第78話 やっと完結したが……
このエッセイは他人の役に立たない話をひたすらするというのがコンセプトなので、ちょっと自作の話でも。
(実に変わったコンセプトである)
自分はシリーズものを何個か書いていて、たぶん5,6種かなとは思う。
いやもっとあるか。
その中での大きな柱というか、作品数が多いのが【究極純愛僕日シリーズ】【究極狂愛株原シリーズ】【雛本兄弟シリーズ】である。
この三種だけは方向性があって、【僕日】というのは【戻れない僕らの日常】の略。なので時間は先にしか進まない、どんなに後悔してもやり直すことができないという意味が込められている。
やり直すことが出来ない代わりに、彼らは手を取り合って障害を越えていく。そんな内容の物語が多い。
究極純愛というのは、一人の人だけを愛しぬくというもので日本でいうところの綺麗な関係を指しているものでない。そもそも子作り行為は穢れなのか? そこに謎もある。互いが愛情表現の一つと思って行う分には愛だとは思う。
ただし、性交自体は愛ではない。なのでそこに気持ちが含まれるかどうかが大切であり、その気持ちが純粋な想いなのかも重要だと思う。
すなわち性欲は愛でも何でもない。
【株原シリーズ】というのは。
ここに載せているのは【猟奇的、美形彼氏は】という1本のみだが。この猟奇的はクレイジーという意味合いで使っている。
つまりクレイジーなイケメン彼氏は……という話なんだが、その先に続くのは【実は純情で彼女溺愛してます】という言葉が隠されている。
前回、受け身で溺愛という言葉を使うのは、なんか変という話をしたが。
溺愛というのは、する側が明確な意思や自覚を持っていて成り立つものだと思うの。なのでされる側が『溺愛されてます』と言うと、思いやりも愛も感じないんだよね。なんか、相手の愛を感じてはいるものの、何も返さない人というイメージがつく。受け身女子に嫌悪感が湧くのはそういう時。
他人に何かして貰って当たり前みたいな人、いるでしょ。そんな感じがするんだよ。
まあ、俺はそう思うのであって一般的にどう感じているのかは、わからないけど。
感じ方は人それぞれなので。
俺は『好きじゃない』
あなたは『好き』
それで良いと思う。
単に俺はそう感じると言うだけなので。
話を戻すが。狂愛とは執着愛を指していて、それは人物とは限らない。パンツに執着しているクレイジーなヤツもいる。基本ラブコメである。
【雛本兄弟シリーズ】はパラレルワールドである。
登場人物のみ固定で内容もジャンルも違う話。
そして自分の書いている作品は基本同じ街の中で展開されている。
なので地図が書きたいなとか思うんだが、どうにも地図を書くことが出来ない。何故なのかは分からないが。コツがつかめたら書けるかもしれないし、一生コツが掴めない可能性も否定できない。
そんなわけで、他の物語に出てきた場所やモノが別な作品にもでてくるのは良くあること。
珈琲ネコシリーズというグッズとか、ネコ饅頭とかね。
あとは定番のK学園。このKは何かの名前ではなく【金持ち】のKであるw
その法則で、【お】が頭に付く苗字のキャラは【お金持ち】であることが多い。そういう意味合いでつけているので。
さてさて、本題。
相変わらず前置き長い。
今回【第三の選択】が完結。やっとだよ、まったく。
本数を減らそうと頑張っているのに、何故か他のが書きたくなりそっちが先に完結すると言う始末。
この話は、元カノから未練があると思われたくないがために、たまたま近くにいた友人に恋人のフリを頼むことから始まっていく。
ヨリを戻したいわけではなくても、自分の中でずっと好き、素敵だなと思っている相手がいたとする。再会したらやはり素敵だなと思い、ついそちらに目が行ってしまうかもしれない。
そんな時、相手から『未練があるんだ、気持ち悪い』と思われたらショックでしょ? なので、そう思われたくないがためにそんな選択をしてしまうんだよね。
けれども、相手はそんなことを思うどころか『ヨリを戻したい』と思ってくれていた。
本来ならそれは嬉しい誤算なはずなんだけど、彼にはどうしてもヨリを戻せない理由が存在した。それでいろいろ拗れていく話。
三部作予定でやっと二部目が完結。
三部目はそんなに長くはならないんじゃないかと思っている。
それはそれとして。
【林檎】を書いているが、ふと自作の一覧を見ていて全然進んでなくね?! と思ったのが【Temperature of love~切なさと情熱と君~】なんだよね。これは前後編で終わる予定なんだけど。
これね、構成に失敗してしまっていて進めるのが非常に難しい。詰まっているわけではない。
長くなってきたので分けよう。
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