第31話 新しい出会いと発展
*この話は普段と違う目線での話です。
・俺は櫻井潤。父と母は医者で自分で言うのはなんだが家は金持ちである。金持ちだとキャラの悪いイメージがあるが俺はそうでない。なぜなら俺は両親をみて育ったからだ。両親はお互いに愛し合っているのか不明でしょっちゅう喧嘩している。だから俺は心が広く優しい人間になりたかった。今まで人に優しくしてきたがいつも心無い「有り難う」しか言われない。自分なりの親切でも人にはそう映らない。俺は中学校では馴染めずにいた。しばらくすると俺は好きな人が出来た。ただその人に告白する勇気はなかった。1年が過ぎ迎えた2月14日。時間が経っても俺は馴染めていなかった。去年同様チョコは1つもないと思っていた。しかし1人の女の子が俺に近づき震えながらチョコをくれた。俺の手が当たってしまいチョコが床に落ちてしまった。俺は「ごめん」と言ってチョコを拾った。くれた女子の顔見ると俺の好きな人樫木悠依だった。俺は何を血迷ったか「好きな人からのチョコはもらう」と言ってしまった。そしたら奇跡的に悠依も俺を好いていてくれた。そこから俺達は付き合う事になった。
・一ノ瀬ルーカス椿これが僕の名前。母は日本人父はイギリス人だ。今まで父の転勤で1つの学校に入学から卒業までいた事はない。だが父が出世し日本に定住することになった。和の文化が好きな俺は茶道部に入り部長に抜擢された。それに日本の学校ではハーフが少し珍しいのか女子の視線がすごい。だが僕は恋愛に興味はない。なぜなら自分がイケメンでその気になれば彼女なんてすぐ出来ると思うからだ。だがある日学校の昇降口で「勇人〜」と男を呼びながら髪の毛をなびかせている女子がいた。思わず「かわいい」と口に出てしまった。後日、友達にその子の事を話すと「あの子はダメだよ。ガンガン彼氏いるし。」と言われた。叶わない恋もあるのかと思った。しばらくして廊下を歩いていると違和感を覚えた。俺が好きだった女子だった彼女の感じが変わった気がした。友達に聞くと「あの子彼氏と別れたらしいよ」と言っていた。(このチャンス逃すか)と思った。その日の昼休み彼女の教室に行き呼び止めた。「君が樫木優希ちゃん?茶道部長の一ノ瀬です。君を勧誘したくて。」と言った。最初は渋っていたが入部してくれた。それから1ヶ月後ある程度の仲になったと思い優希ちゃんをデートに誘った。
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