第86話 チェンアルク隣接都市

 チェンアルク国に面した後方にユンド国ラカンラ都市がある。

 都市の規模は3万人程度。

 そこに前方からユンド人の避難場所で1万に増えた。

 4万人都市になった。

 路上生活者も増え、衛生状態もよくない。


 その都市ラカンラが4方面から攻撃を受けた。

 都市内に胴体の死体が4方面から空から降ってきた。

 都市は大混乱。

 あってはならない事実が、空から落ちてくる。

 その数だけで、尋常ではない数。


 胴体投石が終わると、今度は大音響とともに、周辺を破壊する

衝撃が走る。

 都市民は生まれて初めての爆音を聞き、身近に爆弾が炸裂し人間の一部をむしりとられる。

 手が飛んだ者。

 腕が突然なくなった者。

 足の損傷。

 胴体の破裂。

 一体どうなっているのか、理解できない恐怖と殺意の爆弾。


 敵は何処から、都市周辺のユンド人から、なんら報告も来ていない。

 一体、どうやって、都市を攻撃しているのか。

 城門から逃げる者には、矢が当たると爆発音とともに破裂し、身体のその部分の損傷がひどい状態。


「降伏する。攻撃しないでくれ!」

 叫んだ者が、矢で射られて死ぬ。


 都市内は、どこに隠れても、逃げて、あちこちで殺列爆弾で大怪我をする。

 連続爆弾で、都市の建物すべて破壊するつもりのようだ。


 都市内で手か足がもぎれた重傷者多数。


 やっと、爆弾がやんだ。



 4方向から剣を抜いたままの一団が、都市住民の殺害を始めた。

 重傷で、無抵抗な者達にも容赦しない残虐な殺害。

 首を斬られる者。

 体が二つにされる者。

 呻く住民をためらいなく首筋、胸元を刺していく。



 チェンアルク国に隣接するユンド国ラカンラ都市。

 ソルラン人奴隷の最後の出荷都市だ。

 これより先がチェンアルク国。

 二度と奴隷された者達が戻って来られない遠い異国だ。


 あゆみも先陣を切って、どんどんいる者すべて斬り刻んでいく。

 それが子供であろうと、赤子であろうとユンド人には違いないので殺した。

 ルッカ軍の士気も異常に高い。

 同胞が嘆いた都市に辿り着いたのだ。

 その無念を思うと、殺意がみなぎる。

 殺し殺しまくる。

 死んでいようが、一度刺したりした。

 首をちょん斬り。

 すべてバラバラにした。

 より悲惨な、想像を絶する必要があった。

 胴体から平気で内臓を広がりやすくもした。

 現場を見たユンド人は、チェンアルク人は次は自分達かと思わせる必要がある。


 すでに死んだ者達にも、首斬り、両手両足切断。衣服も脱がした状態が増えた。



 あゆみ達は遊憩場で、子供対象の性嗜好者らを発見した。


 最終奴隷出荷都市とあって、軍人が多い。

 退役老兵も多い。

 剣を構えたが、ほとんど爆弾で負傷している。

 遊憩場の部屋をしらみつぶし捜索。

 男女の子供が30人ほどいた。

 負傷しているが命には別状ない。

 子供達を城外へ指示を出す。

 集まされた男達、30人。


 運のよい奴は剣で突き刺された者達だ。


 捕まった同士で下半身露出させた。

 上からヒモで吊りさせた者に、

 あゆみは、剣で、男根の先を切った。

 ジャオー!

 テーブルの上にあった竹串を取って、男根の先を刺す、伸ばした部分を斬り落とした。

 最後は睾丸を蹴り上げ。睾丸を破裂させた。


 次の男には、最初から睾丸を蹴りあげ、破裂された。

 いままの中で、一番悲鳴が大きかった。

  

 囚われた者達の顔は蒼白。

 こんな残虐は初めてに違いない。


 見ていた兵士の股間が縮まる。

 

 あゆみは情け無用で、どんどん男の機能を無くさせ、ゆっくり泣け叫びながら少しづつ死んでいくようにした。

 ゆっくりゆっくり、胸を斬り上げていく。その内絶命と。


 ほかの兵士に別の場所の捜索を指示をする。


 そうまだ、ゆっくりとこの素晴らしい時間を楽しみたいのだ。

 情け無用のド変態に、死ぬ前に絶望を与えたいと。


「そんなに、自分の一物が愛おしいか」

 あゆみは男の一物を別の男に加えさせた。

 男は泣きながら、懇願した。

 あゆみは、その男の背中を刺し、斬り下げた。


 あゆみは別の男に、加えさせた。


 あゆみは見ていて、その一物が大きなった所を剣で斬り落とした。

 ジャオー!

 ついでに、加えさせられた男の首を半分斬りにした。

 男根を斬られた男に睾丸を突き刺し、斬り上げた。


 あゆみは飽きたので、ほかの者達は両足を切断、放火した。

 やはりマンネリ化だと飽きるなと考えた。

 途中でも沢山斬首しながら、進む。


 遊憩場で楽しんだ時間がかかったのか、ほぼ制圧が完了しつつあった。

 カラ荷馬車には、どこからとなくお宝が積み込まれていく。


 あちこちに軍人御用達の快楽の場所が多かった。

 兵士達も悲惨極まる残虐で殺害している。


 

 あちこちにチェンアルク人らしい服装の違い者もいたが、構わず殺した。

 都市の兵士には、より悲惨な殺害をした。


 チェンアルクの方からの、都市が攻撃されてる事実は見えている筈。


 2時間余りで、都市民も建物も崩壊した。


 

 ルッカ軍は戦利品とソルラン人保護をルッカ領へ急がせた。

 ラカンラ都市で沢山の荷馬車・貴馬車、軍馬を確保。



 次にあゆみらは。

 ハルローゼン国の隣接する都市グビーノへ向かった。

 ソルレマ後方にある都市だ。

 以前、温泉の話をソルレマの元執行官ルシムが言っていた地域か。


 今回は城壁。城門を破壊させることが目的だ。

 この都市が安住でないことを知らしめる。

 住んでいたらルッカ軍に殺させれると思わせたい。

 

 1時間余りで都市グビーナの城門、城壁を破壊させた。

 都市側から伐ってできた者達を全員殺害。

 囲っていた壁が破壊され、城門も失い防衛機能を無力化させた。




 最後の帰路に、地方都市エルミエ、人口急増中の都市だ。

 ユンド人の大量の避難者が多くいる。

 その都市の城門、城壁も破壊させた。


 ユンド国3都市。

 1都市ラカンラ都市は廃墟に。

 2都市グビーノとエルミエの城門、城壁を破壊。

 と防衛機能を破壊。



 後日

  グビーノ都民が、全員退去し始めた。

  帝都アルソミアへ向かう。


 遅れて、

 エルミエ都民の半数以上が、後方のチェンアルク国に隣接するラカンラ都市に。

 残りは 帝都アルソミアへ向かった。

 



 2都市は廃墟になり、チェンアルク国と隣接するラカンラ都市を廃墟と。

 ルッカ軍が初めて、チェンアルク国と対峙できる領域に到達した。




 あゆみはずっと練っていた機動性のある攻撃隊を。

 大型矢座の改良型を試作した技術職人に。

 投石機の改良型の試作した技術職人に。

 あゆみが簡単な考案図を書いて、結果の試作機だ。


 投石機の配置には時間がかかった。

 収納するのにも時間がかかった。

 大型矢座も同様で、機動性を重視した改良を望んだ。


 結果現地組み立ても撤収時も大幅に時間が短縮された、

 その成果の賜だ。

 3都市を攻撃し、城門、城壁を破壊尽くせる機動性・敏捷性に特化技術者の成果だ。 




 ユンド国は国土の5分3をルッカ軍に奪われた結果になった。




 グビーノ都市から、

 エルミエから都市から、

 ユンド都民の脱出で、ソルラン人が解放された。

 中に殺された者もいただろうが、

 

 ルッカ軍の巡回部隊が発見し、身柄を保護した。


 









 

 

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