第13話 グライの魔の森 Ⅳ
俺とスカ-レットが5体のスケルトンを倒してタグを回収した後に家を出せる所に
来たのでここで1泊する事にした、ここ迄はまだ50km位の進行だろうとマップで確
認した、俺の脳内マップは可成り正確で目的地は大分さきだがそこが探索
の目的地とは限らない、俺の作った経験値習得倍増魔法がが上手く作用して呉れれば
二人のレベルも上がるので期待したいが、今の所は全く分からない状況でこのまま行
けば不味い気がするのでとに角レベルは上げたい、今日は1日雨は降らなかったが明
日は分からないし大雨に成るかも知れないのが今の時期だ、翌日は雨だったしとしと
降る雨で長く降る雨との記憶が有るが当たって居るかは分からない、とに角出発する
事にしたし雨にも慣れて来た気がする、二人は進みながらマップを見ると赤い点が3
つ浮かんで近づいて来ていた、隠れて見るとオーガが3体で巡回している様だ今はこ
の3体を倒す事にしてサンザ-で痺れさせた、スカ-レットが2体に止めを刺し俺が1
体に止めを刺した、どうやらこの近辺にオーガの村が有りそうで奴らは斥候の様にし
て居たので多分有るはずだ、暫く進むとサーチに反応が有りもう少し進むとマップに
も反応が有った、オーガの村を見付けた村の近くに寄り観察すると、30匹程の村
でボスはオーガファイタ-とオーガメイジで2体の共同体の村だ、ここはやはりサン
ザ-系で行く事にしたが雷はオ-ガに効き難いと本に有った様に思うが、火魔法は
森で使いにくいし遣って見る事にした、サンザ-スト-ムにしたレインより威力が
高いはずだ見事にほとんどが倒れたが、ファイタ-とメイジは倒れなかった俺がその2
体を倒し残りを出来るだけ止めを刺して貰う事にした、俺は2体を倒すとピロンと鳴
ったしスカ-レットもほぼ終わつた用で、オーガは魔石だけ取り後は村の中央に集め
て魔法で焼いて、骨とかは穴を掘り埋めて置いた俺は1ピロンだしまだ良いが、スカ
-レットはこれだけ止めを刺せばレベルが上がっても不思議でないので鑑定した、
スカ-レット 人族 21才 レベル26 Cランク冒険者
HP 350
MP 350
スキル 火魔法 料理 生活魔法 剣術
火魔法 レベル5 ・ファイア-ボール ・ファイア-ランス
・ファイア-ウォール ・ファイア-トルネード
剣術 レベル4 ・受け流し ・スラッシュ・十文字切
料理 レベル4 ・美味しい料理が出来る
生活魔法 レベル3 ・種火 クリ-ン 送風
スカ-レットのレベルが2つ上がって居た俺の魔法が効果が有った様だ、この調子
で行くといい具合に成るのだがと思いながら進んで行くと、ハ-ピ-の群れが要る様
だサーチで確認するとどうやら木の上に30匹程の群れが止まっている様だが、かなり
上の方でスカ-レットは攻撃が出来ないので、俺が衝撃波で上に飛ばして見ると一担
上に吹き飛んだがそれからふらふらと落ちて来た、そいつらに止めを刺して貰いまだ
木に数匹が止まっていた、ハ-ピ-は逃げるのも忘れて固まって居る様で弓で簡単に
頭を貫き1ピロンが来た、スカ-レットは22匹止めを刺したので又上がつているかも
知れない、もう一度あの魔法を掛けるとどうなるのか自分で試したが、効果は前回
と同じで分からないままだが害も無さそうなので、もう一度スカ-レットにも掛け
て置いたもし倍の倍に成れば4倍に成るし損はないので、ハ-ピ-を倒して進むと家
を出す良い所を見つけここで1泊にした、家をだしいつもの様に結界とバリアを掛け
中で風呂に湯を張り浸かると、雨で濡れ冷えた体には気持ちが良いのでスカ-レット
にも入る様に言った、その間に俺が夕食の準備をして置いた今日も一杯あるオークの
ステ-キと野菜サラダに果物とパンだ、暫く続く定番メニューだが贅沢は言えない食
べられるだけマシだしこの家のお陰で安心できるのも大きい、ここはまだ町から70k
m位の位置だと思うがマップに距離が出ないので頭の中で考えると表示された、ここ
は麓から72kmのみたいだまだ目的地は遠い、朝家を収納して進み暫く行くと魔
物が多数いる様でマップの中心部が赤くなってしまった、近づくと蟻が巣を移動する
のか雨で浸水した様で慌てていた、これはっチャンスとばかりにブリザ-ドを放つと
辺り一面が氷の世界に成って仕舞い蟻も氷付き固まって居た、女王蟻も半分固まりも
がいて居たがスカ-レットが止めを刺し、雑魚も次々に二人で止めを刺して行き全
部で150匹程居た、俺は死んだ魔物から魔石を取り出す魔法が作れないかと考えた、
この数を1匹づつ魔石を取るのは一苦労なので頭で考えて見た、すると魔物の体から
魔石だけ抜き取る事が出来150個程の魔石が一気に収納出来た、ここは少し高くな
って居て水溜まりが無くて歩きやすい所で蟻はそこに目を付けたみたいだ、ここを伝
い歩いて行くと確かに歩き易いし魔物に教えられた気分で良いものは取り入れるべき
だ、そうだ新しい魔法の事で忘れていたが蟻を倒した時にピロンが2回鳴ったとスカ
-レットに言った、俺もスカ-レットも次に鑑定する時が楽しみに成って来たと二人
で言いながら進み又サ-チに反応が有った、慎重に進んで行くとトロ-ルが何かを
食べて居た良く見ると熊を捕まえて食べている様だ、トロ-ルは5m程の身長が有り
熊も大きいがトロ-ルがこん棒を傍に置いて居たのであれで殴り倒した見たいだ、今
は油断して居るので後ろからそっと近づき刺しピロンがきた、ピロンの回数が多い
気がしたがピロンは何回来ても良いもんだ、そこを通り過ぎて行くとサ-チに反応が
有り暫くするとマップに赤い点が30個ほど付いて居た、数も判別出来る様に成って
来たレベルが上がった様だと思いつつ前進すると姿を確認した狼だ、鑑定する
と森林狼らしく群れで行動してボスが要る様だ体長が2m程の小型だが、すばしっこ
いのが特徴の様で森の木の間を警戒に走り匂いで俺達を捉えた見たいだ、30匹が二人
を取り囲み吠える口からは涎を垂らし俺達を餌に仕様としていた、俺は弓を取り出し
て次々に打ち出して行くと半数は倒れて動けずに居たが、残りが一斉に飛び掛かり俺
の張ったバリアに当たり悲鳴を上げた、俺とスカ-レットは剣で対応して行き全てを
倒すと俺も1ピコンが有った、魔石も30個ゲットした狼も穴に入れて焼いて行く事に
した、それから暫く行くと雨も上がり久しぶりに日差しが森に入って来た、ここらで
今日の宿に仕様と家を出してマップを見ると95kmまで来ていた、今日で5日?6日?
何か森の中も日数があやふやに成って来たのは俺だけ、二人で風呂に入り食事を作り
旅行に来て居る気分に成って来たアルコールは無いが水で乾杯した、次の日は曇りで
何時雨が降っても可笑しくない天気で森は薄暗いし少し登りに成って来た、ここらか
ら徐々に登りに成ると言う事は魔物も強くなると聞いていた、少し行くとサーチに反
応があったそれからマップでも分かる様になった赤い点が大きく成って居た、慎重に
進みマップの点が近く成って来たので目に魔力を集めて探すといた、大きな虎が居た
が500m程離れて居るので匂いは届かない様だ、元動物は鼻が良いので匂いで嗅ぎ分
けて餌だと分ると行動に移す見たいで、虎はまだ此方に気が付いて居ないし無駄な戦
いは避けたい、特に強敵とは避けて行こうとしたら虎がこちらに気が付いたみたいで
此方に向かって来た、俺は弓で矢を飛ばしてけん制するも気にした様子も無く矢を弾
き突っ込んで来た、30m程の所でサンザ-に当たり少し痺れている様だが突っ込んで
来るので十文字切で切り飛ばした、虎の首がおちて転がり一息ついたが流石に迫力が
有った虎の革は高い値が付くそうで血抜きした後収納した、そこでふと思った大きな
魔物の血抜きには時間が掛り無駄なので魔法で何とか成らないかと考えて見た、水魔
法と風魔法に無魔法を合体魔法を開発した、それで行くと一瞬で血が抜ける魔法だが
死んでいないと出来ない様だ、オークを出して試すと一瞬で血抜きが出来ていた便利
だ、そこから5km程進むとオーガの村を見付けたオーガは殲滅して置かないとスタン
ピ-ド時に大敵に成る場合があるので潰す、観察するとオーガの村にしては数が多い
ボスはオーガロードかも知れない、ロードには多くの部下が集まり徐々に大きな村に
成りすぎると溢れる事になり、オーガロードの下にはオークやゴブリンやコボルトが
加わる事もあり数千の一団に成る事も有ると本に書いていた、二人で殲滅する事にし
て作戦を練るサンザ-スト-ムとファイアトルネードの合体魔法で行く事にした、幸
い今は雨期で火事にはならないだろうと予想して使うことにした、300体は居ると思
う中央に軽く魔法を飛ばすと周りから集まりだしたオ-ガ目掛けて合体魔法を撃つ、
村の中央付近か火の竜巻とその中から生物に雷が走り倒して行く様は地獄の様だった
が、作り出したのは俺で10分程の間に殆どが倒れていたがロードは立こちらを睨んで
居た、俺が一太刀いれて止めをスカ-レットに任せてすべてが終わった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます