第5話
帰宅中
うん、これは良くないな。
路地裏でいじめを見つけてしまった。
って、能力を使ってる⁉︎
と、止めないと。
「おいおい、これで終わりか?」
「うう、やめてください…」
「おい、やめるんだ。能力を…」
「部外者は来るんじゃねぇ!」
そういって、いじめている男は刃物を投げてきた。まずい。
よし、蒸発させてみるか。
えい!
じゃわー
消えました。まじか。
「っち、今回は許してやる。」
去っていった。やったぜ!
「あ、あの… ありがとうございます。」
助けた女の子が言った。
「あ、いえ。」
「能力、強いんですね。」
「いや、そうでもないそうですよ。」
「いや、今、剣を蒸発させてませんでした?」
「気のせいです。では、」
そういって、俺の足元の空気を温めて大きくする。体積が大きくなれば自分は浮き上がるので、今、俺は飛んでいる。
「え、えええ、空飛んでますよ。」
よし、でしゃばりすぎた。退散だ。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます