SM理論

2．2 応用例：汚いおっさんが美少女を汚すエロ画像

　Google画像検索で、「汚いおっさんが美少女を汚す　エロ画像」と入力し、検索してみて欲しい。二次元の絵だが、美少女達が汚らしいおっさんに性的に犯されている画像が沢山表示されることだろう。筆者はなぜ汚いおっさんが美少女を犯すのか、必然性が初め理解できなかった。なぜこの検索ワードがある程度の数検索されているのか理解できないでいた。が、SM理論はその謎に答えてくれた。

　キーワードは、汚いおっさん（汚い＝醜）（おっさん＝無名、無力）、と、美少女（美）（権威）である。

　汚いおっさんは、醜、無名、無力、と、3つのM性を備えている。しかし、本来の性質は男性故にSなのだろう。

　美少女は、美、権威、の2つのS性を備えている。

　つまり、現行は、Sの美少女が、Mのおっさんを支配しているのである。そのSの力で屈従させているのである。

　しかし、汚いおっさんは、繰り返すが、本来男性故にSの性質なのである。故に、現行の支配に鬱屈し、反逆、乃ちリバを企てる。そして汚いおっさんは、美少女のS性を、汚すことで破壊しようと試みるわけである。

　というわけで、このエロ画像は、（本来Sである）MがSにリバする瞬間、を描いているのである。

　なぜそんなことをするの？　というと、この美少女のSの美や権威を否定するリバに、絵を見る側の男性たちのS性が刺激され、その破壊の瞬間を性的快楽として享受し、男性達がオナニーするからである。

　汚いおっさんが美少女を汚すエロ画像は、リバの瞬間を収めており、それが画像を見る男性のS性と相まって、性的快楽を生むのである。

　のっけからこのような下ネタで申し訳無いのだが、SM理論の元来の利用法は、こういう性的交渉の場面なのであるからご容赦いただきたい。