第16話 親友の親友を不審者扱い(4月13日)

昨日と同じ新快速に乗った時は全く混んでなく、定刻通り(PM7:55)大阪駅に着いた。

それにしても向かいのホームの大阪環状線の内回りは相変わらずめっちゃ混んでるような感じだったけど、やはり花見を楽しむために大阪城公園まで行ったんじゃないかなというような気がした。


そして、改札口にICOCA定期を通してから暫くすると何かを無くした事に気づいた。

昨日買ったプリクラ帳が無くなってた。

それがないと、ICOCA定期券に挟んだプリクラだけだと無くしてしまうし、近くの100均で買おうと思っても閉まってるしそのまま帰ろうとした。

「これってあんたのやろ??」

私は不審者だと思ったのか急いで帰ろうとした。

「ちょ・・・何やねん??ええ加減にせえや!!!」

「それはわいのセリフやで!!!なぁ、ひょっとして幸大こうたの小学校の頃のツレやろ??」

「幸大の高校の友達やったん??ほんまごめんな笑」

「ええねん、わいの名前は湯舟貴教。幸大と同じ京都の京都外大西高校やで」

高校入学してから間もなく、早速私は彼(幸大くん)の高校の親友を変人扱いしちゃった汗。

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