第10話

レミリア捜索班

「僕の力を見せてあげるよぉ〜ナイトメア」

すると大量の黒い手が現れた。

「この手はきみの魂に直接触れることのできる。この手にきみの魂がつかまったら冥土まで引き摺り込むものだよ」

施はむかってくる手をパンッと右手で弾くと黒い手は分解された。

「わたくしの能力は破壊と治癒の能力ですわ!つまりわたくしの右手で壊せないものはない!」

すると施の右腕のオーラが大きくなってデミオを襲う。

「甘いねぇ〜!影に隠れれば効かないよぉ〜!!」

「わたくしの能力は影すら分解します!」

「なにぃー!」

間一髪で避けるデミオ

「ならこれならどうだい〜!ナイトメアミスト」

周りに黒い蜃気楼のようなものができた。

「この霧は君のトラウマをひきだす!!」

施の目の前には母親が出てきていた。

昔能力が暴走した時の映像がでてきた。

左手の能力がまだ発現していなかったころ右手の能力で母親の胸のにくを分解してしまった時の映像が流れていた。

「恵。あなたは何も悪くない!貴方の能力でもみんなを救えるって信じてるわ!世界一大事なわたしの宝物!あいしてるわ!」

「あがっあがっ!お母さん!!私今なら治せるから左手の能力で治せるから!」

「mindonビルド!!!」

だが蜃気楼はきえてしまうだけだった!!

「ビルド!!ビルド!!ビルド!!ビルド!!ビルド!!ビルド!!ビルド!!ビルド!!」

「はっはっは!きみは何も救えないねぇ〜!!僕には見える君の絶望が!絶望?あれ見えない?何も見えない!なんでだ!!なんでなにもみえないんだ!!」

「わたくしの過去を見られた時確かにダメージはありました。でも前を向いて生きるって決めたんです。お母さんの分も!あの時のお母さんを救えなかった分いっぱいの人を助けようって!!あなたの目治しておきました。」

デミオ覆っていた左手のオーラが消えた。

「この目は遺族の方にかえしときます!!」

「何も見えないのがあなたにはお似合いですわ!」

「くそっ!!ゆるさねぇぞ!!僕の目を返せ!!」

「皆さんがあなたにおなじことをおもっていたでしょうね!今、楽にしてあげます!スクラップ」

デミオに右手のオーラが覆ってデミオは分解された。

「さて赤嶺さん達においつかなくては」

施対デミオ

勝者施

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