第93話 ちょっと自分に吹いたこと

 基本、他人の書く創作論は読まないのだけれど。

 理由は簡単、創作論は主観であって仮に理解しても真似できないから。


 エッセイを読んでいたら、リンクがあったので読んでみた。

 そこで、一つだけ吹いてしまうことがあったw

 それは、やらない方が良いということを自分がしていたからである。

(webで創作論を語る人のところには大抵書いてある事柄)


 自分はものによって「0」または「プロローグ」がある。

 これはプロローグを入れようとしているわけではなく、仕様上の都合。

 本編の続きにはどうしても入れることが出来ない1ページだから入れている。


 例えば、ミステリーでの冒頭の伏線。

 時間を超える場合は個人的に分けた方がいいなと思う。

(分かりやすさの為)

 なので判りやすいように、「0」または「プロローグ」と入れるけど、読まれないと感じたことは無い。なのでこれはジャンルにもよるよねと感じている。


 別サイトで公開している作品に、1話ではなく0話が23ページあるんだけど、これも更新していれば地味に増えていく。

 Rありなので、あんまりそこは関係ないかなとか思う。

 これはね、クッションとして入れているのよ。本当はR場面から始まっていく話だったんだけど、ちょっとそれだといろいろと不都合があったので。


 これは全体に対しての割合いなので、読まれるかどうかはそこではないと思うんだ。自分の作品を好んでくれる人は『0』から始まろうが『プロローグ』から始まろうが関係ない。


 じゃあ読まれない根本的な理由は何か?

 他人のを読まないから。

 そこが一番。

 誰のも読まない人は、読まれない。

(繋がる手段がないから)


 事実、俺は他人の作品を好んで読まないwww


 以前にレビューを書かせていた作品というのは、作者様紹介200を作ろうとして【プロフィールを掲載して良い】という人をTwitterで集ってやっていた企画参加の作品が多いんだよね。もしくは読ませてください企画。

 つまり、企画で書いていただけでそんなに仲が良いわけでもなければ、繋がりの深いわけじゃない人が大多数。

 読み合いは好まないし、別にレビューが欲しいとも思わないので一方的に読んでいただけである。


 別にいいのよ。

 あなたの時間はあなたのために使えばいい。

 時間は有限、いつかは死ぬのだから。

 

 現在はそれらを全てやめて、普段から絡んでくれている(こういうところに読みに来てくださっている)方の作品しか読んでいない。

 だって時間は有限だもの。俺はいつも眠いし。


 いろんな人と関われば、それなりに他人の心理を利用して読ませることは可能だと思う。よっぽどの強い心がないと、読まれる一方で相手の作品を読まないってことはできないと思うので。

 俺はそれをしたくない。して欲しくないし。

 させられたくないし。


 しんどいだけでしょ? 

 思想も合わない、文体も好みじゃない、話も好きじゃない作品を仕方なく読むの。

 そんなことはしなくていい。する必要はない。

 作品は、無理して他人に読ませるものではない。

 読みたい人が勝手に読むものだよ。


 例えばね、自作の中でプロローグから始まる作品と1から始まる作品を比べて、1から始まる作品は1000。プロローグから始まる作品は読み手が0だったとする。

 その場合は改善すべきだとは思う。


 でも自分の場合。0話23ページある作品がお気に入り67。

 1から始まる作品はお気に入り20なので、あんまり関係ないと思うのね。

 なのでそこはジャンルや読む層も関係するのでは?

 と、思う。

 他人の作品を読まない人に読者がつくのは、この辺りが限界だと思う。

(地味にぽつぽつ増えるけど、100は行かないだろう)

 ランキング上位とかなら話が別だけどね。


 あとは積極的に企画参加するかどうか?

 web小説って結局は営業なのよ。

 感じが良い人ならいくらでも人が寄ってくる。自分に良いことを言ってくれる人ならなおさら。

 なので作品自体を改善する前に行うのは営業。


 いろんな人のところへ行って、感想を書きまくる。嘘のない程度に素敵な感想を残しましょう。俺みたいな怪文書は良くないですww

 そしたら人はお礼に読んでくれることでしょう。


 でもね、俺はそこに疑念を抱いてしまうのよ。

『それでいいの?』

 って。


 長くなってきたので、続く。

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