解離性同一性障害と診断されて

深山雪華

第1話

先日、わたしは?ぼくは?解離性同一性障害の診断を受けた

所謂多重人格。

診断される前から違和感はずっとあった


お気に入りの服なのにすごく嫌いになる気持ち

コロコロ変わる一人称

声のトーンも口調も変わる

飛び飛びの記憶


これがアニメとかの話に出てくる多重人格などては無い。実際にある精神疾患なのだ。


小説を書く時は僕、そらが出てきて小説を書く

絵を描く時はゆき

様々な人格がそれぞれ得意なことをこなしていく

そして嫌な忘れたい記憶の欠片も僕たちが請け負う

本来解離とは誰でも起こる

本を読んでいる時に話しかけられても気が付かないなどが健康的な解離だ

それが病的になり、人格が生まれると解離性同一性障害と呼ばれるようになる


そんな僕らの話を少し聞いて欲しい

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る