小中学校の歴史教育では「軍部の台頭&暴走」のせいにして「無難に」教えることが多いように思います。実際には、(大学入試で日本史を選択してわかったことですが)いくらでもやり直す(立ち止まる)チャンスはあったし、軍部・政権内部にも良識派は一定数存在したにもかかわらず、NHKや大新聞に煽られた国民の熱狂の前に「立ち止まることができない空気」を感じた軍部が「追い詰められていった」歴史のような気がします。
大手自動車メーカーの元外国人経営者に対する日本メディアの報道の仕方を振り返ってみても分かることですが、「目先の売上(PV)」欲しさに無責任に国民をミスリードしておいて、不都合な過去は「なかったこと」にしてしまうことが多いようです。過ちに気づいた時点で「真の意味で反省」し将来に活かすという姿勢がメディア関係者にあまり見られないのはとても残念です。
作者からの返信
無名の人様
コメントありがとうございます。歴史に関して、私はもう少し勉強した方が良さそうですが、確かに方向転換するチャンスはあったし、良識派は一定数存在していたと私も同じように感じています。おっしゃる通りでメディアの責任は大きいです。
メディアは、利益を重視するあまり、嘘さえつかなければいいとして、読まれやすい記事/内容/体裁に調整してしまう恐れがありますね。さらに過ちは論外で、もし自浄努力ができないようであれば、是正を促す国民や専門家の鋭い目が必要なのかもしれません。
作家の使命は良い創作作品を作る事ですが、個々の優れた洞察力を活かして社会的な意見を発していく必要もあるのかなと思ってきました。
8月は本当に命について何度も思わされますね。
もちろん、戦争は知らないですが胸が痛くなります。
私の母方の祖父は生き残りました。そして戦後、母が生まれました。
繋がる命、繋がらなかった命に思いを馳せます。
戦後、祖父は俳句ばかり作っていたそうです。
戦友のこと、生き恥。平和への想いを込めて。
これから100年、悪い方に向かうと私も思います。
作者からの返信
かの戦争では生死は紙一重だったようです。生き残られた方々の気持ちを完全に理解することはできませんが、私達孫世代にも何か伝わっているものはあるような気がします。
ハナス様、コメントありがとうございました。