ホットケーキに纏わるエトセトラ #ホットケーキの日

夢美瑠瑠

(これは、昨日の「ホットケーキの日」にアメブロに投稿したものです)




 そもそもなぜ「ホット」ケーキというのかが、子供のころには曖昧だった。アツアツを食べるのが美味しいからか?みたいに今なら類推しますが、昔は、「甘い、黄色っぽい、丸いふわふわのお菓子」という認識が先に立つので、言うのなら「スイートイエローケーキ」?「ソフトパウンドケーキ」とか言うべきでは?漠然とそう思っていたのだと思う。


 もちろん蜂蜜をトッピングするとホットケーキの味は引き立ちますが、バターでも美味しい。トーストにバターも風味ありますが、砂糖が入っている分ホットケーキのほうがスイートで味わい深くなる。英語だと「お菓子」がSWEETS、これが確かイタリア語だとGERATE?だっけ?やはり甘いという意味。今調べたら、普通にイタリア語ではDOLCEで、日本でいう「アイス」がジェラートだそうです。ほかの言語まで書き出すときりがないが、フランス語だとガトーショコラとかの「ガトー」がお菓子の意で、ザッハトルテのトルテもお菓子。これはドイツ語です。


 「ホットパンツ」というのもあったが、これも語源がよくわからん。ホットコーナー、も三塁手を言うが、なぜか?ティナターナーという歌手の歌に「ホットスタッフ」とうのもあってこれは皆目見当つかん。w ホットディッシュと言ったり、コールドビーフと言ったりもする。熱い、冷たい、という形容詞がなんかおしゃれなニュアンスで、軽い面白い表現、みたいに慣用するのかもしれない。ジャズの「かっこいいノリ」?を”COOL”というのもそのたぐいかもしれん。熱いコーヒーもただ「ホット」と言ったりする。


 欧米の文化はだいたいが元来ダイナミックで、「熱い」とか、”今、ココ"、みたいな臨場感を尊ぶとか?文化論みたくなるが、東洋の文化はスタティックで、冷たい緑茶を点てたり、動かない花を生けたりする伝統ですよね?そういう差異が「ホットケーキ」という呼称に幼い自分が違和感を持った、その源流なのかも?


 まだいろいろに連想していくときりがない感じですが?また別の機会に譲ります😊


 

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