第124話 続・酷い話だよね

 何の反省もしていないようなので、もう少し踏み込んで話してみたいと思います。

 その人の問題作品は二点。

 一点はもろコピーの部分が存在するもの。こちらは相手が素人ということもあり、ちゃんと運営が対応してくれなければどうにもならない。

 俺にも力がないので何かをしてあげることはできません。


 この人は自分の将来について想像することが出来ない人なのかな? と不思議に思っています。

 何故ならもう一作は有名なゲーム会社スク〇ニのFF7のパクリだから。名前自体には著作権はないけれど、好きな人が「おや?」と思って調べられたら分かってしまう内容。問題は名前ではなく、内容がパクリだということ。

 とは言えまだ、サイト内の人が騒いでいるうちは何とかなるかもしれない。

 しかしながら、関係者に露呈して訴えられたら戦えるんですか?


 創作界の誰もが自分の作品を盗作されることを望んでいません。知的財産は大切なモノでしょう?

 つまり、その人が訴えられたとしても誰も味方をしてくれないということ。

 俺はあまり興味がなかったので、パクリなことに気づかなかった。なので、もちろんそういう人もいる。

 しかしこのゲームに関しては二次創作をしている人が多い。その人たちが視たらわかるでしょう。

 今回俺のエッセイを読んでくれた人の中には、誰なのだろう? と気になりだした人もいるはずです。俺は誰なのか言うつもりはないし、あなたの良心に賭けている。

 けれどもそういう人ばかりではないのです。

 

 俺が創作界のアカウントを消したのは、自分の正義を押し付ける人が多いなと感じたから。世の中は自分中心に回ってはいない。創作は自由なの。例えば字下げについても、その人がした方がいいと感じるまで放っておけばいい。それなのに押し付ける人が多すぎる。

 人は自分にふりだと思ったら、どんなに大変な想いをしても直します。そうなるまでは放っておくべき。何故なら自分で強く思わない限り、身につかないから。

 どうしたら良いのか人に安易に聞く人は何も自分の身についていないことを理解していない。自分で調べて、理解した時に身につくのです。


 教えてあげたいという気持ちは分かるけれど、例えば要らないものをしつこく押し付けられたら嫌な気持ちになりませんか?

 見守るのも大切なことだと俺は思っています。

 その人が自ら助言を受けたいと動いた時に手を差し伸べたらいい。信頼関係を築くにはそういった相手のペースに合わせることも大切なんですよ。

 と、言ったところで創作界は変わらないので俺は絶望し、アカウントを消しました。俺が自分で言っているように、見守る以外の選択肢はないんですよ。

 見るのが嫌なら、自分が離れるしかない。


 そして俺は自分を大切にしてくれる人たちを大切にする選択をしました。

 それは少数かも知れない。

 でもね、イン〇タでこういうことを言っていた人がいるんです。

「自分を大切にしてくれる人を大切にして、自分を大切にしてくれない人には幸運を祈ろう」


 争う必要はない。

「人はゴミ収集車のようなもので、怒りや不満などが溜まっていく。時にはそれを押し付けられることもある」

 そのような内容のことを言っていました。

 

 なので今回の件で、その人が反省しなくても俺の話に耳を傾けてくれても俺のせいではない。俺はその人の行く先を心配しているけれど、そんな人ばかりではない。

 正義感に溢れ、それを晒す人もいるかもしれない。

 ですが、流れに身を任せます。それはその人の選んだ選択なので。

 俺は巻き込まれたくないので、レビューは削除します。

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