第4話
00県00市 00区00町00-00
日野 太陽様
拝啓
あれから、一年が経ちました。
今年で一回忌です。
あなたは、今。お元気でしょうか。
良ければ、お返事ください。
次は一年後。また、会いに来ます。
敬具
00県00市 00区00町00-00
日野 光留より
+*+*+*+
00県00市 00区00町00-00
日野 太陽様
拝啓
お久しぶりです。あれから、3年が経ちました。
あの後、特に何もなく生きています。
今度は、4年後。
また、会いましょう。
敬具
00県00市 00区00町00-00
日野 光留より
+*+*+*+
00県00市 00区00町00-00
日野 太陽様
拝啓
あれから、7年が経ちました。
お手紙、ありがとうございます。
拝見しました。
夢を追いかけて、その後。
無事叶いました。
隣に、あなたがいれば、よりよかったです。
次は、6年後。
また、会いましょう。
敬具
00県00市 00区00町00-00
日野 光留より
+*+*+*+
00県00市 00区00町00-00
日野 太陽様
拝啓
あれから、13年が経ちました。
あなたと、違う彼女ができました。
なので、もう会えないかもしれないです。
ごめんなさい。
そして、
今まで、ありがとうございました。
敬具
00県00市 00区00町00-00
日野 光留より
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます