第29話 目指せヤマタイ神国 Ⅱ
俺とアイリナ-ルはダンジョンを制覇してマスタ-ル-ムを作り拠点にした、そこ
でコアに俺が既に亜神の力を得て居てダンジョンの階層を増やす事が出来ると聞き、
遣ると出来たがダンジョンは作れないそうだ撫でならコアの作り方が分からない、
コアもその事は知らないと言ったしどうしたらコアが作れるのか謎が又増えたが、俺
はヤマタイ神国を目出して進む事にした、もう直ぐこの国の王都ホーリントに着くの
で其処の図書館に寄り為に成りそうな本を探すつもりだ、それから1日でホーリント
に着いた今日で9月も17日になったがこの地域は9月が雨季では無い様だ、今日も良い
天気だし空気も乾燥して居要る様だ、ホ-リントは海に面した街だ人口も多そうだし
町に入る人も多く行列に成って居た、俺達も馬車の列の後方に並んび前に6台の馬車
が有るが全て商人の様だった、変な物を乗せて居ないか門兵が調べてから通して居た
が俺達は冒険者だ、タグを見せるだけで通して呉れたので図書館の場所を聞いた、図
書館はこの国の魔法学校の傍に有り学生は証明書を見せれば無料で我々一般人は入場
料が大銀貨1枚で保証金が金貨1枚が要ったが金貨は退館時に返して貰える様だ、俺と
アイリナ-ルは図書館に入り本を探したが特に為に成る本が無く他の王都にも有った
本ばかりだった、俺はアイリナ-ルにもう出ると言うとアイリナ-ルも一緒に出て
来て馬車に乗り込んだ、俺とアイリナ-ルはそのままホ-リントを出てヤマタイ神国
を目指したが途中にもう一つのダンジョンが有る様だ、そのダンジョンに行くにはヤ
ゴルと言う大きな目の町を過ぎて、次の村で左に折れるとアト-ルと言う町の傍に有
る様だ、アイリナ-ルに相談すると「私はもうダンジョンに行ったので興味が無いの
で行きたくない」と言う事でここはスル-することに成った、そうなるとホーリント
からヤマタイ神国の国境まで海沿いを走りテトトと言う城塞都市を過ぎるとヤマタイ
神国に入るらしい、図書館で調べた所では神国の都マヤから北に300km位にオ-ダ
ングと言う町が有りその傍に有る遺跡に神国の象徴である神殿が有るそうだ、そこを
目指して行く事にして居たし近くにダンジョンも有る様だ、俺達がホーリントを出て
12日でヤマタイ神国に入った、フジコの引く馬車は1日で150km程進むので凡そ
1600km程進んだことに成る、俺は神国の城塞都市ツトナを過ぎて馬車を止めた、
そこでフジコを休ませるために桶を二つ出して一方に水を入れもう一方にバックから
飼い葉を出して居れた、するとそこに飼い葉と一緒にR5位の魔石が紛れ込んでいた、
それをフジコがパクと食べ飲み込んだ、するとフジコの体が淡く光り出してフジコの
体が一回り大きく成り頭に短い3cm程の角が出て来た、俺が慌てて鑑定するとフジコ
は馬からハイホ-スに成って居て俺と念話が繋がった、すると念話が来た(ユキチ
様私フジコですありがとうございます進化させてもらって)と来た、俺がフジコに
「これからもよろしく」と念話を返した、そんな棚から牡丹餅の様なエピソードも在
りながら、神都マヤを目出して3日で着いたフジコが進化して1日に200kmは進めるが
目立つので抑えていた、俺は取り敢えず宿を探し門で聞けばよかったと思ったが遅
い、ギルドの場所も分からないしここは町が大きく人口が200万人程有るそうでとに
角広い、商人に聞いてみたら宿が固まって有る所が聞けたのでそちらに進んで居た、
高級宿そうな宿を見付けたので馬車置き場が有るか聞くと有るそうで、それも込で一
人大銀貨3枚に成るそうだし風呂が有ったのでここにした、フジコと馬車を預け受付
でダブルの部屋を取り序でに図書館の場所を聞いた、割と近くて良いのだが馬車置き
場が無いそうでもう一日泊まる事にしてフジコを預かって貰った、フジコには念話で
説明したら(良いですよ)と帰って来た、俺はフジコを第4夫人に迎えたい位だとア
イリナ-ルに言うと「いいんじゃない」と返して来たので「マジか!!」と心で呟い
た、明くる日俺とアイリナ-ルは図書館に来ていた何処の図書館も出入りの時の対応
は似ていてここも同じだった、ここの図書館には変わった本が有った遺跡から出た本
で手では触れられない様にしてあった、受付の書士さんに聞くと遺跡から出て来たが
書いて居る文字が難しくて解読されて居ないそうだ、俺はそれをすらすらと読めた
日本語で漢字が多く使われて居るのでこの世界では解読できない様だ、俺が読んで居
るのを見たアイリナ-ルが聞きに来た「読めるの」と聞くので、小さな声で読めると
言うと、「マジか!」と言って居たがこの世界の大昔に地球から転移した人が残した
本で、もしこれを読める人が居たらこうした方が良いとかこうしては駄目だとか書い
ているが、捲れないのでそれ以上の詳しい事は分からないし捲ると紙が粉々に成りそ
うだ、しかしこの世界に来た人が居たのは確実の様で比較的俺と近い世紀の人の様で
使って居た言葉が分かりやすかった、と言う事は時間軸がずれて転移したのか今から
1000年か2000年前に来たかもっと前かも知れないが居た事は確かだ、図書館を出て途
中に遅い昼を食べてから宿に帰った、何かあの本を読んだ感じでは大阪か京都辺りの
人の様だったと思い起していた、次の日にあの本が見つかった遺跡にフジコの馬車で
向かって居た、遺跡迄は300kmで2日の行程だが商人は余り追い越さない様にした、
3日掛った少し抑えて走って呉れる様にフジコに頼んだので1日増えたが遺跡の町に着
いた、この町は神都からの中継地点にも成るので商人も多く泊まり栄えていた、ギル
ドに寄り情報を集めて居ると思わぬ情報が入って来た、隣の国ヤガラナ帝国の帝都ト
マ-リントとトトコナの間の森が魔の森化しているそうだと言う話を聞き込んだ、
まだはっきりとは決まった訳では無いそうだが可成りの確立で魔の森に成って来て居
る様だ、と言う情報は置いて措いて今は遺跡に入れるのかと聞くと、国の調査は大分
前に終わり偶に地元民が遺跡に入るが何も見つからず無駄だと言う事で、「ダンジョ
ンに行く方が良いですよ」ギルドの受付嬢にも言われたが、見に行くだけでも行って
見たかったので行く事にした、この町の宿がほぼ満員で泊れなくて馬車を出して遺跡
の近くに来た、ここでは家も出せないので馬車で寝る事にしたが、この馬車は外見は
小さいが中は拡張して居るので結構広い、おおよそ6畳位は有る筈でフジコの負担に
成らない様に余分な物は積んで居ないが、夜は布団とか出しても又片づけるので大丈
夫だった、今日で9月21日日本の春分の日かも知れないのは忘れて寝る事にした、次
の日早々に遺跡に入ると豪華な神殿が有るが可成り昔の物だと分かるし、初めて見る
建物の大きさと建物の構造に圧倒されて居た、昔写真で見たオリンポスの神殿の様な
柱だったし精巧な彫刻がしてあった、サーチで他に無いか探ったが何も無かったが来
て良かったと思った、これで今回の目的は達成したのでススロのダンジョンに向かう
事にした、ここからは1日で着くが今出ると夜中に成るので途中に家の出せる所が有
ればと思ったが、平原の一本道で何処からも未透視がよくて家の出す所が無かった、
なので道端の広場に止めて馬車で寝る事にした、馬車の周りに結界とバリアを張り俺
とアイリナ-ルはヨートンのダンジョンで風呂に入り、馬車に帰って来たら近くに商
人の馬車が止まって居たがこちらが寝て居ると思ったらしく何も無かった、明くる日
起きて挨拶ををすると商人さんが「夕べはよく寝て居た見たいですね」と言った、
俺が「ハイ疲れて居ましてよく寝ておかげで疲れも取れました」と言って置いた、そ
れから先に馬車を出してダンジョンの有る町に向かった。
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