「またね」 貴方に面と向かっては言えないけれど。

 きっとこれは何かの夢で、自分のために誰かが死んだなんて思いたくなくて。
 きっと何度も読み返したくなる。読み返すからこその生まれる深みがあるお話。

 手紙が描く淡い恋とその先を、貴方へ。