第2話

もう俺にはなんの希望がない。


冤罪になり誰も信じてくれなくて、ずっと責められ続ける日々。


さっき、クラスメイトに裸の写真を撮られて、妹にその写真を送られたようで、笑われた。


「・・・」


もういいかな、そろそろ。昨日も急に焦げ跡付けられるし、


「・・・お兄ちゃん!!待って」


そこには、妹が居る。


お兄ちゃんなんて、言葉久しぶりに聞いたな。


まさか、俺が今からしようとしていることがバレたのかも。


まぁいいや。もう・・・いいし。


「お兄ちゃん!!お願いやめて!!もう二度とそんな!!」


何を言ってるのか分からない。だが、もういい。いや良かった。なんだかんだで、最後を妹に見届けてくれるんだから、


「・・・お兄ちゃん!!!!」


俺は落ちる。


あー、死ぬんだな。思ったより、いや覚悟してい通り全く怖くない。明日がある方が怖いよ。


・・・あれ、


なんで、俺は誰かに掴まれたのかな??


生きてる??


___

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2024年9月25日 08:14
2024年10月2日 08:14
2024年10月9日 08:14

【水曜 08:14】冤罪で自殺した彼にタイムスリップして再開する。 少し復活したエアコン @eaconnn

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