第88話 近況報告の活用方法の可能性について考える【後編】
さて前編では近況ノートの内容にこれを+してみようと言う話だったが。
公開時間について考えたことはあるだろうか?
今回は作品更新に付随させる近況ノートの話なので、作品更新と同時にするということは【近況ノート更新一覧】と【作品更新更新一覧】に【同時間】に載るということが想像できる。
これについてどう思われます?
作品更新の時間によっては、それは少しもったいないんじゃないかなと思ったりする。
おさらい。
近況報告を見る層はどんな層か。
1 自分をフォローしてくれている人で、近況が書かれると通知が来る人。
2 自分に興味を持っていてくれる人で、自分のトップページを踏んでくれる人。
(近況が増えていたら気づくだろうからね)
3 近況更新一覧を任意で見る、知らない人々。
1、2の人というのは、いつ近況ノートが書かれようが自分の都合の良い時に見てくれると思うね。なのでターゲットにするのは断然3。
じゃあこの人たちはいつ、カクヨムにINできるのか想像してみる。
自宅警備員の方々は別として、社会人(主に何処かで働いている方々)や学生さんというのは【就学、就業による拘束のため、読むことが出来ない時間】というのが存在する。
この時、自宅警備員が日本の人口(ネットワークサービスを利用できる人)の半数を占めたなら、時間はそんなに気にしなくてもいいとは思うけれど。
まあ、日本には労働と納税の義務があるので(議員は裏金作って脱税しているらしいけど)、なんらかの労働をしてお給金を頂いている人は多いだろう。
なのでそういう人たちが多いと想定し、彼らがカクヨムを活用する時間帯はいつなのか想像する。
1 電車での通勤、通学時間(学生は学内へ持ち込み可の人たちに限る)
2 休憩時間
3 1同様、電車による帰宅時
4 帰宅後の自分の時間
これは社会人や学生向けの内容の作品の場合の目安。
もし専業主婦層がターゲットだったら、社会人や学生が家を出た後。
彼らが家にいるうちは、恐らく忙しくてスマホを開いていられないと思う。
つまり、公開時間による増減は自分がターゲットにしている層が、いつ小説投稿サイトにアクセスしているのか? それに左右されるということ。
とはいえ、常にランキング上位とかだったらそこまで神経使う必要もないとは思う。だが、彼らもまた地道な努力の結果だろう。
ここで言いたいのは、相手の都合に合わせることによって集客を増やすことが出来るということ。
飲食店だってそうでしょ?
昼にランチ出すのは、ランチを頼む人が多いから。
理にかなっている。
よく言うけれど、努力が実らないのは努力の仕方や方向性が間違っているからだと思うんだよね。
極端なことを言えば、夜中の三時に三歳児向けの作品を公開しても三歳児に繋がることは難しい。どちらかと言えば昼間だよねって話。
同じように、社会人向けの作品を毎回就業時間にあたる時間帯に公開しても彼らの目に触れ辛い。だからタグなどで工夫もするとは思う。
でも、客がいる時に商品を出した方が売れるでしょ?
客が帰った後に商品出したって、客が居なきゃ売れない。
それと同じように、近況ノートにはいろんな可能性がある。
通勤時間を狙って告知をしてみてもいいだろうし、公開時間とずらして人が多い時間に宣伝してみても良いだろうし。
アイデア次第で、今までとは違った楽しみが見つかるかもしれません。
そんなわけで、金曜日。頑張ってまいりましょう。
はぶあないすでい。
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