幸せな生き方

じゃあ、結局どんな生き方が良いのか?

 

それは、きっと自分で模索するしかない。


というか、家ガチャや環境ガチャなどあらゆる運で成り立つ社会で、万人が目指すべき生き方を一つに定めることは不可能だ。


私は、特に大きな野望もない人間なので、とりあえず目の前のことをして、趣味を楽しんで、好きな人に会って「今が幸せだったらいいや」と、成り行き任せで生きている。

そして、なんだかんだその現状に満足している。


だって、良い大学を出ても、良い就職先につけるかは分からない。周りの大学卒の友達には、海外でバックパッカーをしていたり、フリーターをしてる人だっている。彼らは、自分のやりたいことをして、人生を楽しんでいる。何が幸せと感じるか人それぞれで、決まった生き方なんて存在しない。


ただ一つ、万人に共通するのは、私たちは「必ず終わりを迎える」ということ。

誰だって嫌な気持ちを残して現世を去りたくないだろう。だから、「今日の夕飯はA5和牛弁当にしよう」「来週は温泉にでも行こう」と、日常の中に些細な幸せやワクワクを見つけ、ストレスを発散していけたらいい。そうやって、だらだらと生き、最期に幸せと感じられたら、それは最高な生き方なのではないか。


そんなたわいのない思考を巡らせていたら、1時間も経っていた。慌ててメモ帳を閉じ、また真っ暗になったパソコンの電源をつけた。

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令和だらだら草 大和鮎 @ayuyamato

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