第5話への応援コメント
大学の文芸部で交わされる会話のスナップショット。懐かしい。
いつもながら会話がうまいですね、キャラの個性がはっきりでていて中身が面白い。
そうそうとうなずきながら読み進めました(大学では文芸部でした、私w)。
それにしてもオザ君には苦い経験でしたね。
でも、名前も知らない相手じゃ所詮ムリでしょ(^.^;
企画にご参加いただきありがとうございました。
作者からの返信
わー!文芸部出身の方に懐かしんで頂けるとは嬉しいです。
私は文芸部に縁もゆかりもない身でして。想像オンリーで書いたものですから、『おぉ、文芸部ってこんな雰囲気だったんだ』と喜んでいます。
そして、オザ君は私のダメな一面をギュッと凝縮して投影しましたから、オザ君のダメっぷりはお恥ずかしい限りなんですが。そりゃムリですよね、オザ君、ダメ過ぎですもん。
今回のお題も楽しかったです。
読んで頂き、コメントまで下さって、本当にありがとうございます。
編集済
第5話への応援コメント
私、苦手だったんです、会話文主体の小説って。
小説は、紙の本で読むもの、っていう古い観念の塊みたいなあたしですし。
でも、この作品に出会って、
文体・体裁で面白さが決まるわけじゃない、ということを改めて感じました。
地の文がここまで少なくても、ここまで深く臨場感のある風景……。
そして、ササキユウコさんの、評論が、私の心にも深く染み渡りました。
そう、予定調和、どこかで見た話……。
書いているうちにそう思えて、
なんだかつらくなってくることもありますけど、私もオザと一緒です。
まだ、一本も書き上げたことがない。
(半年前に書き始めたばかりなんで当たり前ですけどw)
頭の中にある未分化の状態はどの物語も傑作……。
書いているうちに、文才の無さを思い知らされて、
書かなきゃよかったかも、と泣きそうにもなりますけど、
逆に、自分の書いたもので泣けるほどいいものが出来てしまったときは、
書いててよかったなぁ、と思うこともあります。
素敵な物語に出会えたことに感謝を、そして作者様にも✨
拙文ではございますが、レビューを書かせて頂きたいと思います。
(消していただいても構いませんので)
作者からの返信
ステキなコメントとレビューをありがとうございます、天川さん。とても嬉しいです。
私は会話文主導で進む短編を多く書いてきました。地の文も会話文も、どちらも過不足ない表現をしようとするとめっちゃ難しいですが、私の場合、会話文を書く時は楽しんで書いている気がします。
色んな創作物を見聞きすると、それがとてもいい刺激になる事もありますが、影響を受けすぎてオリジナリティを発揮する事が難しくなる事ありますよね。
『私の書こうとしているアイディアって、よくある話で、予定調和のつまらないものじゃないかしら?』と第三者視点に立って自分が書いた文章を厳しく評価するのは大事ですけど、映画や小説を多く知れば知る程、その厳しさが増して書きにくくなるようにも思います。
頭の中の傑作を凡作に落とし込む作業、それが小説執筆という仙人の修行にも似た行為な訳ですが、その先に喜びが生まれる時があるんですよね。
なにせ、自分が書き上げるまで【この世のどこにもなかったモノ】がこの世に【ある】ようになるんですからね。これは興奮しますし、嬉しいものです。
この物語の中のオザくんは幸せです。その興奮と喜びをこれからきっと味わえるのですから。