂が抜けてるみたいだ……」


 その時、妹のドッペルゲンガーのほうが、俺達が来た方へ歩き出した。


 「お、おい、ちょっと……」


 追いかけたいけど、妹を放っておけない。


 そのすぐあと、弟がやってきた。


 「兄貴、今姉貴が『オルタナティブドア』通って帰っちゃったけど、いいの?」


 「そいつは妹のドッペルゲンガーだ、外から来たキャラバンの中にいたみたいだ。さすがに俺もそこまではチェックしてなかった」


 「なんだってー!じゃあ姉貴はどうなるんだ!?」


 「わからない……とにかくすぐにモンスターとかになるわけじゃなさそうだけど」


 妹の体をよく見てみると、大気中の魔粒子が体に吸い込まれているのが見える。

 このまま魔粒子を浴び続ければ、確かにモンスター化するかもしれない。

 これが現実世界の人がモンスター化する原因なのだろう……


 「とにかく、このままにしておくわけにはいかない、『やんやん亭』に運ぼう」


 やんやん亭の二階は宿泊施設になっている、とりあえずそこで寝かせることに。


 「まずいことになったな、これからどうするか……」


 「ギガンティックマスターの旦那ー、『審判の塔クエスト』受付してきたぜーって、おいおい、いったい何がどうなって……」


 「ああ、スマンちょっと事件があって、『審判の塔』は……ん?まてよ、そうか、ジャッジメントドラゴン、その手があるか」


 この世界の全てを知るもの『ジャッジメントドラゴン』なら、妹のこのドッペルゲンガー現象を治す方法を知っているかも……もうそれに賭けるしかない。


 「兄貴、姉貴どうなっちまうんだよ……」


 「妹の事は俺が何とかする。

 お前は現実世界へ戻って、妹のドッペルゲンガーを探してくれ。

 あと妹の美容室に、二、三日急用で休ませてくれと連絡しておいてほしい」


 「わかった、何かあったらすぐ知らせてくれよ」


 妹のあの状態なら、二、三日は大丈夫だと思うんだが……


 「旦那、大丈夫なのかい?」


 「ああ、逆にどうしてもクエストを受けなくてはならなくなった……まずどうすればいい?」


 「ああ、このあと選考会があるからそれに出場だ。

 人気のあるクエストだけど、命の危険も高いから、そんなに人数はいないと思うけど……もしたくさんいるのなら、トーナメント方式で『四天王戦2on2』をやって、優勝者が挑戦権を得るって仕組みだ」


 「よし、まずは選考会だな」


 とりあえず妹は『やんやん亭』でみてもらい、俺達は全員で『審判の塔クエスト』選考会の会場へ。


 「うーん、結構いるかも……」


 会場にはおよそ十組くらいのパーティが集まっている。

 豪華な鎧を纏っている奴や、強そうなモンスターもいる……これは結構大変かも。


 「おい、あいつひょっとして……」


 ん?なんかみんなこっち見てザワザワしだしたんだが……ニビルのやつもなんかニヤニヤしてる。


 「あー、ゴホン、『ギガンティックマスター』の旦那、『審判の塔』探索クエストの会場はこっちですぜ」


 は?そんなのわかってるよ、その棒読みナニ?


 「!やっぱり、ということはあっちの人が……」


 「旦那、旦那の名声のおかげで、今回はすんなり行けそうですぜ」


 え、そうなの?俺ってそんなに名高いやつだったの?いやー照れちゃうなー


 「しかたない、今回は諦めよう……」


 そう言って十組のパーティはそれぞれ去っていき、その中から一人の若い女性がこっちに向かって走ってきた。


 「あの、ファンなんです!お願いします、サインして下さい!」


 女性の手には色紙が……いやー俺サインなんかしたことないんだけどなー


 「マキア様の!」


 ……は?

 あのザワザワは俺じゃなくて、マキアの名声でってこと?

 ニビルは横でゲラゲラ笑っているし、俺に恥かかせやがって、覚えてろよ……


 とりあえずさっさと挑戦させてほしいんだが……


 「他にいらっしゃらないようなので、今回の『審判の塔探索クエスト』は、こちらの『異世界あいどる24』ともう一組の方で決定ということで……」


 「ちょっと待った――!」


 !?

 振り返るとそこにはまさに現実世界の『パーリィピーポー』みたいなやつが仲間とともに立っていた……


 「なんだ、あいつ……?」



 ☆今回の成果

  カレン装備 鋼のダガー シノビ装束

  モミジ装備 鉄扇 バトルドレス

  アンズ装備 可変棍棒 武闘着

  ライカ装備 バトルアックス 鋼の鎧

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