第6話 ギルマスとサブマス


 俺の話を聞いたギルドのギルドマスタ-とサブマスタ-は混乱していた、彼の話を


信用しても良いのか二人は頭を捻っていたが、ユキチの話はリアルで実際に魔石も持


って来たので信用しない訳には行かなかったが、そのゾウと言うのとシマウマとは謎


で見た事もないし聞いたことも無かった、一応この話をギルド総本部の方に送ったが


何処まで信用して呉れるかは分からなかった、それと彼ユキチが30層から戻った


と言う所だ確かユキチ君はDランクだった筈だが、そこから戻りそこに行く事が出来


ればBランクでも可笑しくないし彼はソロだ、ソロでそこまで行けて魔石を取って来


る様だとAランクでも不思議じゃないと思われた、魔法も幾つか使える様だしかなり


の逸材だと二人は思い、これからも彼に注目して行くことにした。


 こんな自分の話をされて居るとは思いもせずに今日はと言うか暫くは休み、この町


を探索する事にしたので町を歩いて居ると薬屋が有った、そこを喉くといらっしゃい


と声がきた女性のこえだったのですみません少し聞きたいのですが、と前置きしてか


ら「ポ-ションを作る所を見たいのですが可能ですか?」と聞くとその女性は「私は


薬師なのでポ-ションは作りますがそれ以外は作れないので人を紹介しましょう


か?」と聞いて来たので思わず「お願いします」と言ってしまった、そこでちょっと


待って居てと言うので待つと住所の入った紙と紹介状が入って居た、その住所を見る


と近そうなので行って見たら割と直ぐに見つけた、そこはお店では無く普通の家の様


で玄関でノックをして今日はと大きめの声で言うと人が出て来た、出て来た人を見て


俺は舞い上がった超綺麗な女性でハートにズキュンだったが、平静に紹介状を渡しど


うでしょうかと尋ねると「良いですよ簡単な作業ですから」と言ってから家に招き入


れて呉れた、リビングに通されたので俺が「ユキチと言いますDランク冒険者をして


居ますが、錬金術のスキルが有るのですが一度も使った事が無いので何もできませ


ん、なので教えて貰うか作る所を見せて貰い覚えたいのです」と言うと「なるほど分


かりました今からポ-ションを作ろうと思って居た所なので取り合えづ見ますか?」


と言いながら「こちらに来て下さい」案内された所は作業場の様だ、彼女は名前を言


い忘れた事を思い出して「私はアイリナ-ルと言います人とエルフのハーフです」と


言った、(それから薬草を取り出して良く洗い乾燥させ乳鉢でコスリ薬草が良く潰


れると、潰した薬草を鍋に入れて純水を注ぎ鍋を火に掛けて良く攪拌し、薬草の粒


が無くなり液体だけに成ると魔力を流し冷えるの待つと出来上がりです)と作成の工


程を見せてくれた、途中に2回ピロンと鳴ったので行けると思い「有難うございまし


た」と言って帰ろうとすると「又来てねあなたの真剣さに関心したわ分からない所が


有れば来なさい」と言って呉れた、昼前に成って居た適当に食堂に入り昼を済ませて


探索をして居ると河原に出て来た、領城の前の河原で訓練をして居たので見学して居


るといつの間にかマグナルさんが後ろに居た、俺はサーチを掛けぱなしなので気随て


いたがそのまま見ていた、すると後ろから声が掛かり今から模擬戦をするのですが


一緒にどうですか、と言うので人が戦う所を見た事が無いので興味が沸いたので了承


して着いて行った、俺が連れられて行くと3人程がこの前の時に居た人で後の人たち


は知らない人ばかりだった、直ぐ近くにテントが有り其処にはム-ム伯爵と娘のアリ


-ナが居た、俺は暫く見学をして居たが何回かピコンと音がして居た、そのまま見


ていたらマグナルさんが俺に遣って見るかと言って模擬刀を渡して来た、俺は冒険者


なので型は知らないですよと言ったが型はなんでも良いと言い、相手はここの若手ナ


ンバーワンの人で22~23才位の人だったマグナルさんが審判で、模擬戦が始まった


ナンバーワンが攻めに責めても一向に決まら無かった、俺は相手の技を盗む積りで全


てを受けに回り相手も疲れたのか手数が出なく成って来たので、審判が止めと声を掛


けて模擬戦は終わりかと思ったが、マグナルさんが出て来て俺と遣ろうと言うので


技が盗めると思い受けて見た、審判がここの副隊長で始めることに成り始まりの


合図が上がった、マグナルさんが相対した辺りから一瞬で接近して剣を一閃してきた


が剣で受け流した所でピコンと鳴った、マグナルさんの攻撃は激しくて遂に躱しきれ


なく成り剣を受けた所で審判が勝負有り、と宣言が入り模擬戦が終わったので全員が


並び俺が「有難うございますいい勉強に成りました」と言うと、マグナルさんが全員


に「ユキチ君は本当は魔法使いだ」と言うから兵がまさか魔法使いがあの動きをする


とは本当かと言うので、俺が雷を放つと皆が驚き魔法使いだとなったので収まり伯


爵が近づいて来て、わしに仕えるかと言って来たがやんわりと断りその場を離れた、


伯爵がマグナルにユキチが本気だったら勝負はどうなって居たと聞くと、マグナルさ


んが多分ユキチが勝つでしょうまだほかに魔法も有りそうですしと言った、それを聞


いた伯爵はあいつは何者だろうこの前に見た時に比べて数段強く成って居たが、と


言ってその場から領城の方に帰つて行った、俺は宿に帰り部屋に居た4月にイグナス


を出て王都で3ヵ月ほどいたがもう直ぐに7月も終わり8月が来る、俺は自分の成長を


見るのが楽しいので開いたステ-タスを、



  

      ユキチ 人族 15才 レベル 30


HP 580

MP 550


スキル 魔法全属性 剣術 鑑定 錬金術 鍛冶 サーチ 解体


エキストラスキル イベントリ-特 言語理解

         創造魔法   


魔法  火魔法 レベル4 ・ファイア-ボール ・ファイア-ランス

             ・ファイアウォール 

    水魔法 レベル4 ・ウォタ-ボ-ル ・ウォーターシールド

             ・ウォーターランス


    土魔法 レベル5 ・落とし穴作成 ・バインド ・ア-ススピア

             ・壁錬成 ・土壌改良


    風魔法 レベル4 ・風圧 ・ウィンドカッタ-

             ・竜巻 ・ウィンドシールド

    光魔法 レベル3 ・ヒール ・ハイヒ-ル ・キャア

      

    雷魔法 レベル5 ・サンダ- ・サンダ-ランス

             ・サンダ-レイン・荒ぶる雷鳴    


    無魔法 レベル5 ・肉体強化 ・視力強化 ・脚力強化・シールド

             ・瞬歩


    生活魔法レベル4 ・種火 ・クリ-ン・乾燥 


    創造魔法レベル4 ・冷気 ・結界 ・熱風 ・塀作成


弓術  レベル5 ・連射が出来る・正確に射れる・矢をコントロール


剣術  レベル6 ・受け流し・スラッシュ ・十文字切り ・瞬歩 


錬金術 レベル2 ・ポ-ションを作成

 

鍛冶  レベル2 ・剣の修理が出来る


鑑定  レベル5 ・物を正確に鑑定できる


サ-チ レベル7 ・2000m先の魔物の形が分かる 



 いい感じに増えてきている剣術とサーチに錬金術が伸びている、ステ-タスを


確認後に食堂にに降りて来たユキチは夕食を食べると、夜の町に出て見た宿の近くに


色町が有り一度見学に行こうと考えていたがやっと来れた、色町の前の道を歩くと女


性が声を掛けて来るが、ユキチにはその気は無かったのでどの女性にも振り向かなか


った、その色町の前を通り過ぎるアイリナ-ルさんを思い出し足が向いた、アイリナ


-ルさんの家の前まで来たが夜も8時を過ぎていたのでドアにノックは止めて置き、


そのまま引き返そうとした時に声が掛けらた、「ユキチさんですか?」と掛けられて


ユキチは「はい、そうです」と返事をした、「如何したのですかこんな時間に」と


聞かれ口ごもったが「散歩です」と何とか返して見たが、アイリナ-ルさんから思わ


ない一言が出て来た、寄って行きますかお茶位しか無いですがと言ったユキチは


「ハイ!」と答えていた、じゃどうどと言いながら彼女は家に入って行きユキチも後


に続いた、アイリナ-ルさんの家は1階に作業場とリビングにキッチンの作りで、


そこにトイレが有るだけで2階に部屋がある様だ、聞くと3部屋が有り後二人住めそう


だが一人住まいだ、俺は心の中で手を上げていたハイ住みますと心で呟いた、多分俺


の初恋だと確信したので俺はアイリナ-ルさんに「突然こんな時間に来てしまいす


みませんでした、お茶までいただきありがとうございます」とお礼を言ってから、


「今日ポ-ションの作り方を見学させてもらい、初めてアイリナ-ルさんに出会い


一目ぼれしてしまい宿でご飯を食べて散歩をして居たら、ここに来てしまい8時も過


ぎたのに迷惑だと思い、帰ろうとした時に声を掛けて貰い嬉しかったですありがとう


ございますもう帰ります」と言って帰って来た。




  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る