第61話 複雑な心境になる時

 それは人それぞれだと思う。

 自分はこんな感じで複雑な心境になっている。


 自分の書く小説は正直一般ウケするものとは思えない。自分が好きな方向性で書いているので、自分にとっては面白いんだよね。

 では自分にとっては面白いものを他人に奨めるか? と言ったら否なんだよ。


 文化の違いについて非常に興味がある人なら面白いかもしれない。

 だが、どう見てもファンタジーが主流なこの界隈に『欧米と日本の文化の違い』に興味関心があり過ぎる人ってそう多くはないんじゃないかなと。

 少なくとも、現代を舞台にした恋愛小説でナチ○の話は出てこないと思うんだよね。

 これは別に戦争がどうのって話ではない。挙手のスタイルに対する印象の話。


 好きを詰め込む。

 それ自体は誰でもやるとは思う。

 だが、好きを詰め込む=文化のちがいの話盛りだくさんとは思わないのでは? 


 恋愛小説が恋愛っぽくないのは、そういうとこだよねとは思う。

 でも、こういう世界観が落ち着くんだよね。自分は。

 なので自分にとっては面白いけど、他の人からしたら面白くないかもなと思うので奨めない。


 非常に複雑な心境である。

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