24話:晩餐

「やぁ、サラ、久しぶりだね。遅くなってすまなかったね。」


「センさん、お帰りなさい。」


「あぁ、ただいま。仕事がうまくいってね。アメンさんにも良い話ができそうだよ。」


「そうですか!それは良かった。」


「それでまた3人で食事でもどうかと思ってね。」




その1週間後、3人は町1番のレストランにいた。

とはいえアメンの息がかかった店だ。



「やぁ、アメンさん。」


「これはこれはお久しぶりです、センさん。ビジネスがうまくいったとのことで何よりです。実は私の方は少しばたばたしておりまして、すぐに戻らなければならないんです。」


アメンは額に汗を浮かべている。



「そうなんだよ。それもあってね、アメンは生かしておくことにしたよ」



「・・・なんと?」


「だから、お前は殺さないでいてやるって言ってるんだよ、糞野郎。」



「センさん・・・?」


「ハハハ、分からないよな。俺はお前に殺されかけたリュウだよ。」

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