応援コメント

第10話 第七部、「絶望の果てに」」への応援コメント

  • なんだかとってもきれいな世界観なのですが、どこか寂し気な感覚が作中通してあったのがとても特徴的でした。また、「涙が花として出てくる」という設定が美しいようで実際、泣きたくても泣けない、あまりに奇妙がゆえにみんなから好奇の目を向けられてしまうなど、残酷な要素を孕む悲しい体質、として存在していたのも特徴的で面白かったし、非常に切なかったです。

    、というのが自主企画を立ち上げた身としてのレビューでしたがこんな私の語彙力では言葉にしきれないような感情がたくさん湧いてしまいました(笑)
    話を読み終えた後の何とも言えない虚無感、しばらく尾を引くような感覚に何とも言えない切なさを覚えました。
    これもすべて鉄 百合さんの作品の持つ力ゆえだと思いました。
    良作ありがとうございました!

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    いろいろこだわった作品だったので、こだわりが伝わったのがとてもうれしかったです!
    返信が遅くなりもうしわけありません。

  • 「遠慮のない批評をもらいたい! という方へ[読み合い]」企画からきました!

    正直、難病モノとか花言葉とか、ありがちというか陳腐になりがちな気がしてたのですが…読めて良かったです!
    涙が花になったからこそ普通に泣けることを望むとか、柱にいろんな光が集まったのが最初ほど綺麗じゃないけど素晴らしい、みたいな描写すごい刺さりました(しかもそれが主人公の心情ともリンクしててすごい!)

    ※あと、知り合いに医療の人とかもいる身としては、
    先生にも悪気はなくて、きっと立場とか治療方針とか、いろいろ理由があるんや…。(プロ意識ない看護師以外は)きっと誰も悪い人はいないんやで…と、変な方向に感情移入してしまいました

    作者からの返信

    企画主さん、コメントありがとうございます!企画主さんのコメントを見て、番外編で医師の立場からとかの御話もかいてみたくなりました!
    ありきたりにならないよう意識してたので、わかっていただけたのがとてもうれしいです!


  • 編集済

    花の開く瞬間に……これほどの哀しみと切なさを感じるなんて…

    胸の蕾は、やはり…開いてしまったのですね……
    さすがに、この瞬間は涙をこらえることができませんでした

    彼女の人生は、生命は……
    どんな導を世界に残せたのでしょうか…?


    この物語を読んで、
    20年以上前に、亡くなった……大好きだった歌手を、ふと思い出しました

    決して、有名ではなかったけれど
    彼女のファンは、みんな彼女を愛していました

    亡くなってから、彼女の残した詩とスコアは
    ファンの人たちの
    「未完成でもいい…世に出してください」
    という強い願いで、ファイナルフライトという形で世に羽ばたいていきました


    ずっと自分に言い続けている言葉がありまして、
    「体験価値は、その人だけのもの」
    ということば…

    物語の中の彼女の生涯は、他の人から見たら決して喜ばしいものではなかったかもしれません

    けれども……

    彼女自身は、それでも自らの意思で生きていたのですから

    たくさんの「花」を、咲かせることができたのですから───


    素敵な物語を産み出してくださった、鉄百合さんに──感謝を

    作者からの返信

    完結までのお付き合いありがとうございます!天川さんの人生にも、たくさんの喜びが咲き誇っていくことをお祈りいたします。