第87話 近況報告の活用方法の可能性について考える【前編】
あなたは作品を更新する度に近況報告を書く派ですか?
そういう人は凄いなと思うのだけれど、効果はありますか?
今回は少しでも効果をUPする方法を考えてみたいと思う。
ちなみに俺は近況ノートを80も書いている割には、公開時に一緒に書くことはほとんどない。
効果がないから?
いや、面倒だから。そしてなんの工夫もしてないし、この先もすることは無いと思うw
ここからは一緒に考えて欲しいのだけれど、大前提として。
人は自分に関係するものには興味を示す生き物である。
それは欲しい情報だったり、好きなものだったり、その時興味を惹かれたものだったり。
近況ノート(近況報告)はまずタイトルが表示される。
クリックしないと中身が見られない。このことは念頭に入れておこう。
さて、あなたは作品を更新しました。
近況報告を見る層はどんな層か。
1 自分をフォローしてくれている人で、近況が書かれると通知が来る人。
2 自分に興味を持っていてくれる人で、自分のトップページを踏んでくれる人。
(近況が増えていたら気づくだろうからね)
3 近況更新一覧を任意で見る、知らない人々。
つまり、積極的に近況ノートを見てくれる人はいつ何時更新しようが、いつかは見てくれる。いいねしてくれるかは別の話。
ただし、今回は『作品公開』に絞る。
その場合、近況を見て更新ページを見るという手順を踏むよりも、作品自体をフォローしてくれていると思うのね。
つまり二重通知になるだけなので、大して効果は得られないと思う。
なのでその中で、まだ作品に興味を持っていない人をターゲットにしてみる。
そしたら何が必要か?
この人たちは『近況ノート』は、見る前提。
作品に興味を持ってもらうには【ジャンル、方向性、あらすじ、見どころ、作品URL】この辺りを入れると良いと思う。
作品を探す時、まずジャンルを絞る可能性が高いと思うんだよね。
好きなジャンルだったら、あらすじくらいは読んでみようという気になると思うの。
この時、ただ『更新しました、読んでね』くらいしか書いてなかったら、帰ると思う。物書きなんだから、作品のアピールはすべき。だってそこで人に興味を持たせることが出来るということは、あなたにはその【技術と才能】があるということなのだから。
そうでしょう?
曲がり間違っても、俺みたいにテキトーは良くない。
悪い例ですからね。うん。
そしてどうせ書くなら、3の方々たちにも寄っていただきたいよね?
この方たちは新しい読者さまになるかもしれないので。
是非、キャッチしましょ。作品に呼べなかったとしても、あなたの近況ノートの書き方が素敵だったらあなた自体に興味を抱き、フォローしてくれるかもしれない。
出会いは大切。
なので、タイトルに作品名だけではなくジャンルもいれる。
この時、タイトルだけでわかるならあえて入れる必要はないと思う。
なろう系タイトルはタイトルだけでわかる。
特に入れた方がいいジャンルはミステリーや恋愛系だと思う。タイトルで判れば不要だとは思うけど。あとは数が少ないと思われる舞台のもの。
西洋ファンタジーは数あるけれど、たとえば和風とかね。少ないということは、希少価値が高いということにも繋がる。
それは作品のアピールポイント。
『こういうのを探してたの!』
そういう読者をじゃんじゃん呼び込みましょ。
『【和風ファンタジー】タイトル名 更新しました』
こんなで良いと思う。人は見慣れたものは瞬時に判断できる。タイトル名は一瞬で判別できなくても、『今、目の前を【和風ファンタジー】という文字が通ったぞ』と認識することはできる。
好きならなおさらね。
そしてきっとその人はどんな話だろうと気になると思う。
なので簡単にあらすじを入れる。
見どころとか力を入れている部分とかも書くと、作者の想いや思い入れ、大切にしていることも伝わることだろうし。
毎回1キャラづつ紹介していくのもいいかも。
更新シリーズとしての楽しみを作れるかもしれない。
毎回内容が違うから読むわけでしょ?
一部はコピペでもいいけれど、執筆エピソードを加えてみるとかね。
『今回の場面は○○に苦戦しました。上手く表現できているかわからないけど、拘った部分でもあるので、是非ご一読ください。コメントや感想いただけたら嬉しいです』
そういわれたら、『どうなんだ?』って見に行くかもしれないよね。
長くなってきたので後編へ続く。
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