新3話

過去編


「辞めて・・・辞めてよ。!!」


「それは、こっちのセリフよ!!好きだったのに、ずっと好きだったのに!!」


「なら辞めてよ!!俺は本当にしてないんだよ!!」


「嘘つき!!証拠もあるのに!!」


「あーーーーー!!あつい!!あつい!」


俺の体は焼いている。


「これは私を騙した罰だよ!!ゴミやろう!!」


________


あれから、俺の背中の傷は消えて居ない。


「・・・優」


「・・・春」


「優!!」

そして、春は俺に抱きついて来る。泣きながら、当然、抵抗なんて出来ない。


手が背中に当たって、傷が痛む。辞めてくれよ。もう辞めてくれよ。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る