なろうにフロムを突っ込むとこうなる

 生まれは近未来で、プレイしていたフロムのような世界に飛ばされ、ループする世界で膨大な時間を生きてきた主人公。馬鹿みたいな戦闘経験からくるイカれたステータスと何よりプレイヤースキルからくる絶対的な強さ、さらに不死身(死んでもリスポーン)するからどうしようもないととか言う理不尽の権化。
 そんな存在が愛する女神(端末)と一緒に何故か中世ヨーロッパ風のファンタジー世界(ただ、昔の転移者のお陰で衛生的だったり、領収書があったりする)に飛ばされてしまったというのが大体のあらすじ。
 そして、この小説の面白さは主に主人公が女神を信奉するタイトルにある通りの狂人で、普段は一見無害そうなのに女神を馬鹿にするとぶちギレるところの温度差とぶちギレても女神に止められると直ぐに止まる忠誠心、そして回りとの温度差(周囲がヤバイヤバイと思ってるのを本心から雑魚としか思っていなかったり)だと思う。
 後、所々作者さんが小ネタを挟んでくる所も面白い!

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