第16話

 大雨の中、傘を片手に持って建物の陰で待つ。

 少しして、屋敷の中から銃声が聞こえてくる。

 ついに始まった。ここから気を引き締めなくては。


「ねえねえ、正門と裏門、どっちから敵が来るかな」


 すぐ側にいるてぃあらが言う。


「普通に考えたら裏門じゃない? 竜一郎さん達は正門から入っていったわけだし」

「まあそうだよね~。裏門に行くのめんどくさいなあ。正門から敵が来てくれると嬉しいんだけど」

「まあそうだけど、僕はちゃんと対応できるか分かんないから敵が来たら今より緊張するかも」

「陽也はあまり使えない異能だからね。まあ拳銃があれば十分戦えるんじゃない」


 僕、一回しか拳銃を使ったことがないんだけど。大丈夫かな?

 それにしても、随分と銃声で騒がしいな。一体屋敷内で何が起こっているんだろう。

 そう思っていると、正門から木が軋むような音が聞こえてくる。

 正門に視線を送る。


「……正門が開いてる?」

「やった。当たりを引いたみたいだね」


 少しして、正門から三人の人影が現れる。

 あれは多分、颯真とさくらさん……あとは凜? やっぱり白の誠実ホワイト・ホーネストにいたんだ……。

 竜一郎さん達が正門から入ったと思うんだけど、どうやって正門にたどり着いたんだろう。

 すると、てぃあらが口を開く。


「陽也、行くよ」


 そう言っててぃあらは正門に向かって走り出す。

 ちょ、そんな堂々と行く!? 何のために隠れてたの!?

 慌てて僕は理世に敵が来たというメッセージを送っててぃあらに付いていく。

 てぃあらが颯真達の前で立ち止まり、僕もそれに追いつく。

 颯真達を見ててぃあらが口を開く。


「そこの二人、久しぶりだね。河川敷で戦ったよね。覚えてる?」


 颯真が警戒した様子でこちらを伺う。


「覚えてるさ、あの時のことは。それに……陽也、やっぱりそっちにいるのか」

「まあ、そうだね」


 颯真とさくらが鋭い視線を送るのに対して、凜だけは動揺したかのように目を見開いた。

 そうだ、僕が敵だということをまだ凜には言ってなかったんだった。


「ねえ、陽也。もうやっちゃおっか」


 僕の返事を聞かず、てぃあらは懐から二本の巨大なはさみを取り出し、颯真に向かって走り出して右手に持つはさみの刃を振りかざす。


「死ねっ」


 すると、てぃあらの腕に巨大な水の塊が纏わり付き、てぃあらの腕が止まる。


「ああもうっ、うざっ」


 てぃあらが左手のはさみで水の塊の一部を切る動作をすると、水の塊は崩れててぃあらの右手が自由になる。

 すかさず颯真達はてぃあらから距離を取る。


「やっぱり水は面倒だなあ。まあ私なら水も切れるけど」

「水も切れるって、やっぱり凄い異能なんだね」

「そうだけど……陽也さあ、何でまだ傘を差してるの? 戦う気ないの?」

「え?」


 あ、僕ずっと傘を差してた。他の皆がずぶ濡れになっているのを見ると、傘を差してる僕が明らかに変だな。戦いに不慣れなせいで自分のことを優先してしまった。

 僕はポケットに入っている拳銃を取り出す。


「僕も頑張るよ」

「そう、その意気! じゃ、次は二人でやろっか……て、あれ?」


 僕とてぃあらが颯真達に視線を送る。

 颯真はさくらと凜を両手に抱えるようにして背を向けていた。


「やばっ! あれ逃げる気だ!」


 次の瞬間、颯真はもの凄い速度で僕達とは反対方向に走っていった。


「え、ちょ、このままじゃ逃がしちゃうよ」

「陽也が変なことしてるからでしょ! 早く追わないと!」


 僕は傘を放り投げて拳銃を構える。

 銃口を颯真達に向け、引き金に手をかけた。

 しかし僕は拳銃を撃つことはしなかった。


「……陽也? 何してるの? 撃たないの?」

「ごめん、てぃあら。仕事だとは分かってるんだけど、友達を撃とうとは思えなくて」

「友達? それって治癒の子だよね? もしかしてあの赤い髪の子がそうなの?」


 てぃあらの質問に僕はこくりと頷く。


「そっかあ。ホントは先輩として怒った方がいいんだろうけど、いいや別に。今殺しちゃうより、追いかけっこをした方が楽しいしね」


 そう言って口角を釣り上げるてぃあら。

 颯真達はそのまま姿を消した。

 すると、僕達の後ろから足音が聞こえてくる。

 振り向くと、そこには傘を差した理世がいた。

 よかった。傘を差す人が僕だけじゃなくて。


「てぃあら! 陽也! 敵はどこに行ったの?」


 理世の問いかけにてぃあらは「んっ」と言って颯真達が走っていた方向を指さす。


「分かった! 二人とも、こっちによって!」


 理世の指示通りに僕は彼女のすぐ隣に立つ。

 すると、理世は傘を後ろに投げてしゃがみ込み、地面に片手を突いた。


「行くよ。落ちないように気をつけて」


 僕が状況を把握できずにいると、足下が急に寒く感じてくる。

 ふと下を見ると、理世とてぃあらを含めた僕らの地面が氷で覆われていた。


「え? 何が起こって」

「ーー口を閉じて、舌噛むよ」


 次の瞬間、突然地面が浮き上がったように感じた。

 そのまま視界が空で覆われ、雨風の勢いで体勢が崩れそうになる。

 思わず僕は体を伏せて理世にしがみついた。


「ちょ、何々!? 何が起こっているの!?」

「陽也、下を見れば分かる」


 理世の言う通りに視線を下げると、そこには町が広がっていた。

 僕達が立っていた地面から長く、巨大な円柱状の氷が突き出ており、僕達はその氷のてっぺんにいた。


「うわっ凄っ!! これが理世の能力!?」

「そうだよ~、理世はこんな大量の氷を生み出せちゃうからね。最強って感じ」


 てぃあらが答える。

 理世は僅かに俯く。


「私はまだまだ最強じゃない……あっちの方ね。このまま向かう」


 理世は足下の氷を自在に操りながら進んでいく。

 夜のせいか、あたりはあまり見えないが、颯真達に向かっているのは確かだった。

 少しして、とある建物の屋根に一人の姿が見えてくる。

 あれは……さくら? 三人で逃げてたのに何で一人で? て言うか雨の中、瓦の屋根に立つなんて。僕なら簡単に転んでしまいそうだ。


「ーーっ!? 伏せてっ!!」


 理世の言葉に反応して僕はしゃがみ込む。

 頭上を何かが通った気がした。

 僕は上を見上げる。


「何があって……」

「さくらが異能で水を飛ばしてきた」

「水? 何で? 動きにくくするためとか?」

「殺すために決まってるでしょ」


 水なんかで人を殺せるの?


「いやあ、あんなのに当たったら頭が吹き飛びそうだね。向こうも本気みたい」


 てぃあらがそう言う。

 ヤバいな。学校でさくらに敵意を向けられたことがあったけど、もし攻撃されたら確実にやられていたな。


「陽也、さくらの足止めをお願い」


 理世がそう言い、突然後ろから押される。

 突然のことで僕は体勢を崩し、そのまま足場から外れて下に落ち始める。


「うわあぁぁっっ!?!?」


 ふと二人の方を見ると、てぃあらが「頑張って」と言いながら手を振っていた。

 そのまま自由落下に身を任せる。

 すぐ下にはさくらの姿が見えた。

 僕は拳銃を取り出し、さくらに向けて一発放つ。

 しかし、さくらは水で壁を作り出し、弾丸をいとも簡単に防ぐ。

 え、これ簡単に防がれたら勝てなくない? いや、足止めをしろって言ってたな。て言うか……。


「これ、落下死するってええぇぇぇぇっっ!?」


 その時、突然僕の下に氷で滑り台のような坂が作られる。

 僕は滑るように転がりながら地面にたどり着いた。

 いくら何でも雑すぎる。全身が痛いし。僕を地面に下ろすにしてももっと言いやり方があったんじゃないだろうか。

 パシャ、パシャと水たまりを叩く音が聞こえてくる。


「陽也君……あなたが私の足止めってこと?」

「まあ、そんなところだね」


 そう言って僕は立ち上がる。

 目の前にはずぶ濡れのさくらが立っていた。


「本当は三人とも私が引きつけるつもりだったけど……私が行くまで颯真と凜に頑張ってもらうしかないかな」


 凜……多分、理世やてぃあらは彼女を躊躇なく殺せる。正直凜には生きてて欲しい。また色々と話したいし。まあ、僕の仕事をしてから彼女らの元に向かうことにしよう。

 僕が銃口をさくらに向ける。

 それを見てさくらが眉を顰める。


「さっきの見てなかったの? 私に銃は通じないよ?」

「いや、通じるよ。ようは異能を使わせる前に撃てばいいからね」

「さあ、どうでしょう……陽也君、私は今から本気であなたを殺す。覚悟はいい?」

「覚悟って……まあ、僕は元々戦うつもりだったから覚悟は出来てるのかな?」

「そう。じゃあね、陽也君」


 突然全身に寒気を感じ、慌てて僕は横に飛ぶ。

 次の瞬間、僕のいた場所から強烈な破裂音が耳に入る。

 ……水? 水が地面とぶつかっただけであんな音を出すんだ。危なかった、避けてなかったら死ぬか、少なくても動けなくなってた。


「よく避けたね……陽也君、もしかしてあなたはただの人間なの?」

「何でそう思ったの?」

「陽也君の異能を私も颯真も見ていない。それに加えて、異能を使おうとする気配もないように感じた。あなたは超異人なんかじゃないんでしょ?」

「……いや、僕は超異人だ」


 まあ実際、痛みが多少感じにくいというほとんど戦いに使えない異能ではあるからなあ。さくらの水が操れる異能とは天と地ほどの差がある。実質ただの人間だ。

 でも、あえてそれは隠す。僕が超異人であるという事実だけで相手は警戒して行動が制限されそうだし。

 それに嘘は言っていないしね。


「そう、分かったわ。異能が分からない以上、より手加減が出来なくなった。多分、陽也君はもう分かってるよね。私の異能のことを」

「水を操る異能でしょ?」

「その通り……今日は凄い雨だよね」


 さくらは空を見上げ、手のひらを上に向ける。


「うん、大雨だね。明日は風邪を引きそう」

「風邪を引いちゃったら大変……私ね、無から水を生み出すことも出来るんだけど、結構疲れちゃうんだ」


 あれ? さくらさんは雑談がしたいのかな? 僕の役目は足止めだからもちろん付き合うけど。


「……でも、今はこんなに水がある。どういうことか分かる?」

「どういうこと?」

「この環境全てが、私の思いのままって事」


 ーーその瞬間、地面が揺れた気がした。

 いや、違う。これは……水が揺れてる?

 次の瞬間、二つの水の壁が出現する。僕が逃げられないように道を塞ぐ形で。


「どうやら僕を逃がすつもりはないようだね」

「ええ。あと、水の壁は触れない方がいいよ。水圧で体の方が駄目になるから」

「ご丁寧にありがとう」


 実際危なかった。もしもの時はあの水の壁に突っ込もうと思ってた。さくらさんからの助言がなかったら死んでたかも。

 僕は手に持った拳銃を躊躇なくさくらに放つ。

 しかし、それはさくらの前に出現した水の塊に止められる。

 やっぱり駄目か。どうにかして隙を見つけないと。


「無駄よ。あなたの攻撃は通じない」

「そうみたいだね」


 確か、この拳銃は七発入ってたはず。となると、あと五発残っているのか。慎重に使わないと。

 さくらは手のひらをこちらに向ける。

 次の瞬間、水が矢のようにこちらに飛んでくる。

 僕は走りながらそれを躱す。

 ……致命傷にはなっていないが、傷は増えていく一方だな。まあでも身体能力はただの一般人だし、致命傷を負わないだけ儲けものだ。

 僕は攻撃が当たらないよう、ひたすらに体を動かしながらさくらを観察する。

 なるほど。さくらさんの手をかざす方向に水が飛んでくる。その方が異能が使いやすいのかな。とにかく、さくらさんの動きを見れば攻撃が予測できる。

 しかし、普通の身体能力である僕では全ての攻撃を避けるには限界があった。


「ぐっ!!」


 突然の痛みに僕は地面を転がる。

 左腕をやられた。でも、このまま地面に倒れていたら蜂の巣だ。

 すぐさま僕は立ち上がる。その時、目の前から水の矢が飛んでくる。

 反射的に僕は拳銃でその水の矢を撃つ。すると、水の矢はその場で崩れ落ちた。

 あ、拳銃で水の矢を防げるんだ。まあ次も水の矢に銃弾を当てられるか分からないけど。

 僕は咄嗟に近くにあった電柱の裏に隠れた。

 ……ヤバい。走りすぎたせいであまり体力が残ってない。


「陽也君、異能も使わずによく粘るね。でも、もう無理なんじゃない?」

「うん、ちょっとキツいかも。まあでも、僕の目的は足止めだから、それは果たせたんじゃないかな」

「そうね。でも、陽也君はここで死んじゃうよ?」

「このままだと死んじゃうね」


 多分、ここで僕は死ぬ。さくらさんは本気で殺しに来てるようだし。逃げながら作戦を考えてみたけど、正直捨て身の作戦くらいしか思いつかなかった。


「ねえ、陽也君は怖くないの?」

「……え? 怖い?」


 突然の問いかけに僕は僅かに混乱する。


「陽也君は多分、ここで私に殺される。状況が変わらなければね。でも、あなたの声からは恐怖を感じない。動揺も、焦りも感じない……私は本気であなかを殺すつもりだけど、怖いよ。あまり話せてないけど、陽也君は同級生だもん」


 雨音がひたすらに耳に入る。さくらの声は雨音に打ち消されつつもきちんと耳に入り、その声が震えているように感じた。


「僕は怖くないよ。だって結局、人が死ぬだけでしょ? そこら辺の動物や虫が死ぬのと変わらない。命が一つなくなるだけだよ」

「何それ……変だよ。だって人が死ぬんだよ!? 自分が死ぬんだよ!? 死んだ後はどうなるんだろうとか考えないの!?」

「自分が変なのは何となく分かってる。死んだ後のことは……考えたことなかったな。死んだら全て無くなるだけだと思ってたから」

「やっぱり、陽也君のことは私には分かんないや。ごめんね、陽也君」


 ふと僕の視界に水の矢が入り、僕は再び走り出す。

 やばっ、普通に電柱裏に隠れてた僕を攻撃できるんだ。まあそれもそうか。いくら身を隠していたとはいえ、適当に電柱裏に攻撃していればいつか当たりそうだし。

 僕の体力は多分、長くは続かない……勝負をかけるなら今しかない。

 一瞬の隙を突いて僕はさくらに向かって走り出す。

 突然のことに驚いたのか、さくらの攻撃が一瞬止まるが、すぐに水の矢が飛んでくる。

 拳銃の残り弾数は四発。それを考慮しないと。

 僕は水の矢を躱しつつ、拳銃も使う。

 一発目、外れる。

 水の矢を脇腹に食らう。

 二発目、水の矢に当たる。

 三発目、外れる。

 水の矢を右肩に食らう。

 さくらとの距離は残り僅か。ここからは拳銃を使わない。

 僕は一直線にさくらに向かって走って行く。

 無数の水の矢がこちらに飛んでくる。

 左肩、右太もも、腹に刺さるが、僕は止ままらない。

 水の矢が左目をかすめる。

 強烈な熱を感じる。左目は見えない。

 しかし、間に合った。

 僕はさくらを押し倒す。


「きゃっ!!」


 そのまま馬乗りになってさくらの頭に拳銃を突きつける。

 僕の勝ちだ。

 拳銃の引き金を引く。

 カチャと、空虚な音が響いた。


「……え?」


 弾切れ? でも七発あるはず。ちゃんと発砲数も数えてたし、弾切れにはならないはず。

 確か弾数はてぃあらに確認してもらった……もしかして、てぃあらの数え間違え?

 突然背中に熱を感じる。


「ぐっ!!」


 背中を攻撃されたっぽい。ヤバい、今すぐ決着を付けないと。

 僕は拳銃を放り投げ、両手でさくらの首を絞める。


「あ……が……」


 さくらの苦しげな声が耳に入る。

 空中では水の矢が現れては崩れていく。

 水の矢を作るには集中力か何かが必要なのだろうか。ちょうどいい。このまま絞め殺そう。

 僕の腕を握りしめながらさくらがこちらを睨む。

 すると、突然僕の頭を大量の水が覆う。


「がぼっ!?!?」


 口や鼻から強引に水が入ってくる。

 何だこれ!? 息が出来ない……苦しい……まさか、これが溺れる感覚?

 僅かに手が緩むが、再び力を入れる。

 これは二度と無い絶好の機会だろう。本来の目的はさくらさんの足止めだけど、殺してしまうのが組織としての最適解な気がする。


「ぐ……あ……う……」


 さくらのうめき声が聞こえる。

 苦しい。上手く体に力が入らないし、頭も回らない。全身が震えている。しかし、両手の力を緩めることはしない。

 少しして、僕の頭に纏わり付いていた水が崩れていった。


「がはっ!? ぐふっ、がほっ!!」


 気管に入った水を取り除こうとして咽せる。その間も僕はさくらの首を絞め続けた。

 様子を見るに、多分さくらは気絶している。

 それを確認しながらも、僕はさくらの首を絞め続けた。

 その時、何か違和感を感じて周囲を見渡す。

 ……鉈? 鉈が宙に浮いて……!?

 腹から熱を感じる。

 自分の腹を見ると、腹は横一文字に大きく裂かれ、大量の血を流していた。


「う゛っ……」


 そのまま僕は腕の力を緩め、地面に倒れる。

 何だ……? 状況が、分からない。何で僕の腹はこんなに開いている? さくらの攻撃で出来るの? いや、でもさくらは気絶していて……。

 僕は仰向けになり、さくらの方を見る。さくらは気絶したまま地面に倒れていた。

 

「ああ、これは酷いなあ」


 聞き覚えのない男の声が聞こえてくる。しかし、周囲に人の姿はなかった。


「さくら、よく頑張った」


 すると、不自然にさくらの体が起き上がり、突然さくらが姿を消した。

 ……これは、誰かの異能? 別の超異人が?

 ふと、見慣れない紐状の何かが落ちているいることに気がつく。

 ……あれ……これってもしかして……僕の?

 無理矢理首を起こして状況を観察する。。

 落ちていたそれは長く、自分の腹に続いていた。

 ああ……多分僕の腹から出てきたっぽい。

 これじゃあもう……生きて帰れないだろうな。

 やっぱりここで終わりか……結構頑張ったんだけどな。

 まあ……仕方ないか……。

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