第31話 ススロのダンジョンⅡ
俺とアイリナ-ルはススロのダンジョンの65層に来ていた、そこには休憩所が設置
されて居たので1泊したが、すでに今が昼だか夜だか分からなかった60層で買い出し
に出てから既に4日は立って居たはずだ、とに角65層に飛び出したがそこは広大な砂
漠で見渡す限り何も無かった、砂漠は体感温度が50度位有りそうで砂の上はもっと
熱そうだった、俺はフライを使えるので飛べるがアイリナ-ルはまだ飛べないので考
えた、アイリナ-ルは安全な休憩所に居てもらい俺がフライで飛んで階段を見付け
る作戦だ、じゃ行って来ると飛び上がり進んで行くがどこまで行っても砂漠だし何も
無かった、サ-チで調べると砂漠の中央に何か有る様なので行くとオアシスが其処に
有った、水が沸きだして流れるが直ぐに砂に吸収されて行くのが分かったし、水源は
小さいが水は豊富の様だその傍に階段が有った、俺は転移で休憩所に戻りアイリナ-
ルを連れて転移して階段を下りて来た、66層67層68層69層と進み70層にたどり着くの
にほぼ10日掛かったが何とか食材のあるうちに着けて良かった、このダンジョンは可
成りハ-ドなエリアが多かったが多分ここが最後だと思う、ボス部屋に入るとそこに
居たのはミノタウロスキングだった、鑑定すると普通のミノタウロスとの違いは先ず
色が黒いダ-クブラックと言う感じの色をして居たし、大きさが違う6m近く有りそう
で頭の角が長く大きいし色がシルバーに成って居てレベルが120有った、普通の人
たちは勝てないだろうと思ったが入る人によってボスも変わるのかも知れないと思っ
たが、俺には普通の魔物だったので瞬殺すると宝箱と階段もあった、宝箱には身体強
化のスキルブックと鑑定のスキルブックの二つが有った、階段を降りるとコアが浮い
て居たコアが念話をして来た、「望みは何ですか私に叶えられる事なら一つ叶えま
す」と今までとはちょっと違う言い回しだったが俺が言った、「俺がここのマスタ-
に成る」と言うとそうですか分かりました、マスタールーム作りましたそこにはどこ
からでも転移出来ます何時でも来てください、と言う事で3カ所目のマスターに成っ
たので帰る事にした、コア俺達は帰るので出口に転移してと言うと直ぐに出口に来て
いた、俺とアイリナ-ルはそのまま馬車に乗りススロを出て来て帰りの街道を走って
居た、今日で10月の2日に成ったここからカラナイまでは1カ月掛かる筈で来る時はほ
ぼ30日掛つていた、途中の寄り道を退けて計算した所そうだったが来る時はフジコは
普通の馬だったが、今のフジコはハイホ-スに成って居るのでレベルが違うし体力も
違う様だ、この街道は道も良く整備されて居るので走りやすいと念話で言って居た、
家の有るカラナイの王都に25日で着いた流石に早い5日も短縮した、家に着いたので
フジコに栄養満点の御飯を上げて置いた、俺とアイリナ-ルはそのままリビングに行
くと二人の奥さんとマサムネがいて「お帰りなさい」と二人から先に言われたが、俺
は只今と返してフジコの話をした、ハイホ-スに成ったフジコのお婿さんを探したい
と思って居る事と、ヤマタイ神国には図書館に有った俺の居た世界から来たのであろ
う書物を残した人の話をした、俺とアイリナ-ルは次の日に東ギルドに魔石の買取を
して貰う為に来ていた、窓口へ行くと直ぐにサブマスが来て「魔石の買取りですか」
と言って来た、「そうですお願いします」と言って出して居ると、サブマスが「R10
とR11とR12の魔石は無いですか」と言って来たので「有りますが出しましょうか」
と言うと、「お願いします出来たら10個程欲しいのですが」と言った、俺は分かりま
した10個ですねと言って、R10を8個とR12を2個出したそしてR2を49個とR3を60個
R5を25個R7を53個を出した、それを持って奥の部屋に入り暫くしたら代わりに女性
が出て来た、「いつもありがとうございます」と言ってお金の入った袋を渡して来
た、そして「アイリナ-ルさんタグを出してください」と言ってタグを持って行き、
帰って来るとアイリナ-ルもBランクに成って居た、二人はギルドを出てケ-キ
屋に来て14個買い家に帰った、何時もの定番のコ-スでギルドに魔石の買取をして
貰うと帰りにはケ-キを買う事に成って居た、リビングで一人2個づつを取り分けて
から食べ終わると俺がヤガラナ帝国に行くと宣言した、同行はアイリナ-ルに成った
スカ-レットにはマサムネが小さいしマリエはお腹が大きく成って来たしと言う
事でアイリナ-ルになったし、アイリナ-ルも行く気だったが妊娠がわかり残念した
俺はアイリナ-ルはハーフエルフなので妊娠はしにくいと思って居た、アイリナ-ル
とする時には不妊魔法は使って居なかった、アイリナ-ルもまさか自分が妊娠すると
は思っても無く妊娠が分かると非常に喜んだ、と言う事で今回は一人旅に成ったが途
中の町で奴隷商によって見ると言って置いた、出発を11月1日にして置いたが一応馬
車は持って行く事にした、フジコはバックに入れられないから仕方が無かった11月1
日まで2日有るので鰐革でバックを5個作りポーチも5個作った、それから買い物と
準備をして11月1日になったのでリビングで皆に言って来ると言って自分の部屋に入
り転移して来た、ここはヤマタイ神国のススロのダンジョンだコアに「来たよ」と
念話しておいたするとコアが「マスターいらっしゃい」と言ってい来たのでコアに聞
いてみた、「ここの北の町ナコタに飛ばせる」と聞くと「ちょっと距離が有るので無
理かも知れませんすみませんマスタ-」と謝って来たので「謝る必要はないよ俺が無
理を言っただけだから」と言うと、「はい、分かりました」とコアがいった、それで
遺跡の傍に飛ばして貰いオータングの町に入り馬を売って居ないか聞くと、ここには
無いと言う事で神都の傍に転移して町に入った、ギルドに行く積りだが場所が分か
らなかった通りに居た人に聞くと分り、ここ神都も3カ所有るようで中心が北ギル
ドだそうで其処に来た、受付でタグを見せて「馬を買いたいが商会か場所を教えて欲
しい」と言うと場所を教えて呉れた、そこに行くと結構な広場に馬が数十頭放し飼い
にして居た、そこで「馬を買いたいので見せて欲しい」と言うとそこの馬主が「うち
は金貨1枚から10枚まで揃えているから眼鏡にかなうはずだ」と豪語した、俺は鑑定
しながら品定めをして行った、すると1匹だけ鑑定に馬では無くホースと出て来る馬
が有ったのでそれを買うと、金貨2枚の割と安い馬だった馬を受け取りクラも買い馬
に乗って神都を出た、途中に道端で馬車を出し繋ぎ水と飼い葉を与えて魔石R5を入れ
て見たらパクと呑み込んだ、すると淡い光に包まれている時に馬が二回り大きくなり
頭に少し角が出ていた、角は角と言わなければ瘤に見えるので瘤として置いたが、念
話が来た「マスタ-有難うございますおかげでやっとハイホ-スに成れました」と来
たので良かったなお前の名前はムサシだと言うとムサシがヒヒヒ~ンと鳴いた、ムサ
シは力強くヤガラナ帝国を目指し進んでテルンに着いた、ここから左にコ-スを変え
るとショ-トカットの道に成る半島をぐるりと回る道をカットするとイルホナに着
く事が出来て、1日程早く着くので知って居る人はほとんどが通る道の様だ、ムサシ
も前に通った事が有るそうだがリスクも有る山が近いので山賊が偶に出るみたいだ、
其処を通りイルホナに着いたのは夕暮れで町の門が閉まる直前で入ったが当然宿
が無かったので馬車で寝た、そこからは北に1本道で行けたが1カ所だけ小さな村で道
が分かれて居たが間違わずに来れて城塞都市ソナイムに着いたのが6日目だった、そ
こから帝国の城塞都市オルイムまでは2時間程で着くそうで一気に走った、俺達は遂
にヤガラナ帝国に着いた、帝国では先ずマ-リントに行きダンジョンに入り制覇して
拠点を作る目的で行く事にした、それから2日でマ-リントに着きギルドを探して
入った。
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