37話 それからの二人
俺はイマラ王国の子爵家の令嬢を偶然に助けて、その家の複雑な状況が有る事を
知った、その状況では家に帰る事は難しいと判断したので俺の家に連れ帰り、ここで
生活をして行けるように協力して行く事に成った、先ずカレンミルさんは錬金術
のスキルもちで家にはポ-ション作成のプロが居る、俺が作った作業部屋でアイリナ
-ルの指導でポ-ションを作り始めた、薬草は俺が森に入れば山の様に取って来たの
で十分な在庫が有るし、俺の作った保存庫もあるので腐らないし新鮮で拡張を施して
有るので大量に入るので便利だ、保存庫は種類別に保管出来る様に幾つにも分けてい
て間違って取らない様に工夫していた、メンバーは先生にアイリナ-ルがなり生徒に
カレンミルさんとヨトナさんにココナちゃんが教わりながら進めて行き、最後の行程
でアイリナ-ルが魔力を流し完成させる形で暫くやり、カレンミルさんが一人前に
成るころにはアイリナ-ルが出産予定も近づく筈だと考えている、その作業は午前中
に終わり二人がレベルが低いので魔力も少ない、二人の魔力を増やす目的で俺が家の
地下に簡易ダンジョンを作成して沸き部屋を作った、このダンジョンは10層で構成さ
れていて1層目草原で家の裏の入り口からは入れる様にしたフジコとムサシの遊び
場にした、2層目は森と林で薬草やキノコが採れる様にして、各層の広さは1km四方
で作り3層目は畑にして各種野菜をつくり担当はヨトナさんとココナちゃんに補助に
ワイナさんとオリビアさんが手伝う事にした、4層目は小麦や豆を作り俺が欲しいと
思う米が見つかれば作れる様にしたい、5層目は湖と島が有り小川が流れる憩いの場
所にして天井を高くして宿泊できるようにした、6層目は鉱山地帯で色々な鉱物が取
れる様な設定にして見たが、実際に取れるかは分からないが雰囲気はある様な気がし
た、7層目には温泉地帯にしてみたがお湯が沸き出ている温泉が5カ所と、ペンション
風のロッジを作り泊まる事も出来る様にした、8層に沸き部屋を5部屋作成した一つは
オ-クで、2匹づつ沸き倒すと部屋の外に出て入り直すと2匹が居ると言うパタ-ンに
した、次の部屋はオ-クジェネラルが2匹の部屋で作りは同じで、3部屋目がオ-クキ
ングが1匹の部屋に作り4部屋目がオーガが3匹出て来るようにして、5部屋目にオ-ガ
ロードが1匹の部屋にした魔物は部屋からは出れない設定に作り仮眠所とトイレに風
呂も用意した、9層目も沸き部屋にしたが3部屋で1部屋を大きくして1部屋目にトロ-
ルが1体にして、2部屋目がマンイ-タ-が2体の部屋に作り3部屋目がトロ-ルキング
が1体にした、この層には宿泊の施設は無く8層から階段を下りて来る形に作り不便が
無い様にした、10層目がコアル-ムとマスタ-ル-ムが有りコアは俺がR25ヒュドラ
の魔石を使い作成した、以上我が家にダンジョンが出来たし維持するのに可成りの魔
力が要るが、今の俺の魔力は165万あるので一部を定期的の渡すだけで維持出来る様
だ、さっそくカレンミルさんとヨトナさんのレベリングをする為に二人を連れて転移
して来た、先ずは8層に来ていたオークの沸き部屋に入る事にして手には俺が作成し
た剣を持つて居るだけだ、オークの部屋に入り魔物を殺す事が出来るかを試すと俺が
バインドで拘束したオ-クを二人共に刺殺し合格だった、部屋を出てオ-クジェネ
ラルの部屋に入る此処にも2匹居るので1匹づつを倒して行く、それを暫く繰り返して
行くと30回程繰り返してから二人を鑑定した、
カレンミル 人族 18才 レベル18
HP 178
MP 170
スキル ・錬金術 ・生活魔法
錬金術 レベル1
生活魔法レベル3 ・種火 ・飲み水 ・クリ-ン
ヨトナ 人族 20才 レベル20
HP 220
MP 220
スキル ・土魔法 ・家事 ・生活魔法 ・作法
土魔法 レベル3 ・バインド ・ア-ススピア
生活魔法レベル3 ・種火 ・飲み水 ・クリ-ン
家事 レベル3 ・美味し料理が出来る
作法 レベル3 ・貴族作法が出来る ・着付けが出来る
レベルも大分あがりHPもMPも順調に伸びていたのでこの調子で行こうと声を掛け
た、次はオ-クキングの部屋を飛ばして数が居るオ-ガの部屋にした、ここはオ-ガ
が3体居るので1体余るが変わり番子に2体倒して行き、ふたりで順調にレベルアップ
して行き暫くしてから単独でオ-クキングを倒して貰い、本日のレベリングを終了
した、俺は直ぐ上の7層に戻り温泉に入る事にしたら二人も付いて来た、俺は温泉が
5カ所も有るので別々に入るだろうと思って居ると、二人は俺の後を何時までもつい
て来てとうとう一緒の所に来たので、俺は二人に「温泉は後4カ所有るから他に入れ
ば」と言うとカレンミルさんが「一緒に入っては駄目ですか?」言ったので、俺は
「別に駄目じゃないが裸だよ」と言うとカレンミルさんが、「将来をこの人と決めた
ので私は平気です」と言い出した、俺はこれは又5人目かもと思ってしまったが彼女
は貴族令嬢だよ良いのか俺!と思ったが、彼女の素直さと綺麗さにぐらぐらと
俺の壁は壊れた、一緒に入ると彼女のプロポーションの良さに目を見張ったが服を着
ている時には分からない事だった、そのプロポーションを独り占め出来ると思うとあ
そこが疼いたが、傍にはヨトナさんも居るので出来るだけ見ない様にして居た、風呂
から出て俺が食材を出して行くとヨトナさんが手早く食事を作り上げた、それを3人
で頂きその日はそこのロッジに泊った、次の日も3人でレベリングをして行くのは
オ-ガロードの部屋にした、ここにはオ-ガロードが1体づつの設定なので交代しな
がらのレベリングに成ったが、オ-ガロードは経験値が高いので可成りの成果が有る
筈だったが、俺はこっそりと経験値倍増を2度掛けして置いてオ-ガロードを倒して
行った、2日目を終わり温泉に浸かりのんびりしてロッジに戻ると夕食が出来ていた
ので頂き、部屋に入るとカレンミルさんがノックをして入って来た、薄いガウンの様
な物を纏い遣って来たのを見た俺は心臓が爆発しそうに為った、カレンミルさんは
「ユキチ様ご一緒してもよろしいでしょうか」と言いながら、俺の寝ているベッドに
入って来たが俺は駄目だとも良いとも声が出せない程緊張していた、カレンミルさん
は俺に「抱いて下さい」と言いながら抱き着いて来た、俺はそれをどうにか受け止め
て面子を保ったが強く抱きすぎてしまった、カレンミルさんは苦しいですと言いなが
らキスをして体を押し付けて来た、その辺でやっと自分を取り戻して来たのでもう一
度キスをして彼女を抱いてしまった、そしたら歯止めが外れ朝までに3回もしてしま
い彼女は初めてだったのに、俺の生すがままにされて居たが良く耐えて呉れたと俺も
反省した、そして3日目を終わり家に帰ると俺は早速4人の妻を集めてカレンミルさん
を妻にすると宣言した、すると4人もそうなると思っていた様で納得していた、これ
で俺がこの前に増築した2階は1室を残すのみとなった、ヨトナさんは1階の1部屋が空
いて居るので其処に成っり二人を鑑定する事にした、
カレンミル 人族 18才 レベル48
HP 550
MP 520
スキル ・錬金術 ・生活魔法
錬金術 レベル1
生活魔法レベル3 ・種火 ・飲み水 ・クリ-ン
ヨトナ 人族 20才 レベル53
HP 680
MP 680
スキル ・土魔法 ・家事 ・生活魔法 ・作法
土魔法 レベル6 ・バインド ・ア-ススピア
生活魔法レベル3 ・種火 ・飲み水 ・クリ-ン
家事 レベル5 ・美味し料理が出来る
作法 レベル3 ・貴族作法が出来る ・着付けが出来る
二人のレベルも可成り上がりHPとMPがこれだけ増えると錬金術でのポ-ション
作成にも十分だろうと思えるし、アイリナ-ルに聞いてもこれだけ有れば十分だと
言って居た、なのでポ-ション作りを再開してもらい出来た品物を商業ギルドに持ち
込み、販売の契約を交わしポ-ションを1カ月に100本と、ハイポーションを1カ月に
30本納品する事になった、ポ-ションを1本銀貨2枚とハイポーションを大銀貨1枚で
納品するので、1カ月金貨5枚の収入になるし薬草はダンジョンでとれるし経費が
からないので全てが利益だった、それからは順調に作業も出来る様に成り薬草の補充
もダンジョンで出来るが、ダンジョンに一つ問題がある事が分かった1層や2層に行く
のは階段でも良いが、其処より下に行く場合に俺がいない場合には大変だと言う事に
成り、ダンジョン入り口に石碑を設置して2層から10層まで各階に飛べるように作り
俺の作った指輪か腕輪をして居れば使える様にした、これで俺が居なくても各階層に
行けるので利用が増えると思う。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます