第2話
解離性同一性障害の当事者として言えるのは、まず解離性同一性障害になった理由を聞かないこと、僕らは話せるけれどトラウマから解離性同一性障害になった人が多い
それを引っ張り出してしまうから相手から話してくれるのを待つしかない
僕らは親からの虐待、学校でのいじめから解離性同一性障害になったんだろうと言われている
それにヤングケアラーだった時期もあった
学校に行けなくて保健室にいるのも苦痛で学校に行くことさえできなくなった
そういった理由で環境に適応するために人格はぽんぽん増えていった
暗い話はあまり好きじゃないので楽しい話をしようと思う
ベットの横に机を置いて寝ていたのだけれど朝起きたら机に置いたコップが割れていた
親友に相談すると「あー、猫じゃない?」と言われた
そう、僕の中の人格には猫がいるのだ
猫が隅の方に置いてあったコップを夜中に割ったに違いない
これは僕も盲点だったので笑ってしまった
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