第16話 サラガンのダンジョン


 ギルドで紹介してもらった宿は可もなく不可もない普通の宿だった、翌朝に二人で


ダンジョンに入って行く前に石碑に触れ、俺とスカ-レットに経験値習得倍増魔法


を2度掛けしたこれが上手く行けばまたレベルが上がるしと思った、それとサ-チと


マップを掛けて進んだ二人はどんどん進み30階層に来ていた、ここまでに4日掛かり


来たが特に強い魔物も無く宝も見付けて居ない、ボス部屋に入るとそこにはオークキ


ングが待ち構えていた、体高が3m近いし体重は300kgは有りそうな重戦車と言う感じ


だ、俺が補助でスカ-レットが対応したがスカ-レットもすでにレベルが40を超えて


居そうだし単独で勝てそうだ、傍で見ていたが余裕で勝てたしレベルは上がつている


様だ、倍増魔法が良く効いて居た見たいだ裏で石碑に触れて休む事にしたが、ここ迄


は4日で来ているので食材にも余裕が有るし行く事にした、30層から40層にかけては


3日掛かり40層から50層には5日掛かりここまでに12日掛かっていたので50層で外に出


てギルドに向かった、ギルドでタグを見せる様に言われたタグに何層まで行って来た


か分かる様だ、二人分出すとタグを持って奥の部屋に入った暫くして出て来ると二人


にタグを返して来た、「お二人は50層まで行かれた様なので次回にランクが上がりま


す今回は確認だけにして次回に上がると言う事に成ります」と受付嬢が言って「魔石


の買取も有りますか?」と聞いて来たので「はい、有ります」返事をしたすると「そ


ちらにお廻りください」と手で招かれた、其処に行き出す様に言われたので出して行


くとストップが掛かり「まだ有りますか」と聞いて来た「まだ有ります」と返事をし


て「出して良いですか?」と言う俺「もうちょっと待ってください」と言う受付嬢


とそこへ籠を持って来たサブマスが「ハイ、どうど」と言ったので出して行くが「今


回はR1が121個R2が156個R3が84個R4が44個R5が37個R6が13個の以上です」と受付


嬢がと受付嬢が便利な道具を持っている様だ、「金貨229枚と大銀貨3枚に銀貨3枚に


なります」と言いながら「全部お持ちしますか?」と聞いて来たが俺が「持って帰り


ます」と言って置いた少し待つと袋を持ったサブマスが来たので受け取った、ふたり


でギルドを出てから買い物に向かった、その頃ギルドマスタ-とサブマスのグリ-マ


が話していた、「やはりあの二人はただ者じゃない初ダンジョンで行き成り50層に行


くなんて普通ありえない、出来ない事を簡単にやって仕舞い何事も無かった様にして


いた所を見るとやはりあの噂が本当に思えて来た」その噂と言うのが「あの二人がグ


ライの魔の森で中心点を制覇して、何かをしたために魔の森が普通の森に帰った」と


言う噂だがそんな事は信じられなかった、「何かて何をしたらそうなるのかも分から


ないし人間にそんな事は不可能だ」二人の話し合いはユキチとスカ-レットの今後を


見てからにする事にした、ギルマスが「あの二人は何処に泊っているとサブマスに聞


くと、「サブマスがどの宿にも止まって居ません多分ダンジョンの中で寝泊まりして


いる様です」と答え「確認はして居ませんが」と付け加えた、その頃当の二人は楽し


そうに買い物をしていた特にパンと野菜を多い目に買い果物も大量に買った、それか


らダンジョンに入り50層に来て外に出て行き目立たない所に家を出して何時もの魔法


を掛けた、ボス裏はいつだれが来るか分からないので止めているのだ、家の中では早


速スカ-レットが夕食を作りユキチが風呂の用意をしていた、二人はここを制覇して


次に行く予定のカラン湖の事を考えていた、夕食も終わり二人で風呂に入り洗い合い


をして二人でリビングでお茶をしていた、傍にぶどうの様な果物が有ったが粒が大き


い直径が5cm程有る果物でぶどうでは無さそうだ、ユキチは初めて食べる果物に手を


伸ばして一粒捥ぎ口に放り込んだ、口一杯に広がる甘酸っぱい味が良かった例えるな


らフランコの様な感じだ種は無かった、それから二人でベッドに入りどちらかと


なく求めあってから眠りについた、朝?ダンジョンの中は朝昼が分からないが夕


方にダンジョンに入り寝たので多分朝なのだろう朝食を食べて探索を始めた、このダ


ンジョンは今の所の最深は71層だそうで後21層あった、この辺にも結構な数の冒険者


が来ている様だし偶にニアミスするが避けている、俺とスカ-レットに例の魔法を重


ね掛けして置き二人で来る魔物は蹴散らして行く、魔石は俺が収納していくし60層に


辿り着いたのは3日後だった、ボス部屋に入るとオ-ガロードが単独で立って居た右


手には鬼のこん棒を持っているし左手にも楯を構えている、俺達の前に入ったチ-ム


は全滅した様で死体はダンジョンに吸収されたのか無いが、剣とか防具にタグは落ち


ているみたいでスカ-レットに回収してもらい、俺が奴を始末すると言って鑑定して


みたがレベルが58でそこそこ有るが俺の敵ではない、縮地で一瞬にして接近し剣を一


閃するとオ-ガロードの首が落ち久しぶりにピロンと鳴った、スカ-レットはタグを


拾い集め待って居たが俺が一瞬にオ-ガロードの首を落したのに感心していた、60層


の裏の石碑に触れ61層に降りて来て3日で70層に到着した、ボス部屋に入ると広い部


屋で高さが可成り有りボスが見当たらない、部屋の一番高い所の壁にワイバ-ンが2


匹でこちらを見ていた、まだ部屋に入った所だったので来ないみたいでもう少し進み


上を見ると2匹は飛び出し認識した様だ、この部屋は高さが200m程有りそうで外から


見るとその作りが分からず中に入って初めて感じるダンジョンの不思議さ、誰が作っ


たのか(創造したのか?)創造なら俺にも出来たりするかもとふと思ったが首を振っ


た、もう少し進むとワイバ-ンが攻撃をしてきた俺が十文字切を飛ばして羽を切


り落とすと2匹とも落ちて来た、それをスカ-レットが止めを刺して終わったので裏


に出た、其処に有る石碑に二人は触れて如何するか考えた行くか戻るかの二択を、


此処までは6日で来たことに成るまだ食材は余裕が有るし行く事にした、71層は初め


ての遺跡だったここは可成りの大きさが有るみたいで柱も太いし高い、サーチを強化


して進みマップを見ると少し先に赤い点が数個有る様だ、近づくとスケルトンキング


と取り巻きが居た鑑定すると、キングはレベルが65有り取り巻きは40前後のスケルト


ンだ、スカ-レットは火の魔法が有るし大丈夫だろうと思い任せ俺がキングに当たる


事にした、キングは俺が一撃で倒したホ-リ-ランス一発だったのでスカ-レットの


補助に回った、スカ-レットも火魔法を使いながら圧倒し12体居たスケルトンを倒し


きった、二人共危なげなく倒して進んで行く暫くして大きな屋敷に来た、道が無くな


りこの屋敷に誘導されて居た入るしか無い様だ、スカ-レットに入ると告げて屋敷に


入り進むと前方に複数の赤い点が有る其処に向かうと、人が居たがマップは赤い点だ


鑑定すると吸血鬼で伯爵と侯爵でその向こうにも1体居るのが公爵だった、近づくと


公爵が喋つた人間がここに来るのは久ぶりだ旨い血が飲めると笑った、二人で3体を


瞬殺して復活しない様に光魔法で全てを焼いた、そこから次の部屋に行くと豪華な部


屋に来た中央の椅子に腰を掛けた男が笑いながら言った、「公爵たちは如何した」と


言いながら笑った、俺が「奴ら3匹は灰にして遣って冥界に送った」と言うと「言う


では無いか人間よ口は災いの元と言う言葉を聞いたことが無いのか」と言って「わし


が敵を取って遣ろう良いか者ども掛れ」と言いながら俺に向かって来た、奴の手には


槍を持って居たが魔法を放って来た、風の魔法のウィンドカッタ-が俺のバリアに当


り砕ける、俺が剣に光魔法を纏い縮地を使い一閃したら吸血鬼は霧に成り消えた、ス


カ-レットも吸血鬼を片づけ終わり次の部屋に行くと階段があった、72層に降りて来


たらこの層で最深のチ-ムが戦闘をして居る様だった。




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