第4話 貴族に出会う

 

 俺はムームにたどり着いた時は夕方で宿が無く、ギルドが24時間空いているのでそ


こで朝まで過ごし、それからギルドで宿を紹介してもらい宿をキ-プ出来たので、領


城に行く事にしたが場所が分からないので屋台に寄り場所を聞き食べながら向かっ


た、領城はシラ川の傍に有り便利な場所で川を使い兵を動かせるし、訓練にも河川敷


を使えるしもし責められても川を背負って居るので後ろからは来ないと言う場所に有


った、門の傍に行き門兵にマグナルさんに会いたいと言うと話が通っている様で、直


ぐに了承して呉れて取り次いでくれた、マグナルさんはここの兵団長で爵位があり騎


士爵らしい、暫く待つとマグナルさんと一人の恰幅の良い紳士が共に近づいて来た、


それを見ながら待つとマグナルさんが「ユキチ殿来てくれたか」と言いながら近づい


て来た、俺が「はい!すみません来てしまいました」と言うと「来てくれて良いんだ


よ昨日は助かったよ」と言って笑った、そしてここにおられるのが当地の領主ムーム


伯爵だと紹介したので、「おれがユキチと言いますお初にお目にかかります」と挨拶


すると、伯爵が「ムームと言う宜しく昨日は娘共々助けて頂きありがとう」とお礼を


言って呉れた、この貴族は一版人の心が分かる様だとその時思った、伯爵が


「君は冒険者と聞いて居たがその礼儀作法は何処で習った」と言うので「図書館で


勉強しましたなので実戦は初めてです」と言うと笑われ「君は面白いな歳は幾つだ


い」と聞かれたので、「16才です」と言うと「よく勉強している様だ」と言いながら


後は頼んだと伯爵は引き上げて行った、マグナルさんが「ユキチ君は勉強家の様だし


魔法が使えるし将来有望だがここで働く気は無いかね」と聞かれたので俺は言った、


「主人を持つと気ままに行動が出来なく成るので冒険者が俺には向いて居ます」と言


うとマグナルさんが「なるほどそれは言える」と相槌を打ったので、思わず「でしょ


う」と言ってしまつた、それはそうだがと言いながら袋を取り出して渡して来た、


「これは昨日の礼だ受け取って呉れ」と言いながら「貴族はめんどくさい所が有って


な昨日の様な恩は早く処理をしてあと腐れが無い様にして置きたいんだ」と言って


「金で済ましてしまうのが手っ取り早い方法だよすまんな」と言って悲しそうだった


俺は「ありがたく頂きます冒険者は貧乏ですから」と言って受け取った、マグナルさ


んは「そう言って貰うと有難いよまた何時でも来てくれ俺は何時でも良いから」と言


った、「分かりました又来ます」と言って別れ、宿に帰り見ると金貨が20枚入って


居た儲かったと一人喜んだ、これで暫くはお金の心配をしなくて良いので明日からダ


ンジョンに入るつもりだ、朝行く前に薬屋でポ-ションを2~3本買い持って行く事に


した、朝早い目に起きてランニングと素振りを始めた少しでも鍛錬してスキルを上


げる為に、朝食を食べて出掛けるダンジョンは東門を出ると5分で着くらしいので、


先ずはポ-ションを買いそれからダンジョンに向かう事にした、ダンジョンの入り口


には屋台や素材の買取屋にポータ-と呼ばれる成人前の子が居たが俺には誰も声を掛


けて来なかった、ソロの冒険者は死ぬ事が多いらしくポータ-に着くと自分も犠牲に


成るので警戒しているそうだ、ダンジョンの入り口でタグを見せ石碑に触れると10層


毎に有る石碑にたどり着くと一瞬で出口に来れるそうで、これを考えたのが誰かは解


らないらしいが天才過ぎる装置だ、1層に入ると草原だここには俺の様な新人だけな


ので誰も無く、魔法をバカスか使い5層に来たここまで来るのに1日は掛かってる筈


で、魔石も大分集めたしレベルも上がつた筈だピロンが3回有ったので見て見ると


  ユキチ 人族 15才 レベル 15


HP 210

MP 180


スキル 魔法全属性 剣術 鑑定 錬金術 鍛冶 サーチ 解体


エキストラスキル イベントリ-特 言語理解

         創造魔法   


魔法  火魔法 レベル2 ・ファイア-ボール ・ファイア-ランス

    水魔法 レベル2 ・ウォタ-ボ-ル ・ウィンドシールド

    土魔法 レベル2 ・落とし穴作成 ・バインド ・ア-ススピア

    風魔法 レベル2 ・風圧 ・ウィンドカッタ-

    光魔法 レベル1 ・ヒール

    雷魔法 レベル2 ・サンダ- ・サンダ-ランス

    無魔法 レベル2 ・肉体強化 ・視力強化

    生活魔法レベル1 ・種火 ・クリ-ン


弓術  レベル4 ・連射が出来る・正確に射れる

剣術  レベル1 ・受け流し

錬金術 レベル1 

鍛冶  レベル1 ・剣の修理が出来る

鑑定  レベル3 ・物を鑑定できる

サ-チ レベル4 ・500先の魔物が分かる


 大分上達したがまだまだだこの世界の冒険者がCランクでレベルが18前後で、


Bランクで25前後でAランク30越えらしい、ここは5階層ごとに有る休憩所と呼ばれる


所で、魔物が寄り付かずに寝れるらしいので1泊して、又進んで行くとゴブリンやコ


ボルトと言った魔物が襲ってきて倒すと消えて、魔石だけ残りそれを拾い集めてギル


ドで売りそれで生活をして居るのが冒険者だ、10層のボス部屋に来たマップによると


ここのボスはハイオ-クで多分1匹だけだと思うが、暫く休憩する事にして飯を食べ


て仮眠をとった、5層からここまでに2回鳴ったのでレベルが17に成って居た、ボス部


屋に入るとハイオ-クが居た1体だ俺はバインドで拘束して止めを刺した、ピコンと


鳴り部屋を出て石碑に触れてちょっと休憩した、やはり俺はレベルの上がるのが早い


様だ既に18に成ったし覚えるのも早い、特に創造魔法と言う物が将来どの様に成るか


楽しみだが、やはり異世界人と言うのが何かして居るのか知れないが良いか、楽しく


過ごせればいいし世界を回るのも楽しいかも知れない、11層に出て来たが草原だった


そう言えばこのダンジョンは全て草原だった、図書館で調べた時にはダンジョンは階


層によって色々のエリアが有って苦労すると書いて居たが後から出て来るのか不思議


だ、前方に黒いのが動き回っているのは蟻の様だ物の本には蟻は冷気に弱いと書いて


居たが無いので、見つからない様に接近してサンダ-ランスで痺れさせて止めを刺す


作戦だ、藪に隠れて近づき打つと3匹は痺れ動けなく成ったが2匹に当たらづに接近を


許したが、バインドで動きを止め刺して倒し痺れた3匹も止めを刺した、暫く進み前


にオークが8匹で群れに成って居たバインドで動きを止め次々に止めを刺した、次に


来たのが狼だった灰色で2m程の奴だ12匹居たが俺は剣で対応してみた、俺の剣の腕


も上がったのか12匹を難なく倒しピコンが来た、少し行くと階段が見つかり降りると


又草原だった、ここは草原の形が違い小高い山が幾つも有ったその上から何かがこち


らを見ていた、視力に魔力を集中するとはっきりとした、狼だったが斑狼で大きい3


mは超得て居そうでそのボスの様だ、しかしまだ遠いが向こうもこちらを確認したは


ずだ何処かで襲ってくるので警戒はして行く、サーチも強化すると狼が動き出した見


たいだ数は30匹の団体だ、暫くすると近づいて来たがボスは別の山に要る様だ俺は剣


と雷を併用して倒すとボスが来た、ボスは他の狼と動きが違い早く魔法が当たらな


い、俺は剣から弓に変え打つとボスは避けたつもりだが矢はコースを変化した、狼の


足に刺さり動きが悪く成り俺に倒された、ボスは魔石がR5の魔石だった雑魚はR4だ


つたが強さが違った、俺も少し足が当たったのか手に傷が有ったがヒールを掛け直し


た、15層に来たので休憩室が有るが先客が2組居たが中に入り隅に座った、偽装のバ


ックからパンと果物を取り出して食べて居ると、一人の冒険者が「貴方ソロですか」


と聞いて来たので「そうですソロです」と答えると「ここからはソロだと無理だと言


われている所に成るのですが大丈夫ですか」と忠告して呉れて要る様だ、俺は「とに


角20層までは行こうと思って居ますが」と答えると「そうですか気を付けて下さい無


理はしない様にして下さい」と言いながら離れて行った、俺はここで暫く休憩して外


に出て来た。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る