情報こそ最強の武器
(2人が風呂に入っている間、より多くの情報を集めなくてはな...それにしても、ここで伯爵に会えたのはかなりデカいな)
自身と
「ところでいくつか聞きたいんですが...良いですかね?」
「はい!もちろん喜んで。」
「じゃあ───」
(...待て、落ち着けよ
「えと...
ちょっとだけ考え事をしていた為、フィルロッテ伯爵から心配される
「あぁ...すみません...少し考え事をしておりまして...えっとですね、この街...いやこの国の名前についてお聞きしても宜しいですかね」
(まぁまずは何よりこの街についてだ。いきなりこの世界が何かと聞いても、この世界の人たちからすれば、当たり前の世界だから困惑するだろうしな...)
「分かりました。この国についてですね」
とこの国の説明に入るフィルロッテ。
「この国は、私、フィルロッテ・ヴィクトリアが統治しているヴィクトリアという国です。代々この国はヴィクトリア家が統治しており、その歴史は古くから約400年以上前にわたる───」
本来常人なら、右から左へ受け流すであろうとてつもなく長い説明を、
2時間後────。
「───なるほど...大変勉強になりました。ありがとうございます。フィルロッテ伯爵」
深々と礼をする
「いえいえ!私もここまで話を真剣に聞いてくださった人初めて見ましたよ!」
「いや、フィルロッテさんの説明とヴィクトリア家の歴史が大変面白く」
「本当ですか!それは良かった!」
どうやら2人はこのやり取りだけでとても仲良くなった様だ。
(それにしても本当に運がいい...。転生してきて、情報が欲しい状況で伯爵と知り合えるなんて...それにしてもこの世界、どれだけ低級だろうが魔力を持っているらしいな...。持っていないやつは忌み嫌われ、差別され、奴隷と化す...か...。つまりテイもそういうことなのか...?)
頭の中で情報を整理していると、
「もうお風呂上がってるよ」
「あ、上がりましたよ!」
と2人がお風呂から帰ってきた。が、
「...あのなぁ...
「ん?何?」
何でしょう?何か問題ですか?と言いたげな顔。
「ここは家じゃないんだからちゃんと服着なさい。」
まるでお母さんの様なことを言う
「にぃ、お母さんみたいなこと言うじゃん!」
と笑いながら言う
「おほー!!ちょーかわいいー!」
めちゃめちゃに興奮している
「こ、こんなかわいい服...テイに似合いますかね...」
と、逆に不安になるテイ。しかし
「テイは通常時が可愛いからモーマンタイだよぉおおお!!!」
そんな事を言いながらテイを強く抱き締める
「そ、そうでしょうか...」
しかし若干俯くテイ。すると
「うん!こんだけ可愛かったら、にぃももっとテイの事好きになるよ!」
超絶笑顔で、フンスっと鼻から空気が出ている
「そ、そうでしょうか....」
と顔を赤面させるテイ。
「そーだよ!!にぃは身内にはちょー優しいから!!」
そんな事を言いながらまたテイに抱きつく
一方その頃、
「...それにしても高級感がなくて、けどそこはかとなく、オシャレ感もあり...超いい服だな」
どこまで動けるのか等、貰った服の利便性を確かめている。
「あの人、超絶かっこいいよね...」
「分かる...人とは思えないくらい...」
ただ服の色々を確かめているだけなのに、館のメイドが
この服でいいかな...と思いつつ着替え室から出ようとドアノブを掴んだ瞬間。
「にぃー!!」
と
「うぉぁ!?」
「おぶっ...」
「およ...」
その結果、
「へへへ〜...にぃ、そこまで私に抱きつきたかったの?」
内心ドキドキしながらも、にやにやする
(...別にこのままでも幸せだし別にいいんだが...)
「そりゃ、いつでも
と
「まぁたしかに事故ではある」
「そうだろ...ってかあれ?テイは?」
とテイが居ないことに気づく
「あれ?さっきまでそこにいたんだけどなぁ...」
「...テイ、そこにいたのか」
「えと...あの...」
テイが近くにいたのはほっとしたが、何やら
「どうした?テイ」
屈んで優しく聞く
「うぅ...」
だが目を逸らすテイ。
(本当にどうしたんだ...?俺がなにかした訳でもないから...何かあったのか?)
なんて考えていると
「にぃなら大丈夫だから」
(何が大丈夫なんだ...?)
するとテイが
「
とまたおずおずと
「ん?どうした?」
とさっきと同じように優しく言う。
「に、似合わないなら似合わないって言ってください...」
と言い、テイは
(ヤバい...テイが死ぬほど可愛い!!なんだこの子!こんなのテイコンになります!!)
そんな気持ちを抑えながら、
「とっても似合ってるよ。テイにぴったりの服だ」
するとパァァアアっと顔が明るくなり
「本当ですか!」
超絶目をキラキラさせる。
「あぁ、本当だよ」
と優しい笑顔をしている
(ヤベェ普通に吐血しそう。可愛すぎる。さっきの笑顔と言い、この子が奴隷にならずに済んで良かった...もうこの天使は絶対に離さん。)
と、ある種覚悟が決まった
そうして着替え終わった3人は、廊下を歩きながら話す。
「しかし...まだここに来たばっかだから、まだ金を持ってないんだよな...」
転生での鬼門。資金問題に突入する
「そうだよねぇ...職業何があるか分からないし」
(後、職を探す場所も分からない...更に言うと、この世界の情報をなるべく多く取りたいから、どこの国でもできる職がいい...そっちの方がメリットは多いしな...)
するとフィルロッテ伯爵と出会う。
「御三方、着替え終わりましたか」
「本当にありがとうございますフィルロッテさん。」
「最高だよ〜!」
「あ、ありがとうございます!!」
3人それぞれがフィルロッテ伯爵にお礼する。
「いえいえ、まだまだ足りないくらいですよ」
とてつもなく心が広いフィルロッテ伯爵。
「ところで、先程...金銭関係のお話されていたようですが...もしかしてお金が無いのですか?」
と痛い話をされる
「そうなんですよね...それにまだ職にも就いていなくて...」
正直職に就いていないのはさすがに厳しい為、その事を嘆くと
「そうなのですか!では、私の方からギルドへ連絡しますので、まずはギルドへ行って、ギルドカード等の作成等をしていただけばと」
フィルロッテが手続きをしてくれる事に。
「ほ、本当に良いのですか...?」
「あまりに太っ腹すぎる...」
「逆に怖いです...」
あまりに色々なことをしてくれるせいか、逆に怖がる2人。
「あのモンスターを倒してくれたことに比べたら、こんなの全然平気ですよ」
とニコニコ笑顔でフィルロッテは言う。
(ただまぁ、この厚意を受け取らないとマジで何も始まらないからな...素直に受け取るしかない)
「ではお願いしてもよろしいですかね...」
申し訳ないながらもフィルロッテに頼む
「はい!もちろんです!」
何故か気分が良くなったフィルロッテ。そしてそのまま外へと向かっていった。
(もしかしたらフィルロッテさんは奢りたがりの人なのか...?元の世界にもそういう人がいたというのは聞いたことがあるしな...)
そうしてトントン拍子に事が進み、ギルドへと向かうことに。
「ここが、ギルドの登録所でございます」
そう言いながらフィルロッテが開けると、建物の中にいる人たちがこちらを見る。
「ひっ...」
「大丈夫だよテイ〜...落ち着いて〜」
と
「フィルロッテ様だ...」
「ほんとだ...」
とザワザワし始める。
「お話の通りにして頂けると助かります」
「承知致しました。フィルロッテ様」
とフィルロッテは、登録所の人とちょっと話してこちらに来た。
「では
フィルロッテは
(マジで何から何までありがたいな...人運は当たりも当たりだな...)
そんなことを思っていると
「ねぇ、にぃ」
「...ん?どうした?」
「思ったけどさ、この世界の法律ってどうなんだろうね。テイみたいな子供でも働けるのかな...?」
「...確かに気になるな」
(
「...
「あっ...ごめんごめん」
(どうやら新しい環境にいると、俺は考えすぎてしまうらしいな...。気をつけなければな)
気を引き締めた瞬間。登録所の人がこちらに近づいて来た。
「
「はーい!そうです!」
超元気よく返事をする
「話は伺っております。奥へお入りください。」
そう言われ、奥の扉へと向かう。
「失礼します」
と俺が言うと
「えと...失礼します!」
「し、失礼します...?」
またもや2人が真似をする。
(本当に可愛い。やべーい。)
キュンキュンしながら中に入る。
「初めましてだな!ここのマスターをしているギルドだ!よろしくな!」
(声でけぇな)
「...よろしくお願い致します」
そう言い頭を下げると
「ね、ねぇ...にぃ。この人の名前ギルドだって」
「...うんそうだね」
「ギルドマスターがギルドって面白いね!」
と目をキラキラさせる
「ところで、職を探してんだって?」
ギルドさんは俺たちに質問し始める。
「はい。出来ればこの世界を旅しつつ、適度にお金が貰えて、この子も出来るような職があればいいんですが...」
とテイを撫でながら提案してみる。
「んー...子供向けって訳では無いが...その条件下だと冒険者が1番丸いな...」
「冒険者ですか...」
「冒険者!!やってみたい...!!」
冒険者と言い言葉を聞くや否や、目をきらきらさせ立ち上がり、拳をシュッシュッとシャドーボクシングをする
「出来る?テイ」
「テイは...こ、怖いですが、
とやる気を見せるテイ。
(だが心配だ...おそらくまだ15も行ってないだろう...そんな子と一緒に戦うのは...)
テイの事でずっと悩んでいると、ギルドが提案する。
「そうだなぁ...そこまで悩むんなら、
「...良いじゃんそれ!」
「確かにそれが一番良いかもしれないな」
「テイ...ヒーラーですか...?」
テイがそう聞いてきたので
「あぁ、そうだ」
と笑顔で答える。
「まぁ、ヒーラー適性があるかは分からんがな!」
「え!」
「て、適正...?」
(なるほど...そういうのもあるのか...テイにヒーラー適性があればいいが...)
「せっかくだし、適性があるかどうか見てみるか!」
そんなこんなで磨かれた魔晶石に手をかざすことに。
「まぁまずは
そう言われ、俺はその磨かれた魔晶石に手をかざす。
「っと...こ、これは...なんだこれ...こんなステータス見たことないぞ...!!」
(謎の声も言っていたが...やはり元の世界での能力をそのまま引き継いで、尚且つこの世界に入った瞬間に底上げされてるな...これ)
なんてことを思いながらステータスを見せてもらうと
「...何だこれ」
「見ーせて!」
体力:100
魔力:450
知力:450
防御力:85
攻撃力:635
状況判断能力:500
能力:未来予知レベルの頭脳
(平均がどんなものか分からないが、どうやら俺は所謂最強状態で生まれたみたいだな...ただ、防御力が他と比べて低くないか...?)
なんてそんなことを考えていると、ギルドさんが喋り出す。
「あ、兄ちゃん...このステータス、〝
「天才なのかー!!にぃやっぱ凄いねー!!」
「や、やっぱり
(どうやらここでも天才扱いされるらしいな...転生直前の謎の声が言ってた通り、どうやら元の世界での才能が数値化されるみたいだな...)
「お次はそこの姉ちゃんだな!見たところ双子だから、もしかしたら姉ちゃんも天才かもな!」
とギルドさんの期待が増す。
「どんなものかなー!!」
と
(まぁ...事実、妹は天才だしな。それがこの世界で強化されているのであれば、間違いなくフィジカル最強だろう。)
そして、
「おっ...明らかになったぞ!」
「おー!どーだ!?」
超ワクワクしながら結果を見る
「こ、これもすげぇステータスだ...」
「おほー!!」
体力:500
魔力:5
知力:50
防御力:500
攻撃力:???
状況判断能力:0
能力:人間離れしたフィジカル
「まさか2人共、上限値が2つあるなんてな...驚いた」
「え!?上限値!?」
「あぁ!ステータスには上限値って言うものがあってな、その上限値が500なんだ。」
「ほぇー!」
「す、凄いです...!!」
「ただ、その上限値500は天才と呼ばれる存在で、本来2000年に一人の存在なんだが...さすが双子だな!2人で上限値3つもある!」
二人が盛り上がっている。が、
「盛り上がってるとこ悪いが、なんで
「...はっ!確かに数値化されてない!!」
と今気づく
「あー...それはだな...攻撃力は基本的に体力、魔力、防御力を足されて数値化する為、上限値が700なんだ。」
「えー!そうなの!?」
「ほとんどの人は攻撃力600を超えることすらないんだ...だから
「そういう事か...。」
「理解してくれて助かるよ」
そうギルドは言う。
「つまり...どゆこと??」
だが、
「分かりやすく説明する。
「...エラー?」
「あぁ、俺の場合体力、魔力、防御力を足しても上限値の700を越えないが、
「なるほど!!そういうことか!」
これには流石の
「つまり私の攻撃力は1005ってことね!」
「あぁ...そうだな。合ってるぞ」
そう言い、
「えへへ〜」
「じゃあ、次はテイだな...」
「ヒーラー適性頼むー!!」
2人は願う。なるべくテイに危険な思いをさせたくないからだ。危険になっても自己回復はできるように...と。
「き、緊張します...」
テイは魔晶石をかざす前に手が震える。
「大丈夫だ。落ち着いて...目を閉じて俺らを思い出すんだ」
そう言って
「ふぅー...」
心を落ち着かせながら魔晶石に手をかざす。
「おっ。結果が出たな」
体力:150
魔力:350
知力:250
防御力:100
攻撃力:600
状況判断能力:300
能力:魔法の精密さ
「おぉ...!!全て平均以上で、更に魔力に長けている!ヒーラーいけるぞ!」
「良かったねー!!テイちゃん!」
「はい!!良かったです!!」
(俺も嬉しい...これでヒーラーじゃなかったらもしもの時どうしようも出来ないからな...)
「全員攻撃力600越え...凄いな君たち...」
と若干引き気味のギルドさん。
「ねね、ふと思ったんだけどテイって何歳なの?」
「え?テイは11歳です...」
「へぇー!」
「そうなのか...」
「11歳なのか!?」
テイの年齢発表で1番驚いたのはギルドさんだった。
「え、あ...は、はい...そ、そうです...」
そんなギルドに困惑気味のテイ。
「11歳でこのステータスなら確実に天才少女だ...!!もっと話題になってもいいはずだが...」
「まぁ、良いじゃないですか!ギルドさん!」
「私たちの自慢の家族ですから!」
「君たちは本当に仲がいいんだな...」
「はい!!」
そう
「よし!これで君たちの冒険者としてのステータスが明らかになったところで、君たちに1番合うジョブを無償で与えよう!」
「おー!!」
「兄ちゃんにはやはり魔法使いだ。まぁ兄ちゃんの場合、魔法使い所では無いけども...」
(さっき魔導師とか言ってたもんな...)
「ウィッチだ!良いね!にぃ」
「いやそれ魔女って意味だよ」
「姉ちゃんには格闘家だな。やはり攻撃力があまりにも高すぎる。格闘家と言うより本気の殴り一つ一つがメテオレベルの人とは思えない威力を放つ格闘家だが...」
「おー!!メテオパーンチ!!」
そんなことを言いながら目をキラキラさせる
「そして君にはヒーラー。だな?」
とウィンクしながら言うギルド。
「...!!」
おの口をしながら無言で目をキラキラさせるテイ。
(可愛すぎか...!!!)
そしてそのテイを見た2人。
(本当にこの双子はこの子のことが好きなんだなぁ...それが伝わってくる。まるで子供を育てている感じで...とてもいい関係だ)
「では、本日はありがとうございました」
「ありがとー!!ギルドさん!!」
「あ、ありがとうございました...!」
「おう!!またいつか会えたらなー!」
そうして、
「それにしてもちょー凄かったね!」
「ふんふん!」
「ね!」
(あの後、ギルドさんにも聞いたが、
「───
ギルドさんがそう言った為、
「
「あぁ、他の魔導師や魔法使いとは比べ物にならないくらいに強い。魔法の質、精密さ、発動の速さ、種類の多さ、どれをとってもな。」
「...その人たちは、何年生きてるんですか?」
「さぁ...それは聞いたことないな...だが、俺の生まれる前...36年以上前から
(36年以上前...その間、変わってなくて、見た目年齢が若かったら確定で人以外の種族だな...)
「もしかして兄ちゃん。
(圧が変わった...な、なんだ...?もしかして
「いや、そういう訳では無いんです。ただ気になっただけで」
「そうかそうか!」
(圧が無くなった...)
「だが一応言っておくと、
「...えっ?」
「更に言うと
「...それはどういう?」
「しかもあいつらは魔法使いを殺し回ってるって言われてる」
「...魔法使いを...殺し回ってる...?」
「あぁ、なぜだかは知らんがな」
「俺が知ってるのはこんだけだ、あいつらは謎が多すぎてこれくらいしか情報が無い...」
「いや、大丈夫です、ありがとうございます」
ギルドさんに礼をする。
「また何か困ったら俺のところに来いよなっ!」
(...一体、
「にぃ?どうしたのー?」
(まぁ今考えても仕方ないか...とりあえずは
「...んや、何でもない」
そうして、
「帰ったら早速、この街から出る準備するぞ」
「えっ!もしかして...始まるの!?」
今にもぶんぶんと振ってる尻尾が見えそうな程に興奮する
「あぁ。明日から俺らの旅が始まる」
「そ、そうなのですね...ちょっとだけ緊張します...!!」
「大丈夫!テイちゃん!私達がいるから!」
ウィンクしながら言う
「そうだな...俺たちがいるから安心しろ...テイ」
「...はい!!」
安心したテイは笑顔で答える。
「いやー!!楽しみだなぁー!冒険!」
「
「分かってるよ!」
「...ふふっ」
「ん?どうした?テイ」
笑い始めたので聞いてみると、笑いながら
「
と答える。
「えっ!?そうかなぁ...?」
「...たしかにな、
「人懐っこくて、新しいことに好奇心旺盛で、撫でられたら喜んで、可愛い」
「そうですよね...!!」
ここに来て初めてテイと意見が一致する。
(テイと意見が一致した...嬉しい...)
「ふへへ...」
ニマニマとゆるゆるの顔をする
「ほら可愛い」
「そーんな褒めないでよにぃ」
さらにゆるゆるになる
(というか、この世界にも犬はいるんだな...動物の環境は元の世界とそこまで変わってないのか)
ゆるゆるな
「早く帰るぞ。支度しなきゃな」
「あ!そうだった!!」
「そうでした...!!」
そうして三人は和気あいあいとしながらフィルロッテの館へと戻る。
(明日の為に準備しなければな。そして今後の目的は国々を旅しつつ、
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