深層心理の映像化……それを体現できるなら、物語とは、人が手にできる最高の表現方法になりうるのかもしれません。取り込まれていく、螺旋のような奈落に自ら、足を踏み入れて行きたくなるような切なさという名の美しさ……被虐要素のあるかもしれない自分にはこの痛さこそが、麻薬のように心に染みます希望は、あるのでしょうか……?物語の途中に立つ私には、まだこの先はわかりません。それでも……私は、物語の結末を、渇望してしまいます。