48話 モンダ王国の遺跡


 俺は帝国の遺跡で凄い発見をした俺の元の世界から来た人物が残した本を発見した


のだ、その本を読むとこの大陸ゴ-ランド大陸と呼ばれているが、ここの南方に島が


あり其処には人も住んで居たと言う事が書かれていた、現在はこの大陸の南には何も


無くて海が広がるだけだと言われて居たが、過去には其処に行った人も居た様でどう


やって行ったのか調べてみたいが、後調べて居ないのが2カ所だけでモンダ王国に有


る遺跡だけに成った、俺は近々行く積りにしているが今日は1月20日に成ったのでも


う少しして行く事にした、モンダ王国も可成り寒いので2月が終わるころに行く積


りだ、それまでは温泉に浸かり残りの本を読みヒントが無いか探す積りだった、その


後俺は7層の温泉に浸かり本を読む生活を送りロッジに泊まって居たが、日替わりで


女性陣が来て俺を寝かせなかった、俺には週5日制の筈だったがいつの間にか2日の休


みにオリビアさんとワイナさんが入って居た、俺は魂消たが彼女達も独り身に成って


寂しい思いをして居たのだ、俺で良ければ相手に成ろうでは無いかと言う気持ちで居


たがオリビアさんが妊娠した、俺は彼女を妻に迎えると言ったがオリビアさんに断ら


れたが彼女は「子供を授かる事は出来ないとあきらめて居ましたがユキチ様のお情


けで授かり私の夢が叶い嬉しく思うだけで良いのです」と言ったが、俺は彼女に言っ


た「オリビアさんはそう思って居るかも知れないが生まれる子供は両親が揃って居る


のと母親だけなのとでは幸せ度が違うと思うので妻に成って下さい」と言うと、泣き


ながら「良いのですかこんなおばあちゃんが妻に成って」と言いながらまた泣いた、


と言う事が有ったが、その後オリビアさんが6人目の妻に成ったと言う事も有り、妊


娠中の3人が抜けたので週に3日の休みが入る様に成った、そんな事が在りながら3月


に成ったので俺は旅にでた、以前行ったエリシモに飛んだここからは直線で300km


程の所にこの国の遺跡があるが、道を行くと700km程有るが飛ぶと300km程に成るの


で飛んで行く事にした、それで取り敢えずマスタ-ル-ムに行く事にしたので転移し


た、コアに「久しぶりに来たよ」と念話した、コアが「いらっしゃいマスター」と返


して来た、なので「ごめん暫く休憩させて貰う夜に成ったら起こしてね」と念話しと


居た、どれくらい寝たのか「マスター起きてよ」念話で呼びかけられ、起きると夜


に成って居たので外に転移して飛んでいくと、前方に結構高い山が有りそうで暗くて


はっきりとは見えないが視力に魔力を注ぐとはっきりと見えて来て、ピコンと鳴った


俺は久しぶりに聞く音に親しみを感じた、山を迂回しながら飛び続けて遺跡に


付いたのでここに転移ポイントにして、ダンジョンに戻り風呂に入ってパンと果物を


食べて寝る事にした、次の日に朝から昨日のポイントに転移して来て遺跡を外から見


渡すと、地上3階建ての様で20mX30m位の建物が有ったので入り取り敢えず上がって


見た、小高い丘に作られた建物が何を意味するのか分からないが3階まで来た、3階は


1つのフロアで区切りが無かったので広く使って居た様だ、そこを見学して下に


降りて行くと地下も3階有り地下の建物と言うか、建物は地上の建物の5倍程の大きさ


が有った其処にレ-ルの様な物が敷かれていて、この上を何かが移動するために使っ


て居たと思われた、地下2階も有り地下3階にもレ-ルは敷かれていて壁に突き当たり


其処までに成って居た、俺はサ-チで調べていたのでレ-ルが途切れた向こうにも部


屋が有った、其処に転移するとその部屋は割と大きめのエレベーターの様で、壁に見


た事が有るボタンが付いて居た、F3F2F1F1R1R2R3R4まで有り俺は部屋の向こうば


かりにサ-チをして居たが、下向けにはして居なかったので改めて下向けにすると、


大きな部屋が有ったので転移して見たらそこには飛行船が置いて居た、ハッチは開い


て居たが動力は来ていない様で、この地下を徹底的に調べて行くとこの地下の端が


区切られた部屋に成って居て、コンピューターの様な計算システムと図面が有ったの


で収納して飛行船も10m程の長さが有るが、収納して持って帰りどうすれば動くのか


研究する事にした、後近くに本なども有ったので全て収納して外に転移してコア


ル-ムに来た、ここの本はこの世界の言葉で書かれた本で皆も読めるので興味が有れ


ば読んでみて貰うが、何を書いて居るのか分れば良いのだがと思いながらマスター


ル-ムで読んで居た、重力が如何とか引力が如何だとか色々な事が書かれているが


船の前方で空気を吸い込み吐き出す力で前に進む方式の様で、クリ-ンな動力の様だ


し燃料は魔力の様で魔石の容量で飛べる時間も違う様で、比較表も付いているので


俺は可成りの魔石を保持しているので大丈夫だと思うが、後は故障が無いかと言う


点だがこれはこれからの研究で俺が理解出来れば治せるように成ると思うが、頭の良


いアイリナ-ルにも遣って貰う事に仕様と考えていた、其処でもう一つの遺跡は如何


するかと言う事に成るが、俺はここ迄来ているので行く事にしたが夜まで待つと又飛


んだ、夜の内にもう一つの遺跡に着いたのでポイントを付けてマスタール-ムに帰っ


て来た、今日は料理を拵えたオークを焼きスープを作り野菜を炒め果物を出して置い


た、それを食べながら誰か連れて呉れ場良かったと思って居たが皆子持ちに成って、


自由に出来ないのが痛いと思うとサ-リンが居たなそこそこ料理も出来そうだし、


そうしようと心の中で決めた事が後に妻が増える事に成るとは思っても居なかった、


サ-リンが俺の事をユキチ兄と呼ぶのでまさかの事をユキチはまだ知らなかった、


次の日の朝にパンと果物とジュ-スで軽く朝食にして遺跡に来た、この遺跡も建物は


もう一つとの遺跡と同じ様で3階建てで地下も有り俺がサ-チで周囲を探るが、こ


こには何も無かった倉庫の役目をしていた様な感じで、エレベーターは付いて居たが


小さいエレベーターで普通サイズの大きさなので、大きなものは運べないしここには


無かった様だ、地下の部屋にはたくさんの棚だけが残されていた、ここ迄探索して


マスタール-ムに帰り風呂に入り軽く食べて寝る事にした、朝起きてコアに念話で


「帰るね又来るよ」と送るとコアから「行ってらっしゃい又来てね」と返しが来た、


そして家に転移して来て今回の大発見と数々の本を出して見た、早速アイリナ-ルが


飛びつきこちらの字で書いて居ると言う事はこれを書いたのはこの世界の人だと言う


事だと思うと言うと、そしてみんなに飛行船を見せる為に1層に来たそこにはフジコ


とムサシとちっこいのが居た、フジコに屈居て離れないが可愛い仔馬が居たのでフジ


コとムサシに「おめでとう」と念話したするとフジコが「ありがとうマスター名前考


えて」と言って来たので「俺が女の子か男の子どっち」と送ると「女の子」と帰って


来た、俺は考えたそして「サクラ子で如何」と送るとフジコもムサシも喜んだ、


サクラ子良い名だねと言いながら向こうの小屋の方に走って行った、


そしていよいよご対面と言う感じで飛行船を出すと皆が大きさに驚いた、長さが10m


幅が3m強あり重さが15トンほど有るが俺が重量軽減を掛けて減らすと1トンまで減ら


す事が出来た、フライを掛けると今にも浮き上がりそうになるがまだ飛べない、


動力が動いて居ないのでこれからの俺の研究と本を読みどれだけ理解するかに懸かっ


ていると言うと、全員が頑張れと言って応援はして呉れたがアイリナ-ルが私もやる


と言っていた、船を収納して皆で外に出て解散に成ったがこれが入り作業が出来るだ


けの倉庫を、ヨトナさんとカマルさんの家の隣に10m程間をあけて20m程の建物を作


り其処に台車を作った、其処に乗せると倉庫から何時でも引き出せるし作業もし易い


のでそうした、そこから俺の勉強が始まったがアイリナ-ルが付き合って呉れたので


ありがたかった。


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る