第2話
二人の女の子は順調にすくすくと成長していった。けれどやはり出自が普通でなかったので、普通の人間のような成長過程を取ることはなかった。つまり、成長の速度が異様に早いのだ。ちょっと目を離した空きに、一寸、二寸くらい寸法が伸びている。二人の女の子はぐんぐん大きくなり、それなりの大きさになったところで成長は止まった。小ぶりの蕪程度だった子どもが、立派な少女たちに成長したのだ。
彼の連れ合いもはじめはその二人の女の子の登場を不気味がって怯えていたが、彼女も彼同様懸命な生活者だったので、そのうちに二人の存在もただの日常になった。それ自体は奇妙極まりない”全く前例にないこと”ではあるが、起こってしまったもの、成長してしまったものは仕方がないことなのだ。
そして何よりも、そこに既成事実としてちんまりしている二人女の子は、彼女のことを「お母さん」と言って慕ってくれる。老婆はその突然降ってわいたような幸福に、身も心も囚われてしまって、その他さまつなことはどうでもいいのだった。
そして、その甚だ現実感に欠ける現実に輪をかけるようにして奇妙なことは起こり続けた。
老人が、突然増えた二人のこどもを養うために以前にもまして野山にまじりて竹を取りつつしていると、その竹の節と節の間にきらきらしい、目にもあざやかな黄金が詰まっている。意味がわからなくて怖い、と老人はおもった。しかし、そうやって老人が不気味がって怯えていたら、女の子の一人がそれを見て、「まあこれだけでどのくらいお米が食べられるかしら」と言ったので、正気に返った(?)彼は、黄金が取れるたびに麓へ降りていって、色々のものと交換することにした。が、それでも交換しきれない黄金が溜りつづけ次第に金余りになった。そのような状態に身を置くこと自体が初めてだった老人は、当然のように狼狽した。金など持ったことがないから、使いみちだってわからない。それを教えてくれたのはやはり二人の娘たちだった。娘たちは、今現在のこの家の生活に必要なものをあれこれと言い合って、彼に金の消費方法を教えてくれた。それで、彼は、それまで住んでいた掘っ立て小屋を焼いて新しい家を建てたり、連れ合いの、継ぎだらけのそまつな着物を新調してやったり、子どもたちの着物や、みのまわりの整えもの、商人に舶来品だと言われて買った櫛や、鏡や、それを入れる螺鈿細工の小箱などなど 、老人は買い与えて、以前よりも全く、人間のすみかにふさわしいような家の中で、出入りの商人に言われるままに、「都ではこれが流行っている」だの「このような立派なお屋敷に住まうものにはそれなりに格というものが必要になる」とか「生活の質を上げたのだからそれに伴ってみのまわりのものもそれなりのものに整えなければまわりに馬鹿にされる」とか、散々丸め込まれて、次々と蔵に溜め込んだ黄金を放出したがそれでも土の中から吹き出しているかのように、その黄金色の山は減ることを知らないのだった。
そもそも竹取とはそまつな存在である。田畑も持たない彼らは、それゆえに税を負担することもないが、良民としてみとめられることもない。彼らは全く世の中の端っこで、身を小さくして生きてきたのだ。それが急に、そこらへんの領主豪族連中が、一生かかっても持ち得ないような財産を得た。元来彼ら夫婦の生活など、食って寝て働いての繰り返しである。そこへ来て、使い切れないほどのありあまる富、これをなんとするか。老夫婦は持ち腐れになりそうな黄金をめのまえにして、人生ではじめて、生活の余剰について悩むことになった。
それまでの彼らにとって、”生活”とは、日々の生活に足りないだけの不足を補うにはどうすればいいか、という点に軸が置かれていた。しかし今ではまったくの正反対、日々の生活からはみ出してしまう余剰分を、どうやったら”無駄にすることなく”活用できるのかという、まったくもって、今まで思い至るはずもなかった悩みに頭を痛ませることになってしまう。
財産などは放っておいても腐るものでもないのだから、そのままにしておけばいいという考え方もあった。生活水準を変えることなく今まで通り、突然授かった子どもたちと、山の奥でひっそりと暮らしていくのだ。
けれど最終的に、彼らは住み慣れたその土地を出た。そして、彼ら唯一の親族を頼って、彼らはいわゆる”上洛”へと目的を定めてしまったのだ。
彼にそれを決断させたのは、やはり突然彼が二児の親になってしまったということが主たる原因だった。彼は、突然一家が大金持ちになってしまったというのは、ひとえに彼女らの不思議なみちびきに依るものだと信じて疑っていなかったから、そのような彼女らに報いるには、やはりきちんとした家で、きちんとした場所で、きちんとした教育を受けさせ、りっぱな結婚式を上げるというのが一番の、功徳になるであろうとこれもまた信じて疑わなかった。
幸い、都行きに際してのあてはあった。都会に居る親族を頼るのだ。その突然の訪問に、これまでほとんど交流もなかったところの親族が、力を貸さないことはないだろうという、確信に近い感覚もあった。なぜなら、彼はすでにして、富というものの力を、嫌というほど実感し、確認していたからだ。
老人の出自がどうだろうとこうだろうと、そこに現実的な物品さえあれば、人々は平気で彼に媚びを売る。当然、富を所有しているというだけでは駄目で、その所有に説得力を持たせるためには、身なりだの、言葉遣いだのにも気を遣わなければならない。実際、山出しの彼がいちばん苦労したのがそこだった。山を降りて、ちょっとしたお屋敷街に出ている市などへ行って、それまでなら見向きもしなかった、上等な絹などを見せてもらい、そのついでに話をしていると、もう老人などには、商人の話している言葉の半分の意味もわからない。顔をひきつらせながら愛想笑いをして、その頃には身なり程度は人並みになっていた老人を、その身なりのままの中身だと信じ切ったような商人が言う。「まったく最近の税の取り立てはどうですか。人品もなにもあったものじゃない。あればあるだけむしり取って、その結果一体お上がわれわれになにをしてくれるというんです。貧乏人は益々貧乏になって、役人は益々肥え太る、お役人様の元々でっぷりした腹を余計に肥え太らせるだけのためにですね、われわれは額に汗して働いているわけですよ。まあこのようなぐちめいたことをこぼしても詮無いことですが。だってそうでしょう。遙任だかなんだか知らないけど、結局ね、都のお役人様なんて、任期の一番最初にちょっと領地を覗いて、それでハイそれまでョですよ。それで後は地方自治体に任せっぱなし放りっぱなし。実情なんて一切そのきれいなお耳には入らないんだもんね。それで一丁前に税だけむしれるだけむしりとって、それで高級官僚でございと鼻高々でいらっしゃるんだからね。あーありがたいありがたい。ありがたくて笑えてきますね」
「は、は、は」
彼は頬を引きつらせ、「ねえ。ほんとうに。あ、ちょっと小用」
とか言って、逃げ出すのは常だったのだ。
そんな目に遭ってすごすごと肩を落として通りを歩くたびに、彼は、頭が良くなりたいな、とおもうのだった。このようなことは、彼が竹取のまま重税に頭を悩ますことなく、山小屋の中で、竹ひごを編んだり、竹を削って煎じたり、風呂の焚付にと積み上げたり、していれば、起こり得なかった現象であるのだ。しかし彼は変わってしまった。それであるならば、外見と環境の変化に応じて、頭の中身もまた変化を来させなければ、釣り合いが取れないではないか。
「(俺の頭がもっと人並であったら、あの商人の話にも、こころをこめて相槌を打つことができたというのに)」
さてしかし、頭とはどうすれば良くなるものなのであろうか? 彼はそれもやっぱり、上洛への動機づけとして採用していた。
都に行きさえすれば……、そこには片田舎にはない、最高の教育と、最高の知識がそこら中にはびこっているに決まっている。きっとそうだろう。そうに違いない。だからやはり、上洛を決めたことは正しい。その感覚を下支えするものとして、彼は今までの細かな体験をおもいだしている。
それは市場での経験だ。上等な絹を手にしたときの、このような老いさらばえた小汚い男が、このようなものを買うのか? と疑う眼差し、この時代においては貨幣文化など発達していないから、米とか、絹とかが物品との交換対象になったが、然るべきものを当然のように老人が差し出した後の、今までの態度を改めるような微量な表情に滲んだ焦燥。そういう表情を何度も眼前にするたびに、彼は富の絶対的な力を知った。
おもえば、竹細工などたかが知れている。確かにそれらは、生活にはなくてはならないものだ。漁夫には魚籠が必要だし、農夫には箕が必要だろう。病人にはマダケを煎じて作った生薬が必要になるときもあるだろうし、幼い娘の髪を、櫛で梳いてやることだって、母親には必要かもしれない。しかしこの世の中の全員が全員、そういうものを欲しているわけではない。必要としている人だって、それらが壊れない限り、新しいそれを求めることはないだろう。求められないものは与えられない。それは当然のことだ。それでは人々が常に求めるものとはなにか? こちらが与える限り、喜んでそれを受け取ってしまうもの。つまり銭、黄金、この世のすべてのものが求め焦がれるもの。
世の中金よ。銭よ銭よ。
彼はそうやって、ほとんど独り決めに京へ上ることを決めてしまったが、家の中で反対意見が全く挙がらなかったというわけでもなく、というのは、一番上の娘が、彼の提案に難色を示したのだった。
彼がその理由を問い詰めると、「だっておともだちに会えなくなるもの」と、彼女は言った。
「は? トモダチ?」
「おともだちと、わかれわかれになるのはイヤ」
「いや、あのね。そういうことではなくて」
「イヤ!」
気位の高い彼女はそう言って(この頃になると、老夫婦たちは容姿の差異ではなく性格の差異によって双子を見分けるようになっている)、ギョロギョロした目で男親を睨みつけた。
彼は呆れて、ため息をついた。「あのねえ。それは理解できるけども。でもそうじゃないんだよ。ね? それに、もう二度と会えなくなるというわけじゃない」「どうしてお引越しするの」「ここよりいいところが見つかったからだよ」老人は、できるだけ明るい声を装って言った。「なにも今日明日にすぐにでも出かけるというわけじゃない。お別れだって言える時間はあるんだよ。場所だってここから半日くらいの場所なんだから、会おうと思えばいつだって会える。これは言い切ってもいい」
女の子はぶすっとして、それきり黙り込んでしまったから、彼はそれで納得してもらえたのだとおもっていた。
が、次の日になって、暗くなっても彼女が帰ってこないので方々を探し回っていると、そのおともだちらしき男の子に連れられて、彼女はべそべそ泣きながら帰ってきた。
「心配したんだぞ!」
男親が怒鳴ると、女の子はそれをきっかけにしてギャーとすごい声で泣いた。それを慰めるように、となりに立っていた、そまつな布を巻いただけの妙に白っぽい印象のある男の子が、彼女の背中を撫でながら言った。「叱らないであげてください」
男の子の、鈴を転がしたような声を、男親は不審感を持って聞いている。「好きで泣いているわけではないのですから」
しかし最終的に都行きは決行された。もう長女も何も言わなかった。何も言わないで、笠をかぶってじっとしていた。
そして出発の朝、一家は元住んでいた家を焼いた。何のためにそんなことをするのか? とか、そこまでしなくてもいいのでは? などといった反対意見が出るのを見込んで、老人などは、「過去を決算する必要がある」とか「二度とここへ戻らない、不退転という言葉を知っているか」とかいった理屈を用意していたが、誰も何も言わなかったので、そのままになった。
家は、早朝の清々しい空気の中で豪快に燃えた。老人はその炎の燃え立つ姿を眺めながら、ほのかに興奮していた。彼や連れ合いが長年、ほころびが出るたびに繕って、だましだまし着続けてきた着物も、欠けた茶碗も、売れ残りの竹細工も、一緒に住んでいた家蜘蛛も、逃げ遅れたねずみも、みんな燃えた。
「あ、竹とんぼ!」
一人の女の子が、おもいだしたように言った。「燃える、燃える!」
燃え盛る小屋の方へ走り出そうとした彼女の腕を、老人は慌てて引いた。「もう遅いよ。諦めなさい」「燃える!」「また作ってあげるから!」彼が叫ぶように言い聞かせると、その剣幕に女の子はギャーと泣き出した。「行きたくない。ここがいい。離れたくない」「今更そんなことを言うんじゃない」彼は少女をとがめたてた。女の子は男親に怒られて、それから小屋が完全に燃えてしまうまで、グズグズと泣いていた。もう片方の女の子がそれを慰めるようにしていたが、それでも女の子はずっと泣いていた。
彼は興を削がれたような気がした。せっかく、清々しい気分で、新しい気持ちで、新しい場所にこれから出向こうとしているのに。この女の子は、このように出鼻をくじくようなまねをして、一体何を考えているのだろう……
それから彼らは人の住んでいるところまで降りていって、小金を持たせて、荷物を運ぶための馬だの、従者などを集めた。彼がてきぱきと、まったく家長精神を発揮させて張り切っていると、普段から懇意にしている農家などが、出てきて、「一体この騒ぎはどうしたことか」と尋ねるので、彼は親戚筋に当てがあり都に仕事を紹介してもらうことになった、もう自分たちも歳だし、先立つものなど元々からしてなにもないのだから、最後に一花咲かせるのもいいだろうということになった、つきましてはとていねいに挨拶をし、これ選別にと特別にあしらえた竹櫛などを進呈すると、農夫は目を白黒させていた。
「それでは、みなさんさようなら。どうかいつまでもお元気で」
さて、都に無事到着し、親戚筋(連れ合いのいとこの婿をとった先の主人の姪)を頼ると、はじめは怪訝な顔をされたが、やはり富の力は偉大というべきか、然るべきものをちらつかせると、先方はすぐに力になってくれた。都の外れの方ではあったが、空き家同然になっているというほとんど廃墟と化しはじめている屋敷を紹介してくれ、職人などを雇って、それを人心地のする屋敷に仕立て上げた。彼は、その親戚筋の男がもののついでにできればいいんだけど、とお伺いを立てきたので、それに喜んで応じ、彼の家の築地の壊れている場所や、人手が足りなくて荒れている庭やなんかの草を刈り取る職人なんかをどんどんやって、家主に喜ばれた。更にその親戚筋の男が、この屋敷も元々古いのをタダ同然で譲り受けて、少しずつ補修しながら暮らしてきたが、どうやらガタが来始めているようだ、どうせなら新しく立て直して、清々しい気持ちのする邸に住みたいものだ、などというので、ああいいよいいよと老人が言っているうちに、結局その邸内には新築の、まだ檜の匂いがたっぷりする、すてきな家が建ってしまったのだった。
そのような新築の屋敷が突然現れ出でるようなことがあって、近所の連中が黙っているはずがない。もとより狭い都の中だ、その評判を聞きつけて、その家には幾人もの親戚連中(自称含む)が流れ込み、資金源を尋ねて暇がなかった。そして竹取はあちこちに紹介され、それで、金が人々との縁を繋げるというのを知っているから、求められるままに、金を貸し付けていたら、いつの間にかその辺一帯の評判を取るようになった。
古いものの本などによれば、竹取の名が一躍有名になるのはその美しい娘によってとある場合があるが、まずはじめに彼が有名になったのは、その本人の蓄財によってであったのだ。
竹取は都から離れて半日ある場所から黄金を移動させてきた。讃岐邸と名付けられた屋敷の蔵のなかには、それこそ唸るほどの黄金が蓄財されていて、どうしてか減ることを知らなかったので、彼の財力を当てにして、方方から人が訪れた。彼から金を借りた人間の多少はその金をせしめたまま姿を消したが、すべての人がまた踏み倒すということもなかったので、彼の蔵にはまだ白く染めていない白絹や、きれいに染められて、まだ染料のにおいがふんぷんとする反物なんかがたっぷり積まれ、富は富を呼ぶらしく、竹取はますます富に肥え太って行った。
ある日、それは三日月の頃の晩であったが、老人は連れ合いに瓶子でにごり酒を注がれながら、ふとおもいたって、赤ら顔をその老婆の方に向けた。「そういえば、あの子たちは一体いくつになったのかな」
「さあ……」
きれいな着物に身を包んだ老女は、膝のあたりに瓶子を置いて、じっと下を向いている。
「女の子なら、裳着でもしなけりゃならないころなのかな?」
「裳着ってなんですか?」
「ええ? お前はそんなことも……」老人は識者ぶって、大仰な態度で呆れてみせる。それから糟糠の妻に向き合って、いかにももったいぶった素振りで、彼女に説明して聞かせるのだった。
「あのね。これは大切なことなんですよ。娘たちをりっぱに成人させるということは、親としてこれはね、当然の、義務なんですよ」
「はあ」
「おまえはなんにも知らないんだねえ」老人はゆううつそうに、しかし悠然としたしぐさで、ゆったりと視線を伏せた。
「やっぱりそうしよう。あの子達のことを考えるのなら」
「考えるのなら、モギをすべきなんですか?」
「そうだよ。そう決まっているんだから。そうに決まっているじゃないか」
「誰が決めたんですか?」
「は?」彼はちょっといらっとして、「そんなことは……」知らないのだった。しかし知らないなどと、一家の家長たるべき男が、へらへらとした態度で口に出せるはずもない。なので彼は、「そう決まっているから、そうに決まっているんだよ」と、言った。
「だから、誰が?」
「だからさ、」食い下がられて、彼は土器を膝に置き、「御上だよ。京の都のお上だよ。天下御免の主上でしょう?」
「主上って?」
「なんとした」
彼は愕然として、おもわず膝にあった土器を、その場に叩きつけた。ぱん、と乾いた音がして、土器は粉々に砕け、酒がその場に散った。
「恐れ多くも、この天下を統べるところの御方を知らない? 君ね、それでよくこの私の伴侶が務まっているね」
「あいすみません」連れ合いはただその場を収めるだけのためにその言葉を口にしたに過ぎない、というようなほとんど感情の乗らない声で謝罪したが、いいあんばいに酒の回っている彼には、そのような彼女の心の裡の機微などはわからない。彼は、最近になって付き合い出した京の都に出入りしている下っ端の雑色なんかから聞きかじった知識を、ほとんどそれを右から左に「はあ、はあ」と適当に相槌を打ちながら聞いている老婆を相手に捲し立てて、それでいい気になっているのだった。
「とにかく、あれほどの器量だ。うちの娘達にも、都のお姫さま方に劣らないような、立派な裳着を執り行ってやらねばいけませんぞ」
などと、言って、ひとりでほくほくしていた。
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