第4話
午後は、外で実技教科だそうだ。
え、俺は水を前にして温めるだけ?
「フハハ、お前、それしかできないのかよ。」
「ほんと、ご愁傷様。」
はあ、まぁ、やるか。
ふん!
水は、1秒もたたずして消えた。
え?消えた?うーん、蒸発か?
まぁ、いい。あとは、どれくらいの時間出来るのかと、何回できるかと、同時に幾つできるか、だな。
まずは、十個。えい!
全部消えた。跡形もなく、消えた。
次、三十個!やー!
また、消えたわ。全部。制限ないのかな。
容器の個数の限界、五十個!えい!
あ、5個残ってる。つまり、45個が限界か。
えーと、四十五リットルくらいで、えい!
加熱は、そのまま30分できた。
結構長く持つな。
う、いきなり力がなくなった。
今は、100回目。限界は100回か。
あ、でも少しずつ回復をするのね。
よし、じゃあこれで実験は終わり。
後、この限界を伸ばせるかどうかだ。
先生によれば練習で伸びるらしいしな。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます