第12話

田代捜索班

251号室

「ここが田代の病室だ!入るぞ!」

病室にはいると田代が丸坊主の状態で目をギョッとさせながらベットにすわりこっちをみていた。

「田代雄二だな!俺たちと共に来てもらう。」

と天野寺が手を取り、起き上がらせようとすると

「ぐげぇぇえ!うらおおぉぐえぇえ!あぁう!如月梓うげぇぇえ!ぐわぁぁ!」

とうんこを漏らしながら暴れた。

「飯田!」

「はい!アンチロック!」

岩の拘束で田代を拘束した。

「心身喪失状態ってのは間違いないみたいだな!はやく施のところにつれていかないとな!」

「ぐげぇえオレだってできるだぁぁ!なぜ認めない!!ぐげぇぇえ!」

叫ぶ田代

「口も塞いどけ!呼吸はできるようにな!」

「了解!ロック」

田代のくちに岩で作った玉口枷をくちにつける。

「施のところにつれていくぞ!」

飯田が田代を背負い、施のところへ出発した。

プルプルプル

「電pか!もしもし!」

「課長こっちは敵を殲滅したところだヨ!そっちはどうなってる!」小声で田代は確保したかネ

「ああ!田代を確保したところだが、やつはまだ心身喪失状態だ!施に見てもらう必要がある!」

「了解ダヨ!おそらくレミリア捜索班も、儀式の間についてるころだろうから私はそちらにむかうヨ!」小声でそこで合流ダヨ!

「わかった!なるべくオレらも急いで向かう!」

田代捜索班任務達成!


レミリア捜索班

「ここが儀式の間か、幻想的な空間だな!」

タバコをスパァとすいながら赤嶺は感動していた。

「さーてレミリアちゃんはどこかな?」

「あそこだよ!」

「あそこで寝てる!」

「誰もいない今なら!」

精霊の指差す儀式の間の中心部分にレミリアがねていた。

そこまでみんなでかけていった。

「大丈夫か!レミリアちゃん!」

「うんぁうん?」

身体を揺する赤嶺にレミリアが目を覚ました。

「「「レミリア!」」」

「あっ!マース!ミース!メース!久しぶり!元気してた?」

「レミリアもちろん元気だとも!」

「僕たちはレミリアを助けにきたんだ。」

「ロイは悪いやつだよ!」

「ロイが悪いやつ?まぁたしかにロイの前だとなんかわからなくなってみんなを救う為ならどうなってもいいって気持ちになってあれ?私ロイを疑ってるの?だめだよね!こんな気持ち。」

「洗脳か!」

赤嶺が目を鋭くすると

「レミリア!!こんなとこでいたら風邪をひいてしまうよ!!さぁいつもの部屋に帰ろう!!」

そこにロイ神父があらわれた。

「ロイ!でもね!私もうこんなことやりたくないって思い始めてる!もっと自由になりたいっておもいはじめてる!いけないことかな?」

「いけなくないよ!僕は君の自由を尊重する!でも君に助けを求める声がとても聞こえるよ!こんな時きみならどうするんだっけ?」

するとロイの目が赤く光るバンッ

「その目で洗脳してきたのか!外道が!!」

赤嶺が激昂する!!

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