引きこもって得られたこと(就労移行支援含む)

引きこもって得られたこと ~メンタル編~

 なんちゅうタイトルやねん。

 引きこもってて得られたことなんてあるんかいな、と思ったそこの貴方。


 あるんです。得られたことが。

 今から引きこもっててメンタル面で得られた恩恵を語っていきます。あくまで私自身の観点ですのでご理解をお願いします。



☆根性に頼らなくなった☆

 これは不登校・引きこもり時代に培われた強みです。よくいるじゃないですか、

「これくらいなんでできないの、頑張りなさい」

 とか尻を叩いてくる人。不器用な人だと言われやすいかもですね。

 でもね、私から言わせていただくと

「できないものは無理に頑張る必要はないんじゃないかい?」

 って思うんです。一回挫折を知ってしまっているから。まぁそれでも学力コンプレックスはあったので勉強は自分なりに頑張ってはいましたけどね。



☆心の安全確保☆

 外に出ていると色々言われます。あーでもない、こーでもないとか。学校は少しでも失敗をすると煽られる環境。特に小中学校の生徒なんて発達途中で人の心とかないのでね。


 私の場合、中学校1年の終わりから学校に通えなくなりました。ですが、引きこもったおかげで、意味もなく傷をつけられることからは逃れられたように感じます。鳥かごでの平和だった過去は、歳を重ねるごとにありがたみを実感しています。



☆学ぶことの楽しさを知れた☆

 実際に、私は引きこもってなければ学ぶことの楽しさは味わえなかったでしょう。

 学校の成績はノー勉で中の中だった私。不登校になって皆がどれほど必死こいて勉強していたかを知りました。


 それからはできる範囲でしっかり勉強しました。嫌がっていた運動にも挑戦しました。

 とにかく必死こいて周りの人みたいに頑張ろうと努力していました。

 とあるベテランの知人に「向上心のかたまり」と称されるくらいには就活も一生懸命やってましたよ。


 その結果、大学を卒業して1年後、公務員の会計年度職員に採用されるぐらいには言動・行動などのマナーは身につきましたね。



☆1人時間を楽しめるようになった☆

 人と関わらないから1人で解決せざるを得なくなるんですよね。大学時代は浮世離れした雰囲気で同性のグループに馴染めませんでしたが、おかげで学業面でサバイバルスキルが身につきました。


 これは就労移行支援事業所に行っても同じで、仕事や暮らし面の情報収集ツールを固定できたことで、心身を安定させることができました!


 両方先人たちの知恵から拝借したものですが、同期が頼れなかったからこそ、自らの足で上司や先輩に相談することを選択したんですよね。


 ちなみにおしゃれな喫茶店も1人で入店できます。それを支援員に伝えたら

「1人で入るなんて勇気あるね」

 と仰られたので、こう伝えました。

「1人は気を使わないのでいいですよ」

 と。


 本当にそう思っていますからね!



☆まとめ☆

 中学・高校と不登校、引きこもってた自分のことを恥じていましたが、これだけは言えます。


 中学と高校の知識なんてなくたって、生きていけるんですよ!


 まぁそれでも道を開けるかは自分次第ですけどね。私もとりあえず半年は働けるけど未来の先なんて見えないし。


 でもね、私から言わせれば、不登校や引きこもりの経歴なんてさ。

 その人の一部でしかないからさ。


 あんまり悲観しないでほしいですね。

 不登校・引きこもり経験者でも立派に働いている人を私は知っています。


 皆さんに幸あれ。

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