41話 ホクオ王国の魔の森


 俺とムラサキはホイトのダンジョンを制覇して、俺がダンジョンマスタ-に成りマ


スタ-ル-ムをダンジョン内に作り転移の拠点にした、コアと相談した結果階層を80


層に増やして今後制覇をされ難くして置き、ここを離れたがコアに王都ルノバの近く


で人が居ない所に飛ばして貰い、王都に入る事にした王都の入り口で図書館の位置を


聞きそちらに向かい、図書館で本を探すも為に成る本が見つからずギルドに行く事に


した、今日で7月10日なので後2カ月近く有るので焦らなくていいが、ギルドで森の情


報を仕入れて見る事にしたが王都から魔の森までは直線で400km程有るが、この国


の中心の王都には色々な情報が集まるので何かあるかも知れないと思い行く、魔の森


の傍の町ガラルで冒険者がドラゴンが飛んで居たのが目撃されたそうで、そのドラゴ


ンは黒いドラゴンで大きさが凡そ40m羽を広げた幅は30m程有ったと話した、その


ドラゴンは黒竜で間違いないと言う事で大きさからもエンシェントドラゴンの様で、


暫く森は入れなく成り真相が分からないと長引く可能性が有り、この国のAランク


チームが調査に向かうそうで今から行っても入れないと言われたが、俺とムラサキ


にムサシはドラゴンの目撃証言がある所に行く事にした、王都ルノバを出てガラル


に向うここからは馬車で4日の距離で途中にスーリセンと言う町が有るが、其処


まで2日でそこから2日でガラルに着くそうだ、俺達はス-リセンに2日目の昼頃に通


過したムサシはスピ-ドが有るので聞いて居たのより早く、結局3日でガラルに着け


てギルドに入ったら閑散としていた、受付で聞くと冒険者のほとんどが休みで魔の森


に入れない間は休業しているそうだ、お金の無い初心者がちらほらと来るだけでベテ


ランは来ていないそうだ、この森は東西400km南北に300km程の森で魔の森の中で


は一番小さいが、雪に覆われている事が多く中央にある山の北側には一年中雪が有る


と言われているが、遠くから見るだけで近づいて見た者は居ないそうで其処に黒竜が


住んで居ると言う事だが、ドラゴンは一度寝ると100年程寝る事も有ると言われてい


て、今は活動期に入ったのかも知れないと言われていたが黒竜は今まで悪さをしたと


言う記録が無いので、1カ月か2カ月様子を見て再度の報告が無いと森への入山を許可


する手はずで、王都から来たAランクチームが調査に入ったので報告待ちだそうで、


俺は如何するか迷って居たが森に転移するポイントが無い、ここじゃ無く人の無


い所から侵入するかとに角許可は出そうに無かった、俺達はギルドを出てス-リセン


まで戻り其処から北に行きあまり人々が使わないル-トから入る事にしたので、そこ


に向かい走って居たそしてス-リセンの北150km程の所にある村に寄り、ムサシを


1日大銀貨1枚で預けるとこの村ではドラゴンの事は伝わって居ないようで、快く


行ってらっしゃいと送りだして呉れ森に入った、ここは魔の森の北東側に成り冒険者


もあまり使わないル-トの様で、道はほぼ獣道で道と言えるかは通る人の受け取り方


次第だった、俺は道とは思われない藪の様でサ-チを掛けても北側は魔物も少ない、


戦闘が無い分進むのは早かった1日目で30km程来たのがマップで確認出来た、家を


出す為に周りの木を伐採して20m四方の更地が出来た、其処に家を出してムラサキが


夕飯の用意を始めたので俺は風呂に湯を張り終えて、出来た夕食を食べて風呂に入る


とムラサキも入って来たが恥ずかしそうにして居た、家で散々入った筈だが二人きり


だと何か違うのか分からなかった、そして二人でベッドに入り新記録の4回もしてし


まい寝不足だった、ムラサキは当初はやせて居たので出る所も無くて身長が高いので


余計に細く感じて居たが、最近は十分俺を魅了する体つきに成り4人の妻の中でも若


いので体力も有りタフだった、次の日の朝家を収納しながらあくびが出て来たがかみ


殺して藪を進んだ、やはり魔物は出てこないので不思議に思いサ-チを強化すると、


このまま進むと大きな魔力を持った魔物と遭遇する事に成りそうだった、


これはひょっとしたら黒竜の縄張りに成るので魔物が居ないのかも知れないと思


い出したが、黒竜がこちらを認識している可能性があったし戻る選択は無かった、黒


竜に会えるので有れば有って見たかったし解決が早いかもと思った、その頃Aランク


チームが南側から来ていたが険しい山に阻まれてなかなか進めて居なかった、そして


魔物も多く頻繁に戦闘に成るので町から100km程の所で足踏みをして居た、こちら


はそんな事に成って居るとは知らないし道は無いが魔物も無いので進むのは早かた、


3日目には100kmの手前に来ていて家で食事を取って居て俺は早く寝るどと思って居


た、次の日俺は欠伸を噛み殺しながら家を収納して居たムラサキが俺を寝かせて呉


れないのだ、何かに目覚めたのか分からないが何度も求めて来るのに相手をして居る


と寝不足に成るので、狸寝入りをして居るとあそこに手を伸ばして先にそちらを元気


してから俺を起こしてくる作戦に負けていた、俺は目の下に隈が出来て居るかもと思


いながら今ドラゴンに出会えば逃げる一択だった、4日目には130km付近に来ていた


ので既にドラゴンが居ると確信していた、途轍も無く大きい魔力が感じ取れて居たし


向こうも俺を感じ取って居たようで、こちらに飛んで来て俺達を視認したのか地上に


降り立ちそして喋った、「お前は何者だ」と黒竜が俺に話掛けて来たので俺は「人間


だ」と言うと、「人間がその様な魔力を持てるはずが無いしお前の纏う気は人間じゃ


無く亜神に等しいが姿は人間の様だが」と言うので、「俺はここ迄の経緯をあらまし


話して異世界から来たのでその真相を探して居る」と言うと黒竜は、「なるほど最近


魔の森が騒がしく成りそして静かになったのはユキチの仕業だったか」と納得して居


たが、黒竜は「精霊島の世界樹に住む精霊神が何か知って居るやも知れん」と言った


が、其処に行き方は教えて呉れなかったし「ムームのダンジョンに住む地底神にも会


った方が良いかも知れん」とも言ったので、俺は「他に何か知って居たら教えて欲し


い」と言うと「精霊島にある深淵のダンジョンには俺達の神の神龍様が居ると聞いて


居るので行けたら行って見て会うと良い」と教えて呉れた、俺はそこまで聞いて黒竜


に「ありがとうございます全て行って見ますが黒竜様が人間に目撃されたので、人間


界が大騒ぎに成って居てこちらに調査隊が来ているので、害意は無いと人間に知らせ


た方が良い」と言うと、「それはミスったまさか見つかるとは俺も年を取ったかと言


いながら5000年も生きると色々な事に出くわすが、ユキチに出会ったことが今までの


度の事より衝撃じゃ」と言って、「まさか人間が俺とほぼ同じレベルに成るとは驚き


だ長生きはして見る物だ」と言って、ユキチまた会おうと言って飛び上がり消えて


行った、その次の日に黒竜が王都に現れて俺は人間に害を齎す積りが無いし、魔の森


の俺の領域に入らなければ何もしないと宣言した、俺の領域とは魔の森で言う北側だ


そうで可成りの広範囲の様だ、俺とムラサキが村に帰りムサシを引き取り5日間世


話して貰ったので、村人には金貨1枚を渡すと釣りが無いと言われたが釣りは要らな


いと言うと嬉しそうにして居た、その村からス-リセンを経由してガラルに来て冒険


者ギルドに来て見た、王都での黒竜が宣言した事が伝わりギルドとしてひと安心して


居たが、Aランクチームが返って来ないそうで心配して居たが彼らが返り次第森を


解禁するそうだ、俺とムラサキがそれを聞いてギルドを出て帰る事にした、今日


が7月20日なので俺はゴト海に面した街に寄りながら帰る事にした、先ずモンダ王国


の王都モンダナに寄る事にした、ここからは凡そ1200kmの行程で6日位掛かるがそ


この図書館に寄りたい、そうなのだ図書館の旅に成るのでモンダナに着くと図書館に


急行した、そこからトランド王国の王都に寄りソーサナ-ル共和国のスメイルに寄り


とこれでこの世界の国の王都や首都に寄ったことに成るが、図書館には為に成る様な


本は無かった、なのであの時に黒竜が言って居たムームのダンジョンと精霊島に行く


事を考える事にした。


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