第28話 目指せヤマタイ神国

 

 8月17に成った今日は俺とアイリナ-ルの旅立ちの日だ、フジコも久ぶりに旅が出


来て嬉しそうだし俺も嬉しい、アイリナ-ルは今や俺の奥さんだが初恋の人だし何だ


かニヤケてる気がした、俺は本当にアイリナ-ルには惚れているしかし3人の妻の内


の一人だ、贔屓はいけない平等にしなければ他の二人からクレ-ムが来るのは目に見


えていたが、今は二人切りだし幾らでもイチャイチャが出来るはずだ、王都を出て東


に進み途中にはソーサナ-ル共和国が有りイマラ王国が有る、俺は途中にあるイマラ


王国の王都ホーリントで図書館に寄りたいと思って居た、知識を増やして魔法も増や


せればより楽に魔物と戦えるし楽だ、ホーリントはこの東行きの街道に有るし寄り易


い、5日でソーサナ-ル共和国に入ったがこの国のこちら側には遺跡が発見されたが


まだ入れないそうで、只今国が調査中らしいし何時に成るかも分からないのでパスし


て行く、右手に海を見ながら進み11日でイマラ王国に入れた、城塞都市マランから山


向けに行くとダンジョン都市ヨートンにつくが如何するとアイリナ-ルに尋ねた、す


るとアイリナ-ルが「ダンジョンに入った事が無いので行きたい」と言った、それで


俺も決心したヨートンに行く事に成った、マランから海を離れて進み3日で着いたの


が夕方で宿を探すが見つからず、俺はアイリナ-ルを連れてダンジョンに入り1層の奥


に来た、ここまで来れば誰も来ないと確信して家を出したそれを見たアイリナ-ルは


驚愕した、「何ですか今のは家が突然出てきましたがユキチ本当に貴方は何者です


か、こんなのは聞いた事も見た事も無いですし今晩は本当に聞きますからね」と言っ


た、二人は取り敢えず家に入りアイリナ-ルは夕食を作りユキチは風呂に水を入れ


湯にして行った、夕食を食べた後ユキチは風呂に入りアイリナ-ルも誘ったが恥ずか


しいから駄目と言って入らなかった、ユキチが出た後にアイリナ-ルも風呂に入りス


ッキリしていた、今日こそユキチの秘密を解き明かそうとベッドに入るとユキチがキ


スをして来た、アイリナ-ルもそれに答え二人はもつれ合い体を重ねたあとアイリナ


-ルが聞いた、「ユキチは信用するもしないもアイリナ-ルが決めて良いけど、俺の


話した事は他人には絶対喋らない事を約束して欲しい」と言うと、アイリナ-ルは約


束すると言ったので俺は話し始めた「俺はこの世界の生まれでは無い地球と言う星の


日本と言う国で生まれ38才まで生き、死んだようだ何故死んだかわ覚えていないが撫


でかこの世界のグライ王国の王都で15才までいた、王都では孤児院に居たが皆と遊ん


でいた時に木に登り落ちた時に思い出したのが地球の生まれでこの世界の生まれでは


無いと言うことだ、その思い出したことにショックを受けたのか頭を打ったのか分か


らないが気が付いたら山奥のイグアス村に居た、記憶が無く夢遊病者の様に彷徨い空


腹で倒れた所を猟師のト-トンさんに助けられて、そこでト-トンさんの弟子をして


生活をして資金を貯めて、16才に有ったので旅に出て王都トナトでDランクまで上


げ、ム-ムまで行きダンジョンに入り力を付けていまになる」と一気に話したがアイ


リナ-ルは違う星の生まれとかは信じられなかったが、ユキチは信じていたのでユキ


チを抱きしめキスをしもう1回体を重ね合いユキチを信じて行く事にした、次の日に


二人は一旦外に出て入り口の石碑に触れて入りなおした、昨日は寝る目的で入ったの


で石碑には触れなかったためだ、1層からのダンジョンでアイリナ-ルは少し緊張し


ていたが2度3度と魔物と戦う内に平常に戻り瞬殺していた、俺は又忘れたと思い経験


値倍増を2度二人に掛け進んだ、そう言えばこのダンジョンの情報をギルドで聞いて


居なかったと思い出したが既に30層に来ていた、ここのボスは何だろうと思いながら


入るとオ-ガ3匹が居た、俺がバインドで拘束しアイリナ-ルが止めを刺して終わっ


た、ここ迄は3日で来ていたそこからも進むのは早く3日で50層に着いた、ここのボス


はオ-ガロードでレベルが55だったので手助けしたバインドで拘束したロードをアイ


リナ-ルが刺した、アイリナ-ルが装備して居るのは俺が作って渡した剣でアイリナ


-ル専用の作りで少し細い目にして居た、彼女はそれを気に入り弓を使わずに剣ばか


り使いながら来たが、ここからは魔物も強く成りそうなので剣をポ-チに仕舞い弓に


する様にアドバイスしたが、アイリナ-ルはこれで行くと言って変えないままだっ


た、なので50層の裏で石碑に触れて休憩している間に彼女を鑑定してみた、



  

  アイリナ-ル (ハーフエルフ) 50才  レベル45


 HP 880

 MP 880


スキル  風魔法  錬金術  家事 弓術 剣術


 風魔法 レベル6 ・風圧 ・ウィンドカッタ- ・ウィンドシールド

          ・衝撃波 ・ハリケ-ン

          

 水魔法 レベル5 ・ウォタ-ボ-ル ・ウォタ-シールド

          ・ウォタ-ランス ・アイスランス


 錬金術 レベル5 ・ポーション作成 ・ハイポーション作成

          ・エリクサーも作れる

 

 家事  レベル4 ・美味しい料理が出来る


 弓術  レベル5 ・連射が出来る ・矢の軌道を変えれる


 剣術  レベル3 ・受け流し ・スラシュ ・刺突


 アイリナ-ルのレベルが15程上がって居たし剣術のスキルが生えていた、独特の技


も獲得している様だったので剣の使用を認めた、その後も剣を使い習熟度を上げて行


き二人は70層の所に来ていた、50層からここまでは4日掛かったが無理はして居なか


った、ボス部屋に入るとそこに居たのはサイクロプスの一つ目で色が普通より黒い肌


だった、鑑定するとサイクロプスキングと成って居て魔法に耐性が有り肌は硬くレベ


ルが95も有った、こいつはアイリナ-ルには荷が重いと言うと彼女は後ろに下がりユ


キチに任せると言った、俺が如何やって倒そうと考えて居るとサイクロプスが目から


のビ-ムを撃って来た、俺はそれを剣で弾きそうだリフレクションを試そうと考えて


もう一度ビ-ムを撃つのを待つが、そう言えば本にサイクロプスが筆殺技のビームは


そう何度も打てないと書いて居たのを思い出した、仕方が無いのでリフレクションは


諦めてレ-ザ-ビ-ムを目に向け放つと頭を貫通した、サイクロプスが後ろ向きに倒


れて消えて行った後に宝箱と階段が有った、宝箱にはスキルブックが入って居たこれ


で4冊目だった、階段を降りるとコアが浮いて居て念話が二人に来た、「望みを聞き


ましょう」と来たのでアイリナ-ルに何かあると聞くと特に無いと言うので、「コア


にここのマスタ-に成る事は出来ますか」念話で聞くと、「出来ますが成りますか」


と返して来た、「俺が成るとどうなりますか」と送ると、「特に何もなりません」


「この下にマスタ-ル-ムを作れますか?」と送ると「作れますが貴方にも作れると


思いますが」と思わない答えが返って来た、俺がコアに聞き返した「それは如何言う


事ですか?」と返すと、コアが「貴方は既に亜神の力を手に入れて居ますその力を使


えば簡単に作れるはずです」と言うので聞いて見た、「それはダンジョンでも作れる


と言う事ですか?」と聞くと、「ダンジョンはまだ無理ですコアを作れる様に成ると


作れる様に成ります」俺は序でに聞いた、「コアを作るのは如何すれば出来る」


と聞くと、「コアはそれは私では分かりません」と言った、そうか分からんのかと落


胆したがコアに「序でに100層まで増やそう」と言うと、「増やしてくださいありが


とうございます」と言うので、「今ダンジョンに入って居る冒険者を全部外に出して


と言うと、「出しました」と言うので俺が魔力を練り頭で考えて出来た魔法を発動す


るとダンジョンが揺れた、そしてコアル-ムのしたにマスタ-ル-ムを作り転移の拠


点にした、その頃地上では大騒ぎに成って居てギルドにも冒険者ダンジョンから出さ


れた後にダンジョンが大揺れしたと次々に報告が来た、それをギルドが調査するから


暫くは入るのを止めて様子を見てからにする様にと皆を抑えたが、実際はダンジョン


に入る石碑機能も動いていなかったので入れなかった、ユキチとアイリナ-ルは馬車


とフジコと共に既にヨートンを出てヤマタイ神国に向かって居た。

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