第10話 グライの魔の森


 成行きでスカ-レットさんと結婚して二人で魔の森を目指して街道を行く間に二人


の其々の話をしながら進み、ついに俺の秘密を話すと彼女は俺を信じて付いて行くと


言って呉れ、俺もこの話は信用が出来る人でないと話すつもりが無かったので、話せ


て良かったと思って居て今後もこの秘密は二人で守り二人で探して行きたいと思う俺


だった、これで二人が本当の夫婦に成れた気がしたし秘密も無く成り気が楽になった


気がする、ユカトを出て3日で本線の街道と魔の森の町スカタへの近道の三叉路に来


た、近道を通ると山賊や野党が出る事が有り道も狭く山沿いの通りに成り、本線の街


道は道が広くホマトの町を通り1日2日余分に掛るので、腕に自信のある人は近道を通


り慎重な人はホマト経由で行くそうだ、俺達は近道を進んだ単純に早く着きたいから


と言うだけだったが、三叉路からは普通に行っても2日掛かりどこかで野宿しなけれ


ばならない、その様な場所が用意してあったので其処でテント出し竈を作って見た、


割と上手く出来たのでスカ-レットに喜ばれ俺のバックの事も話したので、中から


オ-ク肉とパン果物を出して置き塩と胡椒も忘れずに出した、スカ-レットは料理


が上手く美味しい夜ご飯で食べ終えると俺が魔法で水を出して洗い物した、二人で遣


ると何でも楽しく出来る様に感じていたが寝る頃に成ってサーチに反応が有った、す


かさず彼女に伝えサーチの反応を確認すると8人の野党の様で、俺達が寝るのを待ち


寝込みを襲う積りの様で野党に動きが無かった、襲って来ないのに退治する訳にも行


かずに寝たふりをする事にした、すると8人が飛び出して来たのか俺の結界のバリア


に跳ね返されて、全員が転げた所に俺が「お前たち野党だな」と言うと「命が欲しか


ったらその女と金を置いて立ち去れ」とボス風の奴が言った、「お前たち今の状況を


よく見て言えよお前たちが攻めて居るのではなく命を刈られる手前なのだが」と言う


と、煩いこちらは8人だお前たちは2人だどう見ても俺達の勝ちだと言いながら、突っ


込んで来たが又バリアに跳ね返されたので俺は弓を取り出して、5連射すると5人の頭


に矢が生え5人が倒れたのを見た3人は逃げようとした、俺はそれを許さず弓を3連で


撃つと3人に矢が生えた、スカ-レットに終わったと言って倒した野党を穴に埋める


事にした、俺が藪の中に穴を魔法で堀り野党を埋め終わるとスカ-レットが、「ユキ


チは魔法は幾つ使えるの」と言ったので「全部使える」と言うと「全部!」と驚いて


いたがその辺の話をして居なかったと思い出した、スカ-レットも鑑定してみた


 スカ-レット 人族  21才  レベル22  Cランク冒険者


 HP  250

 MP  250


スキル  火魔法  料理 生活魔法  剣術


火魔法 レベル5 ・ファイア-ボール ・ファイア-ランス

         ・ファイア-ウォール ・ファイア-トルネード

剣術  レベル3 ・受け流し ・スラッシュ  


料理  レベル3 ・美味しい料理が出来る 


生活魔法 レベル3 ・種火 クリ-ン 送風 


スカ-レットの次に自分も確認した



 ユキチ  人族  15才  レベル 36 Bランク冒険者


HP 780

MP 740


スキル 魔法全属性 剣術 鑑定 錬金術 鍛冶 サーチ 解体


エキストラスキル イベントリ-特 言語理解

         創造魔法  物真似  


魔法  火魔法 レベル6 ・ファイア-ボール ・ファイア-ランス

             ・ファイアウォール ファイア-トルネード


    水魔法 レベル5 ・ウォタ-ボ-ル ・ウォーターシールド

             ・ウォーターランス


    土魔法 レベル6 ・落とし穴作成 ・バインド ・ア-ススピア

             ・壁錬成 ・土壌改良


    風魔法 レベル6 ・風圧 ・ウィンドカッタ-

             ・竜巻 ・ウィンドシールド・フライ


    光魔法 レベル4 ・ヒール ・ハイヒ-ル ・キャア

             ・ホ-リ-


    雷魔法 レベル6 ・サンダ- ・サンダ-ランス

             ・サンダ-レイン・荒ぶる雷鳴    


    無魔法 レベル6 ・肉体強化 ・視力強化 ・脚力強化 ・シールド

             ・威圧 


    生活魔法レベル4 ・種火 ・クリ-ン・乾燥 


    創造魔法レベル6 ・冷気 ・結界 ・熱風 ・塀作成

             ・ファイア-トルネード ・重量軽減

             ・ブリザ-ド ・飛行


    時空魔法レベル2 ・ストップ ・ヘイスト 


    物真似 レベル2 ・真似が出来る ・真似を自分の物に出来る


弓術  レベル6 ・連射が出来る・正確に射れる・矢をコントロール


剣術  レベル7 ・受け流し・スラッシュ ・十文字切り ・瞬歩 

         ・十文字切と飛ばす ・縮地法


錬金術 レベル3 ・ポ-ションを作成 ・金属錬成

 

鍛冶  レベル3 ・剣の修理が出来る


鑑定  レベル6 ・200m以内の物を正確に鑑定できる


サ-チ レベル8 ・5000m先の魔物の形が分かる 

         ・人の気を感じ取れる 


 野党の8人を倒し穴に埋めたのでここを離れる事にした、夜も多分20時位だろうと


思うが人を埋めたのを分かって居るので離れることにした、埋めた野党がゾンビ化


するとか有るのかは分からないが、燃やす方が良かったのかも分からないので仕方が


無いし、次からは灰にする事に仕様と思いながら歩いて居ると町が見えて来た、と言


うより壁が見えて来たと言う方が正しい表現だ、どうやら町の周りが壁で囲われてい


る様で3~4mの壁が町を取り巻き守っているみたいで、門もかなり頑丈そうでここは


南門に成るが聞くところによるとここの他は北門が有るだけの様だ、門はタグを見せ


るだけで入れたがギルドは真っ直ぐ行けば有るそうで、歩いて行くと遠くに北門らし


いのが見えて来たのでギルドは北門の近くに有り、北門は魔の森と対面した形の門で


森から魔物が溢れるとここが最前線に成る、二人はギルドに入り登録するのはチ-ム


で名前をワカヤマにした俺は日本の和歌山生まれだだった筈だ、受付で登録してチー


ムは二人でユキチとスカ-レットの二人で登録した、ギルドは割と人も少なく直ぐに


終わったので聞くと、半分位はダンジョン都市に行った様で今は少ないそうだ、受付


嬢に序でに家の事を訪ねるとここのギルドは商業ギルドも入って居てその角を回ると


有ると教えて呉れた、その商業ギルドの方で「家を借りたいが無いですか」と聞くと


「少々お待ちください」と言って奥の部屋に行き一人の女性を連れて来た、その女性


が「当ギルドの家と土地担当のマリア-ルと言いますよろしくお願いいたします」と


挨拶して呉れたので、「俺はBランク冒険者のユキチと言いますこちらは妻のスカ-


レットです」と返した、マリア-ルさんが「ご丁寧にありがとうございます」言って


から「それでどういった家を探して居ますか?」と聞いて来たので「出来れば土地付


きで1階にリビングとトイレにキッチンに有れば風呂で2階に3部屋あれば最高です」


と言うと「少々お待ちく下さい」と言ってファイルを捲りだした、「これなどいかが


でしょうか」と取り出したのが「土地が30mX25mの土地に家が1階がリビングとキ


ッチンにトイレ付きで、2階が4部屋ある家で1階には倉庫と馬屋も併設されて居ます


が、これで1カ月金貨3枚の家ですが」と言うので、「家の改造はしても良いですか」


と聞くと構いませんが「出る時にそのままで出て貰いますがそれで良いならOKで


す」と言う事でそこに決めたので案内してもらい行くと、中々綺麗でまだ新しくて


土地もこれだけあれば十分だと分かる広さだ、早々にここに決めて契約をした1カ月


が金貨3枚なので、1日が1人銀貨5枚に成り大分得になるし風呂を作れば高級宿と同じ


に成るので得だ、早速家の周りに塀を作り高さを2mにし門はそのままで行く事に、


物置の裏に魔法と錬金術を併用して石の部屋を作り中に1mX2mで深さを70cmにし


て風呂を作り、土錬成で大理石に変えて作り上げ出入りを家のリビングから入れる様


に出来た、風呂のお湯は俺が要れるが沸かすのは二人共出来るので便利だ、俺は石鹸


を作りハーブを入れたり柑橘の香りにしたり3種類を作成した、夕方に成りベッドが


無い事に気が付き買いに走り、ベッド二つと布団毛布シーツ枕や序でに食器類も買い


込み帰ると18時の鐘が鳴った、この鐘が鳴ると門が締まる合図で遅れて繰れば入れて


は呉れるが、罰金大銀貨1枚が必要になり横の小さいドアから入る事になるのだ、俺


とスカ-レットは家に帰り部屋を用意したが、二人で朝まで寝てしまい朝の鐘と共に


起き出した。


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る