38話 ホクオ王国に向け旅たち
俺はカレンミルさんと結婚した妻たちはこうなると予想していた様だが、俺はして
居なかったから嬉しいし、大事にして行きたいが俺は3月も半ばに成って来たので
旅に出たかった、マリエの出産が4月の筈でアイリナ-ルが9月頃だったはずだ、なの
で今出発は不味い様に思ったので気持ちを切り替え、ココナちゃんの学校に入学の手
配をする事にした、ココナちゃんは土魔法も使えるが魔法学校に行くのは止めて、普
通の学校に行く事にしたと言ってもそこには貴族の姉弟も来るし、大商人の姉弟も
来るので出来るだけ友人を作り上げる事も勉強と同じ位大切な事だ、ココナちゃんの
入学手続きを済ませてケーキを買い家に帰って来た、家では作業室でアイリナ-ルが
3人を前にポ-ション作成の実演をして居た、俺は以前手に入れた竜の血を取り出し
て鑑定してみた、するとその血はエンシェントドラゴンの血でエリクサ-を作るのに
絶対必要で、これが手に入ら無いのでエリクサ-が作れないと言われる位貴重で小瓶
1本で白金貨10枚はすると言われているとアイリナ-ルが言った、これに世界樹の葉
が有れば出来るが世界樹の葉が今は無いので血も俺が保管して置くことにした、それ
からココナちゃんが学校に通い出した4月の12日にマリエが女の子を出産した名前を
サユリと名付けた、そして俺が5月12日に旅に出る事が決定した相棒はムラサキで、
ムラサキも何とか料理スキルを獲得して料理が出来る様に成ったので、今回の相棒に
して見たが料理が下手なら途中で返して一人旅になる、5月10日に成ったので俺はム
ラサキを連れて買い出しに来ていた、買うのはパンで肉はまだオークの肉が有るし野
菜は家のダンジョンで出来たのが大量に有るので、パンと果物を買いまくり収納して
行くとムラサキがケーキと言い出した、なのでケ-キも買えるだけ買い帰る事にし
た、家に帰るとケーキに目が無いマリエがケーキの匂いがすると言い出した、何と言
う執念だと驚きながらケーキを人数分出した時のマリエの喜びは、大げさなほどだっ
たがそれだけ好きだと言う事だと認めてあげた、5月12日に俺とムラサキとムサシは
帝都ルガの近くに転移して来た、そこで馬車を出してムサシと繋ぎ北に向けて走り出
した、先ずは帝国の城塞都市サートンを目指し進んでいた、帝都の次はウーシンと言
う町に1日で着いた、町の公園の様な所に馬車を止めここで1泊する積りで準備して居
ると、警備兵が3人程で巡回してきたそして俺達を見付けたのでここで何をしている
と言って来た、俺はこの町に着くのが遅れ宿が取れなかったと言い訳をしたが、ここ
に馬車を止めて置くことは禁止されていると言われたので、何処なら良いですかと聞
くと港に行けば置くところが幾らでもあると言われたので行く事にした、別の警備員
があそこ等は荒くれものも多いので気を付けろと注意して呉れた、仕方が無いのでそ
の方に移動して馬車を止め直した時は真っ暗だった、これだけ暗いと荒くれ者も目が
見えないので迂路付かないだろうと思った、一応結界とバリアを張り警戒して置いた
が結局朝まで何も来なかった、町の開門と同時に城塞都市サ-トンを目指してムサシ
の馬車は走り出した、ムサシは普通の馬車の2倍の距離を1日で走るがサ-トンには1
日で着かなかった、俺はムサシにご苦労さんと労い適当な所に止めてと言った、する
と前方に馬車が4台か5台程置けそうな広場が有ったので其処に止めて呉れた、桶を二
つ出してムサシに飼い葉と人参にリンゴを入れてもう一方に水を出して入れて、馬車
の周りに結界とバリアを張りここを今日の宿泊地と決めた、夜の寝静まるころに20人
程の盗賊が馬車に近ずいて来た、今日はこの地には俺達以外誰も馬車を止めて居ない
ので良い獲物だと思ったのか、近づいて来たので俺が起きて行き松明に火を付けて何
者だと声を上げると、盗賊がお前たちは良い獲物だと言いながら笑いだした、俺がお
前達は盗賊だな俺達は冒険者だお前たちの10人や20人は蹴散らすと脅したが、盗賊は
引かずにボスの命令で一斉に矢を撃って来た、その矢は全てバリアに当たり落ちてし
まったが盗賊はそんな事は全く気付かづに突っ込んで来た、そしてバリアにぶつかり
折り重なって倒れたのでバリアとシ-ルドを解除して、ボス以外の盗賊を気絶させて
ボスに剣を突き付けた、ボスにお前たちのアジトは何処だと問い正すも答えないの
で、足に剣を突き刺してもう一度聞くと答え案内させる為にヒールを掛けて遣った、
そのアジトに行くと5人の盗賊が居たが俺がボスに剣を突き付けて居たので、近づか
ずに囲むようにして居たが5人を痺れさせて拘束してアジトの中を調べたが目ぼしい
物は無かった、結局25人の盗賊を拘束して馬車の傍に放置したが今回は殺さずに捕ま
えたのは、前に馬車の傍で殺して埋めた時にその傍で寝る気に成らず夜中に移動した
のを思い出したからで、朝に成るとサ-トンに連れて行き引き渡すので結局は同じに
成る奴と鉱山送りに成る奴らで、馬車の周りにバリアと結界を張り直して寝る事にし
た、次の日盗賊を叩き起こしてサ-トンまで連行して門兵に引き渡し、俺はこいつ
らに掛っている賞金は要らないと言ってサ-トンを出た、そしてサ-トンから1時間
程のモンダ王国の城塞都市ス-サンに入った、モンダ王国の王都はゴト海の方に有る
のでここからは遠い今回は寄らずに、サ-トンから山手の道を行くとエリシモと言う
ダンジョン都市がある様なので其処に行く事にした、今日で5月16日に成るがここ迄
北に来ると風が冷たく感じ、ここの北に有るホクオ王国は何時に成ったら暖かく成る
のやらと考えてしまった、サ-トンで1泊して朝から馬車を走らせて1日でエリシモに
着くことが出来た、ここエリシモは人口が増えて来て3万人を超えたそうで防壁の外
にも粗末な家が並んでいた、この町は山や森からも近いので魔物も時々現れる様だが
防壁の外のスラムに住む人々は気にしているが気にして居られなかった、ここに住ん
で居るのは一旗揚げる為にここに来たが怪我をしたり才能がなかったりの挫折組で、
とに角金が無く冒険者の荷物持ちやコソ泥などで食つなぐ連中の集まりで、町も手を
焼いているが殺す訳にも行かず放置していた、俺達は冒険者ギルドを探して辿り着い
たのは夕方だった、馬車置き場に止めてギルドに入ると冒険者が一斉にこちらに振り
返った、何か有ったのか騒然とした雰囲気がして居たので俺とムラサキが壁際に寄
り、様子を窺うとダンジョンでここの最深のチ-ムが壊滅して1人だけが大怪我をし
たが如何にか外に逃げ帰り、その事をギルドに報告した所で残りの4人は絶望の様
で、魔物はミノタウルスで色が黒に近い灰色だと言って居た、俺はそれは多分ミノタ
ウルスキングだと思ったが発言はせず成り行きを見守って居ると、ギルドはダンジョ
ンを暫く閉鎖すると言い出したので、俺は飛び出してダンジョンの1層に入り又出て
来た、こうして置けば1層に転移出来るし閉鎖されてもそのミノタウルスキングを処
理出来るので、そうして置いて又ギルドに戻るとまだ話は纏まらない様だった、俺と
ムラサキは一担ギルドを出て宿を探すが見つから馬車で寝る事に成った、次の日にギ
ルドに行くと取り敢えずダンジョンが閉鎖され、ギルド本部からAランクチームの派
遣を待ちそれで対処出来れば再開すると言う事に成った様だった、俺とムラサキは如
何しようと相談したが俺が本部からAランクチームが来ても多分ミノタウルスキング
には勝てないと思うと言うと、私たちで倒して置くと言い出したので取り敢えず食材
をを購入するために商店街に来ていたが、まだ十分に家から持って来た食材が有るの
でパンと果物だけを購入して置いた、ダンジョンの入り口付近に行くと厳重に封鎖さ
れていてたし、二人のギルド員がダンジョンに入らない様に監視をしている様だっ
た、俺とムラサキは少し離れた所に移動してダンジョンの1層に転移した。
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