第97話 創作論を書いた経緯の話と今、考えていること
正直、俺はね。
創作論を作成すること自体が非常に滑稽だと思っている。
できれば消したいよね。
別に自分が大して読まれないからではない。
そうではなく、創作論とは理論的に書かれるものであって個人の好みで書かれるものではなく、いかに論理的に小説を展開したとしても結果に繋がるものではないから。
繋がったという人も確かにいるよ?
でもそれは、その人の努力が実ったからであって、俺とは関係ないのよ。
いくら俺が言ったことを実行して結果が出たとしてもね。
そうしようとしたあなたが、自分で勝ち取ったものなの。
だがらそういう人は、自分自身に自信を持つべき。
創作論はただのきっかけでしかない。
そしていかにたくさん作品を読んで、読者視点で書いたとしても。
日々傾向は変わっていくのよ。
そのアップデートに追いつくことは無い。
まず、創作論を書こうとしたことには理由がある。
主な理由は二つ。
・レビュー活動をしていた観点から、なにか人の役に立つものを発信できるのではないか? と考えた。
・Twitterでの創作論と言うとすぐに『字下げがどうの……』と始まるが、根本的にそれは創作論ではないと思っていたから。
どうしたら読まれるかの方法なんてね、創作論じゃないのよ。
それは営業の話なのね。
そして行き着いた先は何処なのか?
営業戦略や募集要項の詳細について考えることなのよ。
創作論には意味がないということに気づく。
だって昨日の論は、今日には更新されて使えないかもしれないんだから。
そうでしょう?
プロローグの話だってそう。
人は著しく変化はしない。
かつてはプロローグと表示されていた部分に、プロローグと表示しなくなっただけの話。
それはこう説明すればいい。
『プロローグと表示するのではなく、内容に沿った小タイトルにした方が読者の興味を惹きやすいよ!』
物は言いよう。
こう言われたら、『えへへ、変えてみようかな?』って思うよね。
それで実際に読者が増えたら『アドバイスありがとう!』ってお礼を言われます。
でも俺はきっと『ううん、それはあなたの実力。作品が面白いからだよ。あなたは今回、その作品をより魅力的にできただけだと思う』と返すでしょう。
事実だしね。
それをね『プロローグを書くと読まれ辛い』などという言い方をするから反感を持たれる。
そういう言い方をする人は男性に多い。
何故、日本人男性はモテないのか?
身長が低いからでも禿げてるからでもない。
言い方が威圧的で、否定的だから。
言い方は常に肯定的であるべき。
それが他人に魅力を感じさせる言い方である。
まあ、俺は『ホストみたい』としょっちゅう言われるくらいに、他人を褒めるのがスタンダードなので……。別に好かれたいからとかではなく、そういう人なのです。
他人との摩擦は避けたいし、仮に良いアドバイスができたとしても、それは『たまたまその人に合致した』だけなのよ。
人は奢ると破滅します。
前も言ったけれど、人の心は簡単に変えることが出来る。
離れて欲しいと思った相手に穏便に離れさせるためには、自分が嫌われるように仕向けるのが早いでしょう?
他人に嫌われることほど容易いことは無い。
それと同じように相手に寄り添い、肯定し続け、優しい言葉をかけ続けたら相手は自分に好意を抱くものなの。もちろん、恋愛的な意味ではなく、ね。
だからどんなに毒舌な内容でも、言い方に気をつけるだけで印象は変わる。
全ての差はそこにある。
俺はそう思っているの。
刺々しい人ほど傷つきやすく、攻撃的だけれど弱いんです。
強い人は他人に優しくなれる。勘違いしてはいけない。
それが人間界なんだよ!
そして男性は結論を先に求めるが、女性は流れを求める。
そういうものだと思う。
放置していたDaysのエッセイが『178,000PV』行きまして、前述を踏まえると読者は女性の方が多いのだろうか? とか思ったりするのだった。
あっちは文字数が55万ありますけどね。
このエッセイはすでに12万文字あるので、すぐに文字数は追いつくかもしれない。
口は悪いと言われることもありますが、言い方が柔らかいと言われることもあります。そして毒舌だけど正論と言われたりもします。
でもね、思想はあくまでの個人の考えなので、この世に絶対正しいなんでことはないんだよ。そして、思想は個人で違うからこそ、創作は楽しいんですよ。
ね!
さてタイトルの話に関しての結論。
創作に関しては日々変わっていく。もちろん俺自身の考え方も変化する。
なので創作論は大して役に立たない。これであるw
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