第27話 3人の妻と俺


 俺とマリエはグライ王国のムームに来てアイリナ-ルさんの本心を聞き出した所


俺と結婚すると言う事に成った、身辺整理が有るので明後日に迎えに来て欲しいと言


うので一旦宿に帰って来たがまだ昼前だった、俺とマリエは昼御飯を食べに行くのに


女将に良い所を聞いて向かった、さすが女将が言うだけの事が有り其処は満員で待ち


時間が出来ていたので諦め適当に入った、其処もまずまずの味で食べ終わり二人で散


歩をして居たらいつの間にか河原に来てしまった、河原では領兵が訓練をして居たの


を見たマリエが興味を持ち見に行くと言って来てしまった、するとそこには当然マグ


ナルさんが居たので俺を見付けたマグナルさんが近づいて来て、「ユキチ久しぶりだ


な」と言ってきた、俺も「久しぶりですマグナルさん」と返した、マグナルさんがそ


ちらの女性はと聞いたので俺が「妻でマリエと言います」と言うと、「妻を貰ったの


か」と驚くマグナルさんだった、俺が「皆さん頑張って居ますね」と言うとマグナル


さんが久しぶりに遣るかいと言ったが辞退すると、マリエが私遣りたいと言い出した


のでマグナルさんが「良いのか」と言うので、「良いですが大丈夫ですか時間を無駄


にして」と言って置いたがここに居る誰もがマリエには勝てないだろう例えマグナル


さんでもと俺は思った、マグナルさんがマリエに模擬戦用の剣を渡してマリエの素振


りを見て驚いて居た、それはそうだろうマリエはレベルが68程有ったはずで彼らでは


勝てないし、剣に当たりもしないかもしれないと思いつつ見ていたら前に俺と戦った


若手ナンバーワンが出て来た、マグナルさんが始めと言うとマリエが一撃を入れ若手


ナンバーワンが倒れた、全員が何が起こったのかも分からない内に終わり倒れた若手


ナンバーワンにヒールを掛けているマリエが居た、マグナルさんが「光魔法を彼女は


使えるのか」と言いながら今度は自分が剣を構え副隊長が審判を始めた、審判が始め


と声を掛けるとマグナルさんが先手を打ったが軽く躱され逆に一撃を受けた、それま


でと声が掛かり隊員がマグナルさんが負けるとは、彼女は一体何者なんだと言い出し


たがマグナルさんが「静かにしろ」と言って鎮めた、俺がマグナルさんに「すみませ


ん妻が至らぬ事をしまして」と言うとマグナルさんが「嫌そんな事は無い彼女は本当


に強いし速いもしかして彼女も魔法系か?」と言うので俺が「そうですね魔法も使え


ますが彼女は剣の方が得意です」と言うとそうか「ここに指導に来てくれないか」と


言い出したが俺が「それは無理です今住んで居るのはカラナイ王国の王都ですから」


と言った、マグナルさんが「そうかそれは断念だと言った」俺がそれでは俺達はこれ


で失礼しますとそこを離れ宿に帰って来て休んだ、アイリナ-ルさんを迎えに行


く日に成った行くと綺麗に固唾いた様で、商業ギルドに買い取って貰ったそうで中


には何も残って居なかつた、全部バックに入ったと言って驚いて居たが錬金術


の道具も入って居るそうだ、すべての固唾けが終わり出発する事に成ったがこれで


良いのかと尋ねると、彼女も元々ここの生まれで無く精霊島の生まれだそうだ、なの


で歩きで町を出て行き人の居ない所に来たので3人で手を繋ぎ転移した、するとアイ


リナ-ルさんが驚いて「ユキチさんあなた転移魔法が使えるのですか」と聞いて来た


ので「ハイ、使えますよ」と答えた、すると「ここは何処ですか」と言うので「ここ


はカラナイ王国の王都の俺の家です」と答え階段を下りてリビングに来た、そこには


スカ-レットと3人も女性が居たが俺が順番に紹介して行った、最後にアイリナ-ル


さんを皆に紹介して部屋を決める為にもう一度2階に上がり、部屋を決めてリビング


に戻った、アイリナ-ルさんは家の大きさに驚いて居たがお手伝いさんが3人も居て


スカ-レットのお腹も見て驚いて居た、それから一服の後に作業部屋に案内すると


此処だけで住めると言って居たが、全部道具を出して行き隅にある箱を見てあれは何


をする物と聞いて来た、俺がその箱を開けて見せると中には青々とした薬草がびっし


りと入って居るのみて、これは如何言う事ですかどうしたらこんなに青々と保てるの


かと疑問になった様で、おれが種明かしをしても信じられないらしくてユキチは一体


貴方は何者と言い出した、それは今晩教えると言ってリビングに戻って来たら俺に紅


茶を出して置いて、奥さん3人が応接室に入り話し合いを始め俺は入れて呉れなかっ


た、3人で諸々の取り決めをして今後の話も決めた様だったが俺には何も言って呉れ


なかった、そんな3人の嫁も俺には優しくてスカ-レットも安定期だそうでHは出来る


ので夜は順番に成った、アイリナ-ルさんも50才だがエルフ族の50才は人族の15才か


16才位で初めてだった、そんな事も在りながら8月に成りついにスカ-レットの予定


日が迫って来た、この世界ではおおよその予定日なので何時とかは難しいので分から


ないが、お産は比較的楽らしいと言うのもヒ-ルが有るし魔法が有るのでお産で命を


なくしたりすることは無いそうだ、その点は便利だし有難い話だ8月7日にスカ-レッ


トは男の子を生んだ、名前をマサムネにした俺の生まれた世界の偉人の名前を貰った


訳だ、スカ-レットが出産してからの8月15日にマリエの妊娠が分かった、予定は4月


位だそうできっちりとは行かない様だ、俺は旅に出る事にしたと皆に告げた今度


はヤマタイ神国に行く事にしたと言うと、アイリナ-ルさん付いて行きたいと言った


ので鑑定してみた、



  アイリナ-ル (ハーフエルフ) 50才  レベル30


 HP 450

 MP 450


スキル  風魔法  錬金術  家事 弓術


 風魔法 レベル4 ・風圧 ・ウィンドカッタ- ・ウィンドシールド

          

 水魔法 レベル3 ・ウォタ-ボ-ル ・ウォタ-シールド

          ・ウォタ-ランス


 錬金術 レベル5 ・ポーション作成 ・ハイポーション作成

          ・エリクサーも作れる

 

 家事  レベル4 ・美味しい料理が出来る


 弓術  レベル5 ・連射が出来る ・矢の軌道を変えれる



 俺がアイリナ-ルさんを鑑定した結果は流石エルフと言う感じだった、俺と十分


行けると思ったのでOKを出した出発は明後日の8月17日と決め、その前に食材の買い


出しと前回の魔の森の魔石を買い取ってもらう為に東ギルドに来ていた、買取窓口に


行くとサブマスが出て来て「魔石の買取ですか」と言って来たので、「そうですお願


いします」と言うと籠を持って来た、其処に一杯の魔石を出してサブマスが奥の部屋


に行ったので、受付に行きアイリナ-ルさんをチ-ムワカヤマに登録した、近くに居


た冒険者が何て綺麗なんだとため息をついて居たが無視して置いた、魔石の代金は金


貨で650枚ほど有り白金貨6枚と金貨50枚を貰いギルドを出てケーキを買いに来たアイ


リナ-ルさんもケ-キはまだ食べた事が無いそうで、食べるのが楽しめだと呟きな


がら家に帰るとリビングに直行していた、ケ-キを皆で食べて雑談をしている時に俺


は不意に「ココナちゃんも来年12才だよね学校に行かなければ」と言うと、母親のワ


イナさんが「そんな余裕は無いです」と言ったが「俺が出すから通いなさい」と言う


と、ココナちゃんが「良いの」と言ってたが、俺が良いに決まつている「勉強をして


知識を一杯貯めていい仕事が出来る様にして欲しい」と言うとココナちゃんは嬉しそ


うにして居た、ココナちゃんを鑑定してみた、


  ココナ  人族  11才  女の子  レベル1


 HP  10

 MP  10


スキル  土魔法  家事


土魔法 レベル1


家事  レベル1



 ココナちゃんに土魔法の才能が有るよと言うとお母さんが本当ですかと喜んだ、


本当だよ今度アイリナ-ルさんの助手をしてみて錬金術とかが生えたらここでポーシ


ョンの工場を作るのも良いかもと言うと、皆がそれいいですね収入が安定しそうだし


それ遣りたいですとココナちゃんも乗り気だった。

 

          


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